THE BLUE MADELEINE (dedicated to David Russell), by Giacomo Susani
ザ・ブルー・マドレーヌ(デビッド・ラッセルに捧げる) - ジャコモ・スザーニ作曲





デイヴィッド・ラッセル(David Russell, 1953年6月1日 - )さんは、イギリス出身のギター奏者。
グラスゴーの生まれ。幼少期はメノルカ島に住み、アンドレス・セゴビアらのギターのレコードに親しむ。16歳の時にロンドンに戻ってロンドン王立音楽院でヘクター・クインにギターを学び、在学中にジュリアン・ブリーム賞を二度受賞した。



1974年の音楽院卒業時にレイフ・ヴォーン・ウィリアムズ・トラストから奨学金を受け、スペインのホセ・トーマスの下で研鑽を積んだ。1975年にはホセ・ラミレス国際ギター・コンクールで優勝し、その後はアンドレス・セゴビア国際ギター・コンクールやフランシスコ・タルレガ国際ギター・コンクールなどにも入賞を果たした。1980年代後半以降はスペインのビゴを拠点に演奏活動を展開する。2014年にアリゾナ大学から音楽の名誉博士号を授与された。



ジャコモ・スザーニさんのHPから翻訳引用
ジャコモ・スザーニは、1995年にパドヴァの音楽一家に生まれたイタリアのギタリスト兼作曲家です。2014年以降はロンドンを拠点とし、市内で最も頻繁に演奏を行っています。



ジャコモはソリストおよび室内楽奏者としての需要が高く、イギリスではアテナエウム・クラブ、セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、キングス・プレイス、セント・ジェームズ・ピカデリーなどの名門会場で演奏したほか、イタリア、スペイン、オーストリア、ドイツ、フィンランド、エストニア、スイス、オランダ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポーランドなどヨーロッパ各地で公演を行ってきました。2018年3月には、ポーランドの作曲家マレク・パシェチニーがジャコモに捧げたギター独奏曲「テイト・ソナタ」を初演しました。



ジャコモは数々の国際ギターコンクールに参加し、数多くの賞を受賞しています。
2016年にはロンドン国際ギターコンクールで第1位を獲得し、2017年にはアイヴァー・マイランツ賞とデイヴィッド・ラッセル・ギター賞を受賞しました。
また、第6回ルッジェーロ・キエーザ国際ギターコンクール(イタリア、カモーリ、2012年)、ジャンニ・ベルガモ・クラシック音楽賞(スイス、ルガーノ、2016年)、第21回フォーラム・ギター・ウィーン国際コンクール(オーストリア、ウィーン、2016年)、第1回ギター・マスターズ国際ギターコンクール(ポーランド、ヴロツワフ、2016年)、第42回ガルニャーノ国際ギターコンクール(イタリア、ガルニャーノ、2017年)、第7回長沙国際ギターコンクール(中国、湖南省、長沙、2018年)、第27回コブレンツ国際ギターコンクール(ドイツ、コブレンツ、2019年)で受賞しました。



彼は2016年にIGF(国際ギター財団)の若手アーティスト・プラットフォームによって英国でのコンサートツアーに選ばれ、2018年にはEuroStrings(ヨーロッパ・ギター・フェスティバル・コラボレーティブ)の「Young Stars」プログラムに選ばれ、ヨーロッパ各地の数多くのギターフェスティバルで演奏し、マスタークラスを教える機会を得ました。