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休眠から復活した世界最古の時計メーカー、『ブランパン』
1735年にジャック・ブランパンがスイスで創業した時計メーカーです。
彼の名前を冠した『ブランパン』
1735年って日本は暴れん坊将軍の『徳川吉宗』が治世の時代ですね。
もっと言えば、享保の飢饉から3年後の世界です。
スゴイですね。徳川幕府は15代将軍まであったわけですから、ちょうど半分ですね、
2024年の現時点から遡る事289年前ですね。
しかし、ブランパンという会社名はは1930年代に、そして意思を受け継いだレイヴィルレという会社名も1970年代に休眠体制になってしまいます。
休眠の形になった一因に日本のセイコーによる革命的な発明があります。
クォーツ(電池式)の腕時計の開発です。
クォーツ(電池式)が1970年代の時計業界を席巻しました。
誤差がほぼない、電池で動くために軽く、価格も安い。メンテナンスが電池交換のみ、
壊れても新しいのを買いやすい。
このクォーツの登場により、機械式腕時計を中心としていたスイスの時計ブランドは大打撃を受けて、失業者があふれた。
これを『クォーツショック』と言います。
(この時。。。スイスの人達は日本人嫌い多そう。。。)
これが休眠理由の決定打となっています。勿論、1932年にブランパン家最後の当主が亡くなってしまった事で、『ブランパン』という名前がスイスの当時の法律で一族の携わっていない会社はその名を冠してはいけなかったので、事実上『ブランパン』の名前はここで止まり、会社名が『レイヴィルレ』に代わってしまったのです。
そんなブランパンの流れを継いでいた『レイヴィルレ』を営業停止までに追い込んでしまったのが、先ほど述べたクォーツショックでした。
再び『ブランパン』という名で休眠から営業を再開したのは1981年の事です。
約50年間眠りについた『ブランパン』という名前が復活したのです。
彼らのスローガン『クォーツ時計は作らない』
これがブランパンの特徴になり、手動巻き、自動巻きだけを作る事にこだわります。
相当恨んでますね。。。。。
最近の腕時計愛好家はクォーツより、ズシリと重みがあって時計の中でテンプを中心に動く機械式時計を好むという時代。まさに原点回帰の時代がスイス時計メーカーには追い風になっております。(まぁ。。。腕時計以前に携帯で時間見れば済むから)となっている現代。
需要もクォーツショックの時よりはマシでも、昔の『隆盛を極める』には程遠いかもしれませんけど。
そんな世界最古の時計メゾン、『ブランパン』の代表作はダイバーズウォッチの、『フィフティーファゾムス』です。
ダイバーズウォッチの先駆けと言っても、問題ないでしょう。
これにクロノグラフがついちゃったら。。。。もうね。
お値段は言いません。
ただ、時計価格のピラミッドで言えば上から2番目のハイエンド。ハイレンジ。
参考までに、4つの時計価格のピラミッドで一番下のローレンジは0~30万前後を中心に製造している時計メーカー。
下から二番目のミドルレンジは30万~100万くらいを中心としている時計メーカー。
ピラミッドの頂点はプレミアレンジで雲上時計メーカーが占めています。
ハイレンジは、ミドルレンジやプレミアレンジに近い値段のものもたくさんある時計メーカーですね。
上記のようにはっきりとした境界線があるのはローレンジとミドルレンジで、それ以上のものは境界線がほぼ無いと言っていいでしょう。
女性用だとお勧めは『レディーバード』です。
もうね。。。エレガント!(語彙力ないのか?)
ムーンファースもあるのと無いのがありますけど、太陽とお月さまでAM/PMをイメージしてますね。
人生の節目に、あなた御自身のご褒美に。
大事な人への想いを形に。
なんか。。。宣伝ぽくなってる。。。案件でもなんでもないのに。
コホン。
興味のある方はブランパン時計で値段を直接お調べください。
これほどの歴史を持ちながら、あまり知られてないのもね。。。。
という意味で紹介させてもらいました。
何度も言いますが、時計は値段ではなく、自分自身が縛られやすい『時計』というものを、リラックスや満足感に変えられるかが大事だと思います。
素敵だなぁ。格好いいなぁ。これ見てると癒される。これ見てると満足する。これを見るたびに頑張らないとと思う。などなど。
色々な価格の時計ブランドを小生はナリフリ構わず載せていきます。語彙力ないけど。。。
皆さんが時計に興味を持たれれば幸いです。