震災で被災した住宅の復旧工事に、毎日従事しております。

私の住んでいる地域は、幸い津波が及ばない内陸部だったので、
人命や町並みまで奪われてしまうような被害はありませんでした。

しかし、建物は甚大な被害を受けている物も多く、ブルーシートで
覆われる物件が数多くあります。

地震後の翌日から、建物の復旧作業依頼が舞い込んでいますが、
すぐに自分の会社だけでは対応できる範囲を超えてしまいました。
もちろん、地域の同業者も同じ状況に陥りました。
 
動きたくても動けない、「我先に!」と殺到するお客さん・・・。
周囲には、今が稼ぎどきと言うような感覚で動こうとしている人や
それを「儲かって良いね。」・「忙しくて良いね。」と笑みを浮かべている
人たち・・・。
 
 津波は免れましたが、車で約40分も走れば全てが無くなった世界が
あります。「自分だけ助かればいいのか?」そんな憤りを感じる事も多々
あります。しかし、我欲だけにとらわれずに「こんな時期だから、
そちらの都合が付くまで待ちます。」・「津波を受けたところから見れば
命や家があるだけ幸せだ。」と言う方々にも沢山であるのが救いであり、
励みになります。

 この先、建築業者への資材供給がますます乏しくなることが予想されます。
現在、出来ている復旧作業も次第に、回らなくなるのではないかと思います。
背景には、仮設住宅の建設にまず第一に資材を供給すると言う方針と
震災や津波で資材工場や倉庫が甚大な被害を受けてしまったとがあります。

復興と復旧を考える上で、何を優先するのか政府としての方針を明確に
打ち出してほしい。例えば、被災地いる我々のような建設業者も全て仮設住宅の建設務に
招集するなどの指令があれば、現在のような混乱は軽減されるのではないでしょうか?

このまま、町並みからの復興と中軽度の被害地域の復旧が二元的に展開していけば、
工事自体の停滞だけでなく、被災者への負担が増大するのではと危惧しています。


 今後どういった事態に直面する分かりませんが、自分の出来ることを出来る範囲でやっていきます。

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震災で被災されたお宅の復旧工事に奔走している毎日ですが、
工事最終日に、心温まるプレゼント頂けました。本当に感謝です。
休憩時や作業の合間にお客様とお話しした際、私がマスクをしていたので
花粉症の話題になり、「この時期は辛いですねぇ~」というような自然な
流れの会話をしただけでしたが、帰る間際に「花粉対策品」を差し出されて、
しっかりと覚えて頂いたことに驚きと嬉しさで感動しました。
心配り本当に有難うございました。
今後ともよろしくお願い致します。


自分もかくありたいと実感しました。