休日の浅草に行ったら、人、人、人、、、で溢れかえっていました
私はそれをかき分けて浅草公会堂に行きました。
これを見るためです
昨年瑞鳳流さんのリサイタルにゲスト出演された方です。
噂で「凄いですよ」と聞いたので、どう凄いのかノコノコ見に行ったのです。
電話で問い合わせて申し込んだのですが
I の21 という席だったので、そこそこ後ろで寝れる時もあるな、と思って行ったらば、
1 の21 で、 1列目のど真ん中でした
見えすぎてシワまで見えるけど、白塗りの下が男か女か全然判別できん
とにかく次々と出てくる方々が、どこぞの師範代だとか家元だとかで、それぞれに個性豊かでまったく飽きません
中には純粋な日本舞踊をやってる方もいらっしゃったようですが、長唄じゃなきゃそこは意識不明
何が私の心にビビっと来たか、といいますと、どこぞの師範らしき肩書きの方でしたが、「獅子」を踊られた方がめちゃくちゃよかった
踊りとしては、、、、知らんけど
たぶん女の人だと思うけど、体格が関取級で目立っていた上に、ひねりがイケてる
後(のち)になって、つまり獅子を表現する後半になってという意味ですが、手獅子を持ってきたのです。
手獅子は口が開いて、歯をカタカタ鳴らすようなフリがあるんですが、、、
こんな感じのやつ。
これの白いので30秒くらい踊ってから手獅子を赤いのに取り替えたら、入れ歯の手獅子になったのです
入れ歯の歯茎が綺麗なピンクで、ちゃんと口が開いてカタカタします。
ギャハハ1番前で目立たないようにしてたのに、ガハガハ笑っちゃった
もう最高 こういうのいいなぁ
私も3の線(3枚目のコメディ系)がやりたいんだけど、この容姿ではなぁ
半年に1回くらいメガネ屋に行き、そろそろ老いも手伝ってコメディアン必須アイテムの丸メガネが似合うようになったかしら、と試しに行くんだけど、まだおもしろそうな顔にはなってないなぁ
しかし楽しかった
有名な林祐樹さんもいらっしゃったけど、綺麗な人って、化けすぎてて誰が誰か全然わからんね
線の細い綺麗な女の人だと思って見てたらまさにその人で、野太い声で歌わなきゃ、女と思ってた
その人に限らず、ほんとに男か女かわからないけど、私はこの人がよかった
名前もどう読むかわからないけど、とにかくこの二代目が、なんていうか、、、雑で色気があるというか、なんというか。
うちのM成君の踊りは丁寧で、だから色気があると思っていたけど、色気はそういう問題ではないな。
色気だけでいえばこの雑なおっちゃんのが色気がある
最後にフィナーレで総出演を見て圧倒されたけど、その時に何かしらをまいたの。
見た目生○用ナプキンみたいな大きさの、ハンカチなのかな?
この人数で投げまくったから相当撒かれたと思う。
私は引っ込み思案なのでとても取りには行けなかったけど、ふと隣のおばさんを見てビックリ
5.6個鞄に入れてた上に、
このファッションで、思わず終わってから、
「一緒に撮ってもらえますか?」と、撮らせてもらいました
あーおもしろかったー
次回も行く気満々