夏 | 浅瀬男の本音(野尻湖ガイド)

浅瀬男の本音(野尻湖ガイド)

野尻湖&桧原湖プロガイド奧泉悠介の日常を。

夏が来たねぇ!





プリ、ミッド、ポスト、アフター、回復まで混雑。
各状態の魚の好むポイントとレンジを狙い分け、モコリークローのフリーリグ&4インチグラブのライトキャロを使い分けてアフターと回復メインに数を伸ばした本日の野尻湖ガイド。


各状態の魚がどんな体力で、何を食べてるか。

そこを理解すれば、Instagramで1番多かった質問『どこのポイントが釣れますか?』の答えが見えてきます。

回遊魚のスモール。
回遊するからこそ、釣れるポイントはあってないようなもの。

午前の南風と午後の北風の野尻湖では、湖流の向きが午前と午後で変わるので

回遊ルートが変わる=午前と午後で回遊してくる(釣れる)ポイントも変わります。

ポイント名とリグだけ合っていても、タイミングが合わなければそこは『釣れないポイント』でありタイミングが合えば『釣れるポイント』です。

※プリは湖流のあたるところの餌を求めて回遊。
※ミッドはベッドから離れられないので、移動せず。
※ポストは稚魚を守るために、稚魚の行動場所と同じ行動。
※アフターは、前半戦なら泳ぎ回る体力無いからエビがいるところ、中盤&後半はワカサギを追う。
エビとワカサギの生態を知れば、そこにアフターあり。


スモールにはあってないような
釣れるポイントよりも、どういうところにスモールが回ってきて何を食べてるかを元にポイントとリグ、ワームを選ぶことが質問の答え。

濁してる訳でも、出し惜しみしてる訳でもなくて

これを元に、僕自身が毎日迷い、悩みながら釣れるポイントを探してるので、昨日のデータも1時間前のデータも参考にはするけど、アテにはせず今の回遊ルートを探し続けてます。


これこそ日替わりと言われるスモールフィッシング。




野尻湖は1日毎に凄いスピードで季節が進んでますよ。