映画『ビューティー・インサイド』 | デイリーわーわー増刊号

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「えーと、そう言えば毎日顔が変わる男の映画があったっけ。でもアレ韓流でしょ?

韓流の棚は見た事がないからそう簡単に見つかるかなーこの中からでは無理じゃな・・・あるやん!」

という上品なノリツッコミのような流れで一瞬で巡り合った本作。

 

 

家具デザイナー・ウジンはある日を境に"目が覚めると容姿が別人(老若男女人種問わず)へと

変化してしまう"という謎の現象に悩まされていた。

この事を理解している母親と親友・サンベクの助けもあり、それなりに楽しく過ごしていたのだが、

ある日の家具屋さんで中村アン似の女性・イス(家具屋だけに)と出会ってしまい運命が一変する。

 

 

前半は毎日容姿が変わるウジンがあの手この手を尽くしてイスとお近づきになるお話。

後半は気持ちが通じ合った後に起こった問題を主にイス側からの視点で描いていく展開。

顔を覚えてもらえない悲しみから顔を忘れてしまう悲しみへと変化していく流れが趣深い。

一度しか会えない人の顔をその日は覚えているけど、明日は、明後日は、明々後日はと考えると・・・

彼女からしてみればある種記憶喪失モノのような悲劇でもあるのだ。

 

 

設定のせいで大量のウジン役が現れては消えていく様はさながらポプテピピックのようでもあり

Wikipediaを見るとまるでちょっとバグってるみたいで面白い。

また僕が韓流に全く明るくないのが良い方に働き、出てくる人物を全員知らなかったおかげで

"毎日違う容姿になる"という点にノる事が出来たのはよかった。

これ、もし仮に日本版リメイクとか作っちゃったら温水洋一とか六平直政とか六角精児とかが

出てきちゃうわけでしょ。そうなったら興ざめしちゃうよね。「知ってる知ってる」ってなっちゃう。

あ、でも本作にも綾瀬はるか阪神ノウミサン似の人とか上野樹里(これは本物)も出てるけど。

 

 

そんなこんなで、SF(サイエンスフィクション)というよりはSF(すこしふしぎ)な恋愛ドラマ。

ほんのり『バタフライ・エフェクト』的な因果みたいなアレもあるけど、そこはさらっと流すし

重すぎず軽すぎず、割と広い・・・そう老若男女人種問わずそこそこ楽しめる作品でしょう。

結局一番いいヤツなのはサンベクだって事なんだけどね。結局ね。あと姉も良いね。

 

 

最後のキス無双でブサイクは省かれてたの、僕はちゃんと見てたからな。ケッ。