基本のお作法

 

起立

両方のかかとをそろえてつけ、足は30度開く。

目は9メートル先前方。

 

合掌

両手をあわせて親指と他の4本の間に念珠をかける。

両手は胸の前につけて合わせ、指先と上体は45度。

礼拝

合掌したまま45度前方に傾ける。

 

一揖(いちゆう)

起立の姿勢で合掌せずに状態を15度傾ける。

部屋に入ったら足を揃えて止め本尊に向かって一揖。

御本尊の前や横、厨子の前を通る時は止まって一揖。

急いでいると一揖を忘れがちなので気をつけよう。

 

歩行

左足から出る。1メートルを2歩。

後退は右足から。

階段は1段ずつ。

 

正座の姿勢

中啓がある時は中啓は前の畳の縁に平行に置く。

念珠は左手を上にして前で組む。

 

椅子席の場合の正座の姿勢は

中啓を右手に持ち双葉念珠を左に持ち

左右の手は腰にあて胸を張って座る。

中啓がない時は右手を腰に左手は念珠。

 

経本を持つ姿勢

中啓がある時は中啓は前の畳の縁に平行に置く。

念珠は左手に通して経本を持つ。

 

椅子席の場合は中啓は胸に差して

念珠は左手に通して経本を持つ。

足はかかとを付けて足は30度に開ききっちり座る。
 
簡単なようで一揖と正座の姿勢などが一番注意される。
 
声明

右手の人差し指で経本を叩いて拍を取る癖をつける。
テストでも拍を取っているかを見られます。
どうしても段々早くなるので注意。
 
音程
お声明には音程があるのでそれを聞いたら書き込んで置く。
例:ミで終わってレで出るとか。
勤行の譜は実際の長さと音程で書き込んで置くと良い。
 
絶対音感に自信がない場合は調子笛を持った方がいいかも。
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二字がな
特に注意するのはう、はっきりと発音する
テストでもここが重要視される。
 
ぜんどどくみょぶっしょ
あいじょさんよぎゃくあく
みょみょけんいんねん
 
経本の取り扱い
お経前は必ず懐中にいれておく。
浄土真宗聖典ー勤式集ーの大は大きいので
出し入れに焦る事がるので小を持つといい。
 
必ず導師の人が経本を出すタイミング、
いただくタイミング、しまうタイミングと合わせる。
 
導師が独称している時、同音の番ではない時、
お経本は膝の上に下ろす。
これがなかなかうっかりしてしまう。
気をつけましょう。