You Are My Destiny - Paul Anka
君は我が運命 - ポール・アンカ(シンガーソングライター)



ポール・アンカ(1941年7月30日 - )さんは、カナダ出身の歌手、シンガーソングライターである。「ダイアナ」などのヒットで知られている。
アンカの父親はシリアのダマスカスからカナダへ移住、母親はレバノンの正教徒移民で、彼は二人の間にカナダのオタワで生まれた。しかし彼の母親は、彼が18歳の時に亡くなってしまった。
1990年にアメリカ市民権を得ている。日本では、ニール・セダカやデル・シャノンと共に、ポップスの人気歌手となり、時にはロックンローラーと誤解されることもあった。



アンカは、1957年に自分の弟のベビーシッターへの片思いを綴った自作曲「ダイアナ」でデビューした。この曲はいきなり、Billboard Hot 100の第1位を獲得した。その後、「君は我が運命」、「ロンリー・ボーイ」などのヒットを飛ばす。



1960年代半ばからはヒット曲に恵まれず低迷するが、70年代にはトム・ジョーンズに「シーズ・ア・レイディ」を提供した。また1968年にフランク・シナトラにスタンダード「マイ・ウェイ」を提供する。これは、アンカがクロード・フランソワの楽曲"Comme d'habitude"(いつものように)の歌詞を全く新たな英詞で書き直し、自身もカバーしたものである。また、自身も1974年にオディア・コーツとのデュエット曲である「二人のきずな」を、Billboardの第1位にチャートインさせ、カム・バックした。