「あ、えっと、翔くんには、もう卒業したから名前で呼んで欲しいって言われて、、、」
「へぇ!流石櫻井!」
「だ、だから!その人誰ですか!」
「櫻井翔。去年の卒業生で、潤ちゃ…、松本先生の運命の番。」
「番、いるんだ、、、
え?てか、運命の番って、」
「伝説でしょ?って?
…だーかーら、世界中の何十億人といる中から、たった1人を見つけ出すことが、ほとんど不可能だから伝説って言われてるだけで、存在してるんだって。もう、何回説明したらいいんだよ。」
「いや、俺説明されたの初めてっすけど。」
「ホント…すごいよね。まさか運命の番が見つかるなんて。」
櫻井との思い出が、様々に蘇る。
「ま、菊池もせいぜい頑張って運命の番見つけなよ。」
「綺麗な人だったらいいなぁ〜。」
そう言った彼が、ちらりとこちらを見た。
ーーー
翌日。
授業中であるはずなのに、コンコンコン、と、社会科準備室のドアをノックする音がした。
どなたか先生だろうか、と、思って返事をする。
「…あれ?えっと、、、」
昨日の昼休み。
保健室でお昼を食べてたら来た、、、
「きくち、だっけ、、、、、、?」
「そうです。菊池です。」
「サボり?」
「サボりです。」
ニコニコと笑っている彼の姿が、翔くんと重なる。
どこか懐かしさを感じてしまった。
「…社会科準備室、初めて来たんですけど、、、結構広いんですね〜…あっ!ソファーもあるじゃないっすか!」
嬉しそうに破顔させると、すぐさまソファーに横になった。
…翔くんもよくここで寝てたよな、、、
「…。」
「……なんでそんな寂しそうな顔で俺のこと見るんすか。」
「え、、、」
「完全に顔がシケてますよ。
あ、、、例の櫻井翔って人のことすか?」
「ん…まぁ、ね。」
「授業聞く何倍もこっちの話の方が面白そうなんで、その人のこと、教えてくださいよ。ねっ、いいでしょ?」
「、、、仕方ないな、、、、、」
とか言いつつ、心のどこかでは誰かに聞いてほしかったのかもしれない。
そこから俺は、櫻井翔のことについて事細かく話した。
出会いから現状まで、全部。
「せんせーの寂しさの原因はそういうことだったんっすねー。うんうん、なるほど。
…運命の番だから、体が離れていくことはないでしょうけど、気持ちが離れるのは辛いですよねー。」
「…え?」
「いや、櫻井さんにはもう気持ちがないとか、そういうことを言いたい訳じゃないっすよ?」
「…離れる訳ないでしょ。だって、あんなに、あっちから、、、」
…それでも、もしもの可能性があって言葉に詰まる。
どうしよう。
もし、俺の知らないところで、翔くんが誰か他の人のことを好きになっていたら。
嫌な考えがいくつも浮かぶ。
もし、、、もし………。
さて、前回から登場したセクゾのふまさんですが。
新たなパーソン誰にしようかなぁと悩んだところ、すぐに彼の名前が浮かんだんですよね。
キャラ的にも恐らく彼にピッタリで←
ふまさん(ごめんなさい、なんて呼べばいいのか分からないんです…卍って呼ぶのは流石に…←)、個人的に結構好きなんですよね笑
私ツボ浅いので、面白い人は誰でも好きなんですけど
嵐(翔潤)以外に顔で好きなジャニーズは絶対作らないと決めているので、好きになる決め手は面白いってところになっちゃうんです。
(もちろんジャニーズみんなカッコイイんですよ!!!!!)
まぁでもふまさんアニキ会でゴリゴリの櫻井担ですし、ニノさんでの潤くんとの絡みも面白すぎて何回もリピりましたし。
特に某番組での、「許せない!!!」は彼の代名詞ですよね(おい)
でもananとか見てたらふまさんめちゃくちゃいいカラダしてるんだよなぁ……。
てことでふまさんがこれから翔潤にどう関わっていくのか、、、
もう既にお分かりかと思いますが^^;
友人にセクゾ担がいるだけで、知識はほとんどないただの翔潤担が書くふまさんですが、どうぞ温かい目で見守ってやってください🙏