こちらは、3月20日に友人と気仙沼に行った時のレポートです。

気仙沼駅でBRTから降りた後、気仙沼市役所を目指して歩きました。

気仙沼市役所も、2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災に伴う津波にやられた場所であり、到達点の表示があります。

一緒に行動していた友人からは南気仙沼で降りようと言われていたけど、自分(しゃもじ)は終点の気仙沼まで乗っていたいことや、大船渡線のポケモンウィズユートレイン🚃を撮影したかったこと、乗る予定の大船渡線の列車🚃まで時間があったことから気仙沼駅まで行ったのであります。

気仙沼駅には案内所があるので、南気仙沼とは違い迷う心配はないです。

自分(しゃもじ)にとって初めての気仙沼だったけど、友人は以前気仙沼に来たことがあると言っていたので、気仙沼市役所から目的地の海沿いまでのルートを知っていました。

周辺で船を見ることが出来たけど、こちらは気仙沼と大島を結ぶ船⛴️であります。

気仙沼で昼食を取ろうと、この日をもって最終日を迎えた復興屋台村気仙沼横丁に行った時に早く閉まっていた店が多かったです。

そんな時、隣にあるかもめ食堂を発見したので、そこでラーメン🍜を食べました。

かもめ食堂のラーメン🍜は、気仙沼らしく、魚介類が使われたスープや、サンマの香油が使われているので、海の恵みを感じました。

かもめ食堂のラーメンは、潮味を食べてみて美味しかったので😋🍴💕、これを食べる為に気仙沼に足を運びたくなる気持ちがよく分かりました。

友人も食べてみて美味しかった😋🍴💕と言っていたのでそのはずであります。

看板メニューであるラーメンの他にも、かもめのメンチカツ、牛タンコロッケ、鮪丼、サーモン丼もあるので、気仙沼の食堂に相応しいメニューであることが分かります。

かもめ食堂は、現在とは異なる場所での営業が行われ、漁師さんや観光客たちに親しまれていたけど、2006(平成18)年4月に後継者不在により閉店され、その跡地が震災に伴う津波により失われていました。

そんな中、気仙沼市出身のラーメンちばき屋(東京都江戸川区東葛西にあるラーメン店)の店主である千葉憲二氏による一言(震災復興により故郷の味を守っていきたいこと)により、震災の翌年の2012(平成24)年2月2日に、気仙沼での建築制限解除(営業再開)の繋ぎとして、新横浜ラーメン博物館(ラー博)で復活し、新横浜に居ながらにして、気仙沼がアピールされていました。

一昨年の2015(平成27)年4月5日には、気仙沼での再開準備により閉店(ラー博を卒業)され、同年11月19日に、現在の場所で営業が再開され、9年半の時を隔ててかもめ食堂が気仙沼に帰ってきたのであります。

こちらからは海を眺めることも出来るので、憩いの場所ともなっています。

このことで、復興屋台村気仙沼横丁で食べるよりも、かもめ食堂で食べることが出来て、かえって良かったと思っています。

その後、復興屋台村気仙沼横丁に立ち寄り、名物のシャークナゲット(鶏肉の代わりにサメの肉が使われたナゲット)を食べました。

我々が普段食べている三大食肉(牛肉・豚肉・鶏肉)とは異なり、サメの肉を食べる機会が少ないので、復興屋台村気仙沼横丁の最初で最後の訪問と共に貴重な機会でした。

気仙沼市はサメの水揚げ量日本一であり、高級中華料理の食材であるフカヒレの産地として有名であります。

気仙沼では、フカヒレ丼やメカカレー(メカジキを使ったカレー)も名物であり、肉よりも魚介類が盛んに食べられていることが分かります。

気仙沼市は、マジシャンのマギー審司氏の出身地として有名であるけど、アンジュルム(ハロプロ系のアイドルグループ)の佐々木莉佳子氏の出身地でもあるので、友人とこのことで話題になっていました。

その後は、目的地である亀乃湯という銭湯に立ち寄りました。

気仙沼の亀乃湯は、昔から漁師さんたちに親しまれている銭湯であり、震災の影響は受けたものの、建物自体が震災に耐えていました。

4月末には、かさ上げに伴う区画整理により閉店され、取り壊されてしまうので残念に思いました。

やはり、周辺にある気仙沼温泉に押されていることもあります。

銭湯のシンボルである富士山の絵画🗻のほか、浴槽に鯉のイラストもあったし、湯加減も良かったので、無くなるのが残念であることもそのはずであります。

出た後には、店の叔母さんとの会話やお茶とお菓子のサービスが行われていたので、流石だなと思いました。

この時に東京から来たということを話した時に驚かれました。

亀乃湯の閉店と共にこのようなことが出来なくなることで寂しさを感じています。

当初の予定では、友人と18きっぷを使って山梨・長野まで行くことになっていたけど、すぐに東北(気仙沼)に変更されたのは、このことであったのであります。

友人は銭湯めぐりが趣味であり、そのお陰で自分(しゃもじ)も亀乃湯に行くことが出来ました。

その後、気仙沼駅まで歩いて行き、気仙沼 16時15分発のドラゴンレール大船渡線の一ノ関行きに乗り、気仙沼での思い出を胸にして、気仙沼を後にしました。

気仙沼では、13時34分に到着し、16時15分に出発していたので、滞在するのにちょうど良かったです。

このように、初めての気仙沼を満喫することが出来て良かったです。本当に友人や気仙沼の皆さんに感謝しています。

画像は、復興屋台村気仙沼横丁、かもめ食堂のラーメン(潮味)、亀乃湯(銭湯)です。