エクス・マキナ
- 監督:アレックス・ガーランド(脚本) 撮影:ロブ・ハーディ 音楽:ベン・サスベリー、ジェフ・バロウ
- 出演:ドナルド・グリーソン、アリシア・ピカンダー、オスカー・アイザック、ツノヤ・ミズノ
世界最大手の検索エンジンで知られるブルーブック社でプログラマーとして働くケイレブは、滅多に人前に姿を現さない社長のネイサンが所有する山間の別荘に滞在するチャンスを得る。しかし、人里離れた別荘を訪ねてみると、そこで待っていたのは女性型ロボットのエヴァだった。ケイレブはそこで、エヴァに搭載されるという人工知能の不可思議な実験に協力することになるが……
清潔で透明感溢れる映像
アリシア・ビカンダー演じるAiのエヴァはフンワリとエロい、、
それは機械と人間の中間、半身半機械としての人魚のようなエロさなのか?
彼女(?)が完璧なAIであるのか?
ケイレブは所長のネイサンにその試験を依頼される
エヴァとくりかえされる会話、、それが試験
僕には、この会話、あまりにも、これまたフンワリとして
それのどかが試験なのか良くわかりまシェン
でも、どこと無く知的、、のような
ガラス越しの会話
ガラスを透して、エヴァとネイサンの影が重なる
それは人間とAIの心の重なり合いなのか?
或いは同一化なのか?
透明で知的な空気の中でAIロボット、エヴァの艶かしさが漂う
エヴァはケイレブにとってファムファタールなのか、、
そしてラストのあの一瞬、
!!!
ナヌッ?!
やられました!
なはははは
モーガン プロトタイプL9
- 監督:ルーク・スコット 脚本:セス・オーウェン 撮影:マーク・パットン 音楽:マックス・リヒター
- 出演:ケイト・マーラ、アニヤ・テイラー=ジョイ。トビー・ジョーンズ、ローズ・レスリー、ボイド・ホルブルック、ミシェル・ヨー、ジェニファー・ジェイソン・リー。ポール・ジアマッティ
シンセクト社の研究施設で開発が進められていた人工生命体の試作品L-9「モーガン」が、突如として研究者を襲い大怪我を負わせた。事態を調査するため、危機管理コンサルタントのリー・ウェザーズと心理評価の専門家シャピロ博士が現地に派遣される。しかし、調査の最中にモーガンが再び混乱しはじめてしまい……。
エクスマキナと似たような設定、ガラス越しの対話のシーンも似てる
けれどこちらは、
最初に人工生命対のモーガンが暴れて人に危害を負わせてしまうシーンがあり
常に危険性をはらんだサスペンス的な空気感が漂う
人間でありながら人間ではない危険な存在
それを周りの人間がどう受け止めるか
それをいい意味で雑観のある、時折詩的な雰囲気も漂わせる映像で
地味だけどテンポ良くエンタメ風に描いていてとても好感が持てた
人工生命体のモーガンと彼女を助けようとする女性が森の中を歩くシーンは
木々の緑と土の茶色が独特の美しさで印象的
落ちとラストもエクスマキナと対照的で苦い情感があった
ノックアウト
- 監督:ジョン・ライド(製作) 脚本:ラリッサ・ベック 音楽:ジェームズ・シェーファー
- ダニエル・チャクラン、ルビー・ジョーンズ、ランドン・ヘンネマン、アンディ・ジョーンズ、マイケル・フリン
病室のベッドで目を覚ました女性は、記憶喪失で自分が誰なのかもわからないまま病院を抜け出すが、待ち構えていた集団に連れ去られてしまう。隙を見て脱出を図り警察に駆け込んだ彼女は、自分の恋人だという男に身元を引き渡される。その時、彼女は自分の首に奇妙な数字が刻印されていることに気づく。男の部屋には、その数字が書かれたノートと銃弾入りの拳銃があった。やがて、自分と同じように首に刻印を持つ少女と出会ったことから、事態は急展開を迎える
この作品の面白いところは、先ず
映画カメラで撮られたような普通の映画映像ではない絵が全編を通してるところ
「ハードコア」という作品で使われた主観映像であったり
人工衛星から地上を映し出す俯瞰映像だったり
PC映像だったり、、、(全編PC映像の「アンフレンデッッド」というホラー作品もありましたが、それも目新しさとPCの音の使い方の上手さもあって面白かった)
各所に取り付けられた監視カメラの映像だったり
それらが上手く編集されてて、追われているヒロイン達の環境や状況にリアリティーがあった
なので、彼女たちが特殊能力を使う場面も
悪い意味でチープなB級感のあるものじゃなくて
Uチューブで観るビックリ映像みたいになってて面白かった
で、それ以上に(といってはナンですが)
映像にチョコチョコと差し挟まれるヒロインの一人のナレーションが効いて面白かった
大したこと言ってるんじゃないけど、、
どんな感じかというと
友達と一緒に時々しゃべりながら観てて、夢中になったり醒めたり
、、、、、友達と観ないし、しゃべりながら観たりしないんで、ちがうかも知んない,、なははは
う、上手くいえない、、、いつものことだけど
上手い具合に作品にテンポをつけてたという感じでしょうか
観終わった後にこの作品のタイトル、ノックアウト
彼女たちが敵を次々とやっつけるからかなあと思ってたんですが
なんか、気になって調べたら
ある意味があってそれが落ちにつながってました
延々と書いて最後に言うのもなんですが
気楽に観て、お!意外と面白いじゃんという作品なので
あまりハードルをあげずに観てくださいまし
では!