昨年の8月、富山のテレビニュースで、「作芸人磨心(Sound Machine)」の野尻博さんの訃報を知った。
野尻さんは1人で10種類以上の楽器を操る「ワンマンバンド」で活躍されていた。
僕は、金沢市内のレストランのオープン記念で、野尻さんにエンターテイメント・ショーをお願いしたことがあります。初めてショーを見た感想は、一流の大道芸人の音楽は何て楽しいのだろうと云うことでした。

インターネットで検索していて、亡くなられた状況がわかりました。お盆前の現場で具合が悪くなり富山に帰る途中、国道8号線の糸魚川トンネル付近で自動車事故となり、病院に救急搬送されました。一時、意識を回復されたようですが容体急変のため帰らぬ人となりました。くも膜下出血と動脈瘤破裂が原因のようです。享年69歳でした。

野尻博さんの「One Man Band Show」で歌って下さった「Stand by Me」は野尻さんのきっと好きな歌だったのでしょうね。素敵な歌でした。本当に音楽が好きでたまらない雰囲気と、音楽を通して人々に「幸せ」を届けたい、そんな想いを心で感じてました。

素晴らしい大道芸人の演ずるエンターテイメントが、もう見れなくなり寂しい想いをずっと心に仕舞っています。野尻博さんとたった一度だけの出逢いですが、出逢えて良かったと思っています。

お亡くなりになられて随分と遅くなって書いたコメント。富山市内の有沢橋交差点角にある「作芸人磨心事務所」を通るたびに野尻さんの素敵な笑顔が浮かんできます。野尻さんと出逢えてよかった。ありがとうございました。

 

ながの大道芸フェスティバル2011 作芸人磨心(サウンドマシン)

49分弱のエンターテイメント・ショーです。一部音割れがあるので、音量を抑えて聴いて下さい。野尻さんのショーでは、これが一番好きです。

 

Stand By Me • Ben E. King 僕のそばにいて支えになってね

ベン・E・キングさんは1938年9月28日、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ヘンダーソンに生まれました。「スタンド・バイ・ミー」のヒットで知られるアメリカの代表的なソウル歌手。

「スタンド・バイ・ミー」は、もともとは黒人霊歌の「Lord,Stand by Me」という曲であり、これにインスパイアされた形で生まれた。

ヒット曲には、「ダンス・ウィズ・ミー」、「ラストダンスは私に」などがある。

出典 : ウィキペディア(Wikipedia)による

 

歌詞の一部を紹介

I won't cry, I won't cry, no I won't shed a tear
僕は泣かないよ 涙なんて流さない
Just as long as you stand, stand by me
きみがそばにいてくれるのなら
Whenever you're in trouble won't you stand by me, oh now now stand by me

 

Stand By Me | Playing For Change | Song Around The World
 

僕はPlaying For Changeの活動中期前の頃から、YouTubeのChannelを登録しています。

音楽を通して「世界」とつながり、音楽を通じて「愛」や、「平和」を実現しようと活動している音楽グループです。

いまこの音楽グループは全世界に広がっていて、それぞれの国のアーティストの歌や演奏を編集して合体させ、あたかも世界各地のアーティストが一つの楽曲を一緒に演奏しているように仕上げられて投稿されてます。

高邁な理想のための大変な努力です。

世界の貧困問題や難民問題にもプロジェクトを通して救済の手を差し伸べています。

音楽を歌って、演奏して、世界の不都合を少しでも善くしていこうとしている、音楽によるメッセージ活動です。

この気高い目標の実現のためには、国籍も、宗教も、肌の色も、性の違いも障壁にはなりません。

僕が敬意を持つ数少ない音楽グループです。