今は希少数になったイノシシ狩猟の犬・紀州犬

 

スピッツ犬系は他にも多くいますが、15頭も学べばいいかな。

ここまで学んできてわかった事は、躾の類似性、病気の類似性、飼い主に対する忠誠心などの類似性がありますよね。

ですので、今回を最後にスピッツ系は閉めようと思います。

 

さて、今回学ぶのは紀州犬。

JKCでは年々登録されている頭数が減っているワンちゃんですね。

三重県、和歌山県の山岳部を中心にイノシシ猟犬として広まっていったそうです。

やはり、ワンちゃんは学習能力が高いので、人間としては非常に心強いパートナーですよね。

日本犬を数頭書いて学んできましたけど、犬というものは人間との関係で多種多様に発展してきた生き物だなって感じますよね。

 

紀州犬は足腰強く、忍耐強い。

そりゃそうだ。じゃないと、イノシシに立ち向かえないよね。

猪突猛進と言われるイノシシに対峙するには、どうしても対抗できるワンちゃんに進化、発展していかないと無理ですわな。

 

紀州犬って見た目白くて三角目ってイメージが強いので、『なんか困ってる?』『大丈夫?』ってかまってあげたくなる。

小生は顔に先入観があるので、足腰見てないのが、そもそも間違えた紀州犬に対する認識なんだなって思いました。

紀州犬の本当の凄さは足腰なんですね。

筋肉質、大地をしっかりと四肢で踏ん張ってる。

強い犬なんだな。

 

尻尾は差し尾。

巻尾でないのが、狩猟犬っぽい。(すいません。小生のイメージです)

気性は三角目の弱弱しさとは真逆で荒いらしいです。

じゃなかったらイノシシ相手にできないよね。

 

気性が荒いワンちゃって。。。。躾大変って聞いたことあるが。

調べた結果。。。『やっぱな』でした。

躾間違うと、または躾怠ると、他人に噛みつくらしいです。

それは、身内にもたまに降りかかるそうで、躾が最も飼い主はしなければならないそうです。

 

そういえば、どっかで3,4頭の紀州犬がクマを追い払ったのを見たことあるような気がします。

連携する紀州犬がクマを追い込んでいき、慌てたクマが逃げて行った痛快動画か何かでした。

ちなみに、日本の自治体の中には紀州犬を『危険特定犬』に指定しているそうです。

 

日本犬で他に特定犬に指定されているのは秋田犬と土佐闘犬だけだそうで、確かに他の野生動物に勝てるワンちゃんです。

海外犬も入っているので、紹介しますが、シェパード、ドーベルマン、グレートデーン、ピットブル、セントバーナードといった、犬の中でも大型&強いものばかり。

その中に、中型犬の紀州犬が入っているというのですから、凄い事です。

 

 

 

 

当然、知識素人の小生には飼えませんよ。

遠目で羨望の眼差し

それしか出来る気がしませんね。

 

え?紀州犬って白いイメージ強いけど、赤と胡麻の色もいるのですね、

知らなかった。。。

病気は?

おや?今までの日本犬と違うものもある。

 

目の病気や皮膚疾患などの症状は、スピッツ犬系でよく見るのですが、『心室中隔欠損症』が先天性なものであるようです。

なにそれ。。。?

心臓の右心室と左心室の間の筋肉の壁に穴が空いた症状?

うーん、医学的な事、全くわからない。

でも、強心剤が必要になる病気という事だから、心臓は弱いのかなって感じます。

 

小生も幼少の頃、よく学校や幼稚園などで身体検査の時に大学病院の先生が来て生徒全員に受診してくださったこと、ありますよね。

内科医の先生が来て検査してくれた経験、皆さんもお持ちでしょう?

あれで、よく、改めて心臓検査を小生は大学病院で再受診食らいました。

再受診すると問題いつも無いんですけどね。

 

心臓は生き物にとっては最大の要ですからね。

この症状を持っている紀州犬の飼い主さんは、定期的に病院で検査をしてもらう必要があるようです。

 

犬好きって言ってますけど、犬も生き物。

人間と同様に心と体の0ケアは大事だし、それは飼い主の義務でもあるんですね。

人間は苦しいとき、けがした時は、言葉で周りに助けを求められますが、ワンちゃんは吠える声のトーンを人間が理解してやれてなければ助けられないわけですから。

毎日、愛犬の観察は大事だなって思います。

 

いやぁ、スピッツ系って家族思いで、幼少期はやんちゃ、成犬はその種類によっては大人しく、勇猛果敢、優しいなどに分かれ道はあれど、一番は家庭環境で変わってくるんでしょうね。性格も。

 

人間でもよくドラマでよく聞くセリフの中にもありますよね。

『どこに生まれるかは選べずとも、どういう生き方をするかは選べるはずだ』

ワンちゃんは、飼い主が頼りですから、ワンちゃんをどう生かして(活かして)いけるかは、飼い主が選んであげなければいけませんね。

 

いやぁ、15まで書き上げて学んだこと多いな。

でも、ワンちゃんを飼って知っていくのも大事だけど、それは愛犬の事だけで全体は学べないから。

全体を知り、身近を知っておく方が対応や対処ができるかなって思いました。

 

さぁ、次回はどの系統を学んでいこうかなー。

1つ気になるスピッツ系以外のワンちゃんもいるので、そっちに学びの向きを持っていこうかな。