消費者を驚かすコラボウォッチを多数販売する・『Swatch』
他社とのコラボレーションを武器に安く、軽い、可愛らしいなどバリエーション豊富でコレクターも多い時計、Swatch。
完全カジュアルかと思えば、大人の方に着用できるシックなものまであります。
Swatchは値段を抑えに抑えているので、Swatchコレクターには嬉しいものがあると思います。
価格帯も10万円超えるものがあまりない。
そう、つまり気軽に着用できるわけです。
Swatchは若年層をターゲットに展開しているので、一生物にはなりません。
ベルトがね。。。劣化しやすいのですよ。弱点は。
でも、ベルトもバリエーション豊富で安いので、新しいベルトを買う際に色々選べて楽しめるのは利点かもしれません。
日本のアニメ『ドラゴンボール』とのコラボレーションもあれば、アメリカのアニメ『シンプソンズ』とのコラボレーションもある。その他にも、デザイナーやアーティストとのコラボ、干支シリーズなどなど。
そもそも、皆さんはSwatchと言われて何の略ですか?と質問されたらどう答えますか?
Sに騙されてませんか?
スイスウォッチの略って答えた方。間違ってますよ!
正解はSecoundWatchの略なのです。
セカンドウォッチは2番目の時計とも捉えられますが、この場合は『次世代の』とか『新しい』って意味です。
1983年にクォーツショック脱却と日本の時計に対抗する為に創設された時計でもあります。
それだけ、日本の時計性能が世界に認められていたわけです。
最初は日本に対抗心むき出しだったかもしれませんけど、今ではその日本のアニメキャラクターもコラボで使うのですから、対抗心も雪解けになったのでしょう。
こんなに1万から3万円台で腕時計が買える、大量生産とはいえ、価格を抑えているので経営大丈夫なの?って思われるかもしれませんが、Swatchは巨大なグループの筆頭会社で参加にハイレンジ、ミドルレンジなど多数の時計会社を持っています。
経営は順調でしょう。
正直、大人の男性にはあまり向いてないかもしれません。
可愛いキャラクターや女性に向けたデザインが多いので。
ですが!Swatchグループ傘下だからといって、Swatchとコラボは金銭的に無理あるだろうって思っていた時計会社が今回、コラボしたのですよ。
ハイレンジで、以前にもブログで書きました、『世界最古の時計メゾン・プランパン』がコラボしたのです。
ユーチューブでも、『スウォッチxブランパン』コラボを紹介されている方も幾人かおられますね。
皆さんびっくりしてます。
100万円当たり前のブランパンがSwatchとコラボして6万円台で購入できますからね。
そりゃびっくりです。文字盤にも{BlancPain)とはっきり刻印されてるし。
しかも、ブランパンの旗艦時計の『Fifty Fathoms』ですから。
裏蓋側はスケルトンで奇麗な海をイメージする自動巻き、しかも90時間のパワーリザーブ。あり得ない。。。6万円で。。。
ただ、ブランパンをお持ちの方にはあまり嬉しくないかもです。
(正直、小生も持ってませんが、ブランパンをお持ちの方の代わりに言いたいです。やらかしたな!)
高級時計の一角ですからね。。。
小生が持ってる腕時計の一つ、ヴァシュロンコンスタンタンがSwatchとコラボしたら、すっごく嫌だから。(グループ違うから安心してますけどね)
ブランパンの時計は、ほぼほぼ100万前後から上は果てしない。
そんな最高級時計のブランパンがどうして、気軽に装着できるSwatchとコラボなんかしたのでしょう。
答えは想像がつきます。
ブランパンは休眠していたのをSwatchグループの全面バックアップで復興した経緯があります。
だからといって、ブランパンをSwatchと掛け合わせた商品を出すとは。。。いくら傘下とはいえ。。。客層も全然違えば、ジャンルまで違う。。。
賛否両論の海外含めたYou Tubeで起きたこの商品。
気になる方はサイトへ行かれると良いでしょう。
さて、女性には嬉しい腕時計会社。
また、アニメ好き、デザイナー系の腕時計が欲しい方、可愛いもの好きな方には絶対にお勧めします。
ただ、前にも述べましたが、一生ものではないので、そこは理解したうえで買われた方がいいです。
さすがは、Swatchグループを束ねる会社です。
今後も驚くコラボを継続させておくと思います。
いやぁ。。。しかし、オメガのようなミドルレンジとのコラボならわかるけど、ハイレンジに手を出してくるとは。。。驚いた。
ハイレンジは時計界では言わば『神聖な領域』みたいなものですから。