四国地方の弥生犬・四国犬

 
四国地方、特に高知県に多く見られる犬が四国犬だそうです。
昔は土佐犬って呼ばれてたようです。
土佐犬ってマスティフ系のイメージが強いけど。。。
調べてみたら、土佐闘犬もこの四国犬も土佐犬って呼ばれてたらしいですが、紛らわしいので、四国犬って名前になったとか、高知以外にもこの犬は存在してたので、四国犬と改めたとか言われているようです。
 
柴犬よりは大きい体躯。
どこか、狼を思わせるような色と顔。
確証は無いのですが、猟犬と狼を交配させたとかいう伝承もあるようです。
なので、家族には優しく、他人に厳しい。
理想の番犬ですね。
ニホンオオカミは絶滅してしまっているのですが、よく間違われて目撃情報が上がってしまうようです。
ニホンオオカミ見た事ないから、何とも言えないけど、こんな感じの柄の色と顔立ちだったのかって想像します。
 
でも、ここアメリカに生息しているタイリクオオカミの柄に確かに似てると言えば似てるので、見間違われても仕方ないのかもしれないですね。
日本の狼って二種類いたけど、絶滅認定されちゃってますから。
二ホンオオカミとエゾオオカミ。
どこかの博物館には剥製あるらしいですよ。
どこかは。。。。調べる時間ないっす。
 
ってなわけで、四国犬に話を戻しますが、見た目はオオカミっぽい柴犬って感じですね。
顔はオオカミに寄ってる感じしますけど、飼い主には従順すぎるほどに従順。
甘えん坊らしい。
いいねぇー。甘えん坊。
犬派の方はお世話する分、甘えて返してくれる犬とのコミュニケーションが好きなはず。
ただ、散歩は気を付けないといけないようですよ。
他人が近づきすぎると噛みつくほど、警戒するらしいですから。
まぁ。。番犬気質だからね、他人にも慣れ慣れしくされても、飼い主は困るわけで。
その分、飼い主は散歩の際はリードを短くして横に伴って歩かせる躾が必要ですね。

 

 

上の方が飼っておられる四国犬を見るに、楽しそうに巻尾を振って、ぴょんと立てた耳がまた日本犬らしいって思いますよね。

飼い主に従順、他人には厳しい番犬気質が海外では人気あります。

小生はまだ、こちらで四国犬を飼ってらっしゃる方は見たことありません。

ここ、アメリカで飼われている日本犬で見たことあるのは、柴犬、秋田犬、アメリカン秋田くらいですかね。。。

チワワは最も多く見かけますけど。

海外へ日本の犬が流れるのには賛否両論あるのも知ってますけど、海外の方にも日本犬の魅力は伝えたいなぁとは思います。
四国犬は秋田犬よりは飼いやすいですけど、基本的に日本のワンちゃんで飼いやすいと言われる狆や日本スピッツに比べると完全に上級者向きですよね。
躾も、散歩も飼い主さんが神経を集中しなければいけないし、他人には攻撃的になる一面もあるし。
これを無事突破できる躾をするのは並大抵ではできないでしょうしね。
色は胡麻、赤、黒褐色で、白色と混じってます。
 
かかる病気はやはり、共通の皮膚炎。
そして、人間も同じで加齢になると目の病気と認知症。
 
四国犬=オオカミを彷彿とさせてくれるワンちゃん。
オオカミ好きな僕には良いかもですが、現実はそう甘くない。。。
なんせ、素人ですから。
四国に将来旅行に行く事あったら、ある程度の距離感をもって見てみたいなって思います。