2月5日は、横浜から上大岡まで、京急2100形の2133F(ブルースカイトレイン)によるまはえ号(京急×沖縄フェア2017のキャンペーン列車、快特三崎口行き)に乗りました。

こちらは、沖縄の青い海がイメージされ、シーサー、花笠マハエちゃんなどが描かれたラッピングが施されており、車内のほうも沖縄の魅力などが宣伝され、沖縄に行きたくなるような雰囲気となっています。

京急×沖縄フェア2017は、1月23日から2月28日までの間に行われているキャンペーンであり、今年で5回目を迎えています。

やはり都心と羽田空港を結ぶ京急らしいキャンペーンであり、羽田空港から沖縄への飛行機とのリンクもあると思います。

羽田空港から沖縄の那覇空港まで、JAL(日本航空)、ANA(全日本空輸)、SKY(スカイマーク)の飛行機が出ており、成田空港からも沖縄への定期便(ANA、ジェットスター・ジャパン、バニラエア、ピーチ)も出ています。

関西エリアから沖縄へは、伊丹、関西、神戸から出ているし。

沖縄へ行く飛行機は、かつて札幌や福岡へ行く飛行機と同様に、JAL、ANA共にジャンボジェットことボーイング747型機が主流だったけど、現在はジャンボジェットがなくなり、ボーイング777型機などの平屋建ての客席の(2階席のない)機種で埋め尽くされてしまったことで時代の流れを感じています。

JALは2011(平成23)年に、ANAは2014(平成26)年にジャンボジェット機が全廃となっていたし。

ジャンボジェット機は、日本の航空会社(JALとANA)から退役した現在、タイ国際航空(タイ)やカンタス航空(オーストラリア)などで未だ日本乗り入れ路線で使われています。

カンタスと言えば、京急の606F(ブルースカイトレイン)によるオーストラリアキャンペーンのラッピングでも有名となっていたし。

日本の航空会社でジャンボジェット機が全廃された理由は、運航コストや燃費の問題だけでなく、4発エンジンである為に騒音規制の厳しい大阪(伊丹)空港への乗り入れが出来ないという問題があるからであります。

大阪(伊丹)空港へは、2006(平成18)年4月1日以降、通常時に2発のエンジンの機種しか乗り入れが認められていないからそのはずであるし。

沖縄の那覇空港からは、沖縄都市モノレール(ゆいレール)が出ており、浜松町から羽田空港まで東京モノレール羽田空港線を使った場合は、東京と沖縄で2つのモノレールを乗り比べることも出来ます。

こちらは、大阪空港まで大阪モノレールを使ったことでも言えるし。

沖縄都市モノレール(ゆいレール)は、2003(平成15)年8月10日に開業した、沖縄初のモノレールであり、これまで鉄道の無かった沖縄県に鉄道が復活したことで話題になっていました。

ゆいレールの路線

那覇空港~赤嶺~小禄~奥武山(おうのやま)公園~壺川~旭橋~県庁前~美栄橋~牧志~安里~おもろまち~古島~市立病院前~儀保~首里

2019年春には、首里駅から、てだこ浦西駅(浦添市)まで延長される予定となっています。

ゆいレールの車両は、1000形による2両編成で、駅接近時には、沖縄らしく沖縄音楽がアレンジされた曲(那覇空港駅の場合は谷茶前、県庁前駅の場合はてぃんさぐぬ花)が流れてきます。

那覇空港駅は、日本最西端、赤嶺駅は、日本最南端の駅となっているし。

車両基地及び本社は、那覇空港駅付近にあります。

ゆいレールには、1日乗車券(大人 700円、小児 350円)、2日乗車券(大人 1200円、小児 600円)もあり、乗り回すことも出来るし。


小禄駅は、イオン那覇ショッピングセンターと直結しています。


沖縄で有名な繁華街である国際通りは、県庁前、美栄橋、牧志の各駅が最寄り駅であります。

首里城公園のほうは、首里駅付近にあり、徒歩またはバスで行くことも出来るし。

旭橋駅前には、沖縄バスターミナルがあり、沖縄(琉球)の四大バス会社である、琉球バス交通、沖縄バス、那覇バス、東陽バスが乗り入れています。

那覇バスに関しては、那覇交通だった頃に銀バスと呼ばれていたし。


アメリカに支配されていた沖縄(琉球)が日本に返還され(日本に復帰し)、沖縄県となったのは、1972(昭和47)年5月15日のことであり、当時は右側通行(左ハンドル)のままとなっていました。


1978(昭和53)年7月30日に、本土と同様の左側通行に変更され、琉球バス(現、琉球バス交通)は日産ディーゼル(現、UDトラックス)または日野、沖縄バスは三菱ふそう、那覇交通(現、那覇バス)はいすゞ、東陽バスは日野と指定されるようになったけど、沖縄バスに関しては、沖縄ふそう自動車の系列となっている為に現在でも譲受車を含めて三菱ふそう車に統一されています。

沖縄バスの観光バスタイプの車両のほうも、セレガーラが1台もなく、三菱ふそうのエアロバス→エアロエースに統一されているし。

三菱ふそうのバスは、2003年1月6日に、三菱自動車工業から分社化された三菱ふそうトラック・バス(ドイツ・ダイムラー社の系列、本社は川崎市幸区)となっているけど、ふそう(FUSO)のブランド名が三菱重工業→三菱自動車工業の時代から使われているので、単なる三菱ではなく、三菱ふそうで通しています。

ゆいレールが出来たことにより、これらのバスに頼っていた那覇市の交通アクセスが改善され、渋滞が緩和されたという喜びもあります。

沖縄料理は、ゴーヤーチャンプルー(ゴーヤーが使われた沖縄風の炒めもの)、沖縄そば(ソーキそば)、ラフテー(沖縄風豚の角煮)、ミミガー(豚の耳皮)などが挙げられ、沖縄で盛んに食べられている豚に関しては頭から足先まで余すこともなく食材として使われています。

沖縄そば(すば、うちなーすば)は、信州そばなどのそば粉が使われた日本そばとは違い、うどんやラーメンと同様に小麦粉が使われているので、そばなのにうどんのような雰囲気があります。

こちらはラーメンが中華そばと呼ばれていることと同様であるし。

沖縄のご当地ビールであるオリオンビール(orion)は、アサヒビールとの提携により沖縄以外にも出回っており、東京でも目にすることもあります。

年末年始になると、オリオンビールでいちばん桜ビールが発売されるので、アサヒ、キリン、サッポロ、サントリーの四大ビールメーカーで秋や冬に限定ビールが発売されることと同様であるし。

沖縄名物のお菓子である「ちんすこう」は、琉球王朝時代からの伝統があり、喜ばれる沖縄土産と言われています。

こちらにはラード(豚脂)も使われているので、沖縄らしい点もあるし。

沖縄では、現地の方言により、「めんそーれ」(いらっしゃい)と言う言葉で迎えられるけど、ハワイ(Hawaii)で「アロハ!(aloha)」で迎えられることと同様であります。

アメリカ合衆国(アメリカ)の一部となっているハワイも、沖縄によく似た点があり、ホノルルのあるオアフ島が、沖縄本島に相当しています。

沖縄県は、沖縄本島、久米島、粟国島、北大東島、南大東島、宮古島、石垣島、、与那国島などの島から成っており、那覇空港とは、JALグループの日本トランスオーシャン航空(JTA)や琉球エアコミューター(RAC)によって久米島、北大東島、南大東島、宮古島、石垣島、与那国島と結ばれています。

宮古島(宮古空港)と石垣島(新石垣(南ぬ島石垣)空港)に関しては、ANA便もあり、どちらも羽田、名古屋、関西への直行便もあるし。

ハワイのほうも、オアフ島、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島、モロカイ島、ラナイ島、ニイハウ島、カホオラチェ島に分かれており、東京からは成田空港はもちろんのこと、羽田空港からも行くことが出来るという共通点もあるし。

沖縄はハワイなどとは違って日本国内なので、パスポートが無くても楽しめる楽園でもあります。

石垣島(石垣市)は、「涙(なだ)そうそう」でお馴染みの歌手の夏川りみ氏の出身地として有名であります。

夏川りみ氏は、毎週土曜日に日テレ系で放送されている「ぶらり途中下車の旅」に旅人として出てくることもあるし。

この日は、10-300R形で橋本まで行った後にJR横浜線で横浜まで行った時に、横浜のタワレコで行われた黄金時代のイベントまで時間があったので、横浜から上大岡まで良いタイミングでまはえ号に乗ることが出来たのであります。

この時に読み方は異なるけど、黄金町(こがねちょう)駅を通過していたし。

横浜に戻る時には従来の2109Fに乗ったのであります。

京急ブルースカイトレインによるまはえ号は、2月25日まで運転される予定だけど、その最終日である25日と26日には、BIGFUN平和島で、沖縄関連のイベントが行われます。

このように、京急ブルースカイトレインによるまはえ号に乗ることが出来て良かったです。