続いては、11月26日に、 幕張車両センター(千マリ)で行われた、マリフェス2016で展示されていた、久留里線用の気動車(DC)であるキハE130系100番台のキハE130-107号車(幕張車両センター木更津派出所属)🚃です。


こちらは、2007(平成19)年に水郡線(水戸~安積永盛~郡山間、上菅谷~常陸太田間)に導入された0番台(セミクロスシートでトイレ🚻付き、1両の両運転台車(キハE130形)と2両の固定編成(キハE131+132形)がある)ベースの車両であり、久留里線には、2012(平成24)年に3ドアロングシートのトイレなしの両運転台車の100番台として、101~110号車の10両が導入され、同年12月1日に、キハ30,37,38形の置き換え用として営業運転入りし、これらの車両が一気に置き換えられていました。


キハE130番台の車両メーカーは、100番台は全て新潟トランシス製だけど、0番台には、東急車輛製造(現、総合車両製作所横浜事業所)製も含まれているので、本格的な気動車の製造が再開されていたことが分かります。


こちらは、E231系などの電車がベースのステンレス車体となっているので、電車との共通設計化によってコストが低減されています。


JR北海道のキハ201系が731系ベース、JR東海のキハ25形が313系ベース、JR西日本のキハ127系やえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインのET122形が521系ベースであることと同様であります。


JR北海道の789系電車は、キハ261系がベースてなっています。


JR東海のキハ25形は、全て子会社の日本車輌製造で製造されていました。


久留里線のキハE130系の帯色は、黄色と緑色と水色で、房総の菜の花と海🌊がイメージされています。


エンジンは、コマツ製のDMF15HZ(SA6D140HE-2)型(450PS(331KW))が1基搭載されており、音が従来型よりも静かでした。


JR西日本のキハ189系ディーゼル特急(はまかぜ号)は、同型のエンジンが2基搭載されています。


久留里線の路線


木更津~祇園~上総清川~東清川~横田~東横田~馬来田(まくた)~下郡~小櫃~俵田~久留里~平山~上総松丘~上総亀山


木更津駅では、4番線から発車。こちらは内房線の1~3番線とは異なり、電化されていないので、久留里線専用ホームとなっており、幕張車両センター木更津派出と直結されているので、同じ房総の非電化ローカル線である小湊鐵道線の五井駅に似たような雰囲気となっています。


こちらは1991(平成3)年3月16日に電化される前の国鉄→JR相模線の茅ヶ崎駅もこのような雰囲気となっていたし。


久留里~上総亀山間の閑散区間は、日中は、殆ど久留里止まりで、上総亀山行きは、木更津 13時01分発→上総亀山 14時08分着、14時23分発→木更津 15時32分着しかないです。


夕方以降は、久留里で、始発の上総亀山行きに接続する列車もあるし。


自分(しゃもじ)は、2013(平成25)年12月29日に久留里線のキハE130系に乗ったことがあるけど、当時はキハE130-102+107号車が使われていたので、実際に乗りに行ったことを思い出しました。


このように、マリフェス2016で、久留里線のキハE130系を良い感じで撮影することが出来て良かったです。


これをもちまして、マリフェス2016の展示車両のレポートは以上となります。


ご覧いただき、誠にありがとうございました。