「自分用だから良材はいらない」と前に書いたんですが、
専ら安いSPFやらシナベニアでモノを作ってると、
ささくれや欠けに悩まされ、
「やはり良材(高い材)を使うべきかなぁ」と思います。

額用の手持ちのブラックチェリーは、固いけれど、
ささくれないし欠けないし、カンナがけだけで輝くし、
まさに良材なんですが、25mm角の300mm長さが
一本300円もします。
少し大きめの額を作るにはこれを3本使いますから、900円。
少し高い昼食代程度です。
単価として、これを安いかといえば安いし、高いといえば高い。
大きなハギ板でも万単位ですから、無垢では買えません。
※濃い色の材がブラックチェリーです。
SHALLOW & NARROW INSIDE

バーズアイメイプルや虎杢の楢に、一時憧れました。
ただし、最初はいいけれど、後々飽きることは明白です。
ほら、美人は三日で飽きる、っていうでしょ?
歳のせいか、派手な木目の材はうるさく感じますし、
じっと眺めてみると、ジワジワその材の木目の良さが
しみじみ滲みいってくる、というのがシブくて好きです。

パインなどの針葉樹は柔らかいものの、ちょっと弱い。
節がポイントのような気がしますが、加工する際の
「ガッ」というのが、どうも気になります。

そうなると、クジライさんお勧めのタモでしょうね。
広葉樹の中では比較的流通量が多くて比較的安く、
実に地味で、欠けもささくれも少ない加工しやすい材。
ただねぇ…安いといっても棚ひとつ分の材を仕入れるとすると
僕の懐には少々重いんですよねぇ…。

やっぱりSPFかなぁ。