野尻湖&桧原湖8~11月の釣り方紹介 | 浅瀬男の本音(野尻湖ガイド)

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野尻湖&桧原湖プロガイド奧泉悠介の日常を。

初心者~中級者にオススメだった4~7月に比べ、8月以降の野尻湖は11月に近づくにつれ徐々に厳しくなり、一般の方のノーフィッシュ率も上がっていき全体的釣果も落ちていきます



『普通の釣り』では釣れにくくなり、特殊なテクニックや知識、ルアーチョイスが必要になってくるので、中級者~上級者向けのシーズンであり、まさにガイドの出番となるシーズンです




8月

お盆の最初の2.3日までは降下気味ではありますが『虫&セミパターン』を堪能できます
虫&セミで25ヒット16キャッチ野尻湖ガイド

野尻湖がタフ化するのは、このお盆の3日目あたりくらいから


夏休みの人為的プレッシャー&高水温&豊富なワカサギによる飽食状態&サーモクライン発生による中層サスペンド

釣りのしづらいレンジをスモールが回遊し、水温の低い夕方~夜~朝に食事を済ませているので、日中はルアーを見付けても口を使いづらくなり、難しくなります


虫&セミパターンの消滅から移行して、朝や天気が崩れた日は水面でワカサギを追いかけたボイルが発生します

それも海のナブラのように広い範囲で長い時間

これは高水温により酸欠になったワカサギが水面近くによるため、スモールが水面で補食しているのが見え非常にエキサイティング
ナブラ祭り  野尻湖ガイド


ボイル打ちは、飛距離が出て尚且つマッチザベイトのワカサギ系ミノーで攻略するのですが、サイズや動かし方、さらにはカラーまでピシャリとハマれば入れ喰い、外すと全くダメな紙一重の面白い釣りが楽しめます
ディープもボイルも爆発 野尻湖ガイド

フットボールも下降気味ですが、釣れますし、ライトリグも特殊な喰わせのテクニックを加えることで攻略可能な時期です

この時期からのディープの釣りを覚えれば通年スモールのディープは上手くなるでしょう
特殊なディープの喰わせ技で爆釣桧原湖ガイド


ライトリグ&フットボールで船中20本超え桧原湖ガイド





9月

9月から難易度がグンと上がっていきます


魚探にはスモールとワカサギが映像としては素晴らしく映りますが、なかなか口を使ってくれません


もはや普通の釣りでは狙って釣ることは難しく、釣れても事故的


なので、重要となるのがやはり特殊な喰わせ技術やリグ、ルアーチョイス&カラーチョイスになります


奥泉ガイドではこの頃から、沖のヒメマスについて回遊しているスモールの中でも取り分け大きな個体を狙います
ヒメマスパターン

他には秋のライトリグにスレてしまったたスモールに有効なシャッド&キャロシャッドが定番です






ハニースポットで連発!桧原湖ガイド

この頃からシャローの50アップ出現率もグンと上がってきます
50アップも出た!40アップ連発 桧原湖ガイド






10月

この頃にはレンタルボートで出ている一般アングラーの方の7~9割がノーフィッシュで帰着する日が多くなります


そしてこの頃からキャロシャッドやシャッドの破壊力が低下していきます



ですが、強力なパターンは存在しハマれば2桁超え
秋の2桁超え 野尻湖ガイド

そして、50アップの可能性が1年で1番高い時期になります
ゲスト様のレコード!スモール51cm野尻湖ガイド






11月

11月もスモールの状態は10月とさほど変わりません
パターン発見 野尻湖ガイド

特殊なパターンで数釣りやサイズを狙う展開が1番おもしろいでしょう
キャッチは7本 野尻湖ガイド

15ヒット13キャッチ 野尻湖ガイド


何をやっても釣れない秋の野尻湖に、強力なパターンが存在したという驚きと、回りが釣れてない中で自分だけ狙って釣れる快感がこの時期の魅力だと思います






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