っ!!」


「まあ、、、そういうことですよね。」


ぐい、と強く肩を掴まれたと思ったら、厚ぼったい翔さんの唇が、俺の唇に下りた。


「はぁ、、、俺もやば、、、、、」


         っ!!しょおさんっ!


ぷはぁ、と離された唇。

唾液が糸を引く。


「早く、、、欲しい、、、、、」


「ま、待って!あ、おわっ!!!」


強い力で押され、バランスを崩して床に尻もちをつく。

やばい、床に座り込んだら余計に不利過ぎ、、、


「まっ、翔さん、一旦落ち着いて!!!」


「ん〜〜〜〜、、、」


翔さんの後ろへ視線をやると、寝起きのリーダーとばっちり目が合った。


あ、やば。

って思っても、時既に遅し、ってやつで。


              っ!!!ちょっとー!リーダーまで!


あくびを1つしながらこちらに来たリーダーは、脇腹をやらしい手つきで撫でた。


「お、俺そもそも男1人とも相手したことない、のに、、、」


あー、やばいやばい。

相葉くんもこっち来たし、さっきまで普通に喋ってたニノももう発情期ってやつに入ったのかな。


相葉くんと一緒にこちらに来た。


ほらもうみんなの目が確実に熱を帯びちゃってるってか、、、


焦りながらそんなことを考えている間に、リーダーが俺のシャツを捲ってきて…、


「あーっ!!!ストップストップストーップ!!!みんな落ち着いて!1回座ろう!ね?」


そう叫ぶと意外にもみんな素直で。

4人横並びになって、俺の真ん前に座ってくれた。


「えーっと…自我はある、、、よね?」


そんな、呪われてる訳じゃないだろうし。


何だかんだ、1番しっかりしてそうなニノをちらりと見る。


「まぁ…一応?Jを襲いた過ぎて、手が震えてますけど。」


翔さんは…もう早く食べたくて堪らないって顔してる。

危ないっぽい。


というか、翔さんが一応白猫なのがウケるんだけど。


リーダーは…いつも通り掴みどころがない。


相葉さんは黒葉くんの進化途中…かな?←


「そもそも相葉くん、変な薬貰ったらダメだよ。飲むなんて尚更。」


「ごめんってばー。」


「で…とうすればいいの?俺、男の相手なんてしたことないけど。」


しかも4人、、、

でも、望みは俺しかないし、戻さないと仕事にも行けない。


「別に最後までしなくていいんです。ただ、Jのを貰えれば。」


「松潤のせーし。」


「、、、っ、」


自分の顔が紅くなっていくのを感じる。

そりゃメンバーと真正面からこんな話したことないし。


「もう…俺らに身体委ねちゃってください。」


時折吐息を漏らし、顔を歪めるニノ。

左手首を押さえつけている右手。


今俺が4人にとってどれだけ欲しがられているものなのか、よく伝わる。


…正直発情中の4人に身体を委ねるのは怖い。

でも、道がそれしかないのなら。


「…分かった、よ…でも、優しく、してね?」


俺、飲みに来たんだよね、、、