甘噛DJ・パート② | 秘密結社「愉快な仙台仲間達」

秘密結社「愉快な仙台仲間達」

Datefm(FM仙台)清春レギュラー番組
「SHAKEBEATS~清春と愉快な仙台仲間達」
番組オフィシャルブログです

パート①から続き

TALK③

清春氏「あのー確かに、DVDもLIVEも価値は落ちたよね~。落としたというか…誰かが。ちょっと安くしたら人来るんじゃないか?みたいな。楽しみは減る。減るって事は人生を無駄にしちゃう事もあるかも知れないし…でも、それを言っても通用しないような常識になっちゃってるしね。
角哲「そーですねー
清春氏「タダでCD聞けるかも知れないし、安く洋服手に入るかもしれないし…値段が下がっていって…でもLIVEはしょうがないから数千円払って行くか…みたいな。昔は当たり前だったのに。だから、金払ってんだからちゃんとLIVEやれよ!って見方になるし、それは勿論なんだけど、俺なんか、LIVE見に行ってアーティストが怒って帰ったりとか、ハプニングあったら逆に見れてラッキー!みたいな気持ちあったよ。
一同「なるほど~
清春氏「で、もしLIVEに来るのであれば、アーティストもお客さんも、来て良かった!ってお互いに思いたいじゃない。お金払って来て良かったって思って欲しいし、僕らも買って貰ったから頑張ろうって気持ちになりたいし。
角哲「お客さんは、お金払ってやってる、アーティストもLIVEやってやってる…って気持ちではなく、お互いに何か得ようとする意識って大事ですよね。
清春氏「これ、ホント、講演会開きたいっすよね(笑)A●B選挙もそーだよね。お金払って何かに参加するって意識はあるけど、根本を考えるとみんな働いてお金貰っているわけですよ。僕らみたいなアーティストのファンを雇用している経営者がいて、僕、その経営者からお金貰っているような気持ちにもなるんですよ。その先にも、消費者がいるからその会社が成り立つわけで…いったい誰が凄いのか。グルグル回ってるけど、誰かがそれを止めた時に回らなくなる。ま、貯金は良い事だけど、みんなやると失速する。だから値段落とすと安く買えるからいいって意識になっちゃうとねぇ。
サンダー「先日、とある本を読んだんですが、今は音楽も無料ダウンロードできるし色々あるけど、実は世の中って無料な物は何も無くて、絶対カネ払ってるわけ。無料無料っていうけどインターネットするにも携帯使うにも金はかかる。好きな物にお金を払うとしたら、その人の本当に好きなものは何なのか?ってことなのさ。だから、例えば黒夢がすきだったら、黒夢のCDを最初から買った方が一番喜びあるだろうし、分かりやすい表現じゃないかと。
清春氏「間に何か経由するればするほど金が掛かってるわけです。
サンダー「そう。インターネットには金払う。じゃあ、あなたはインターネットが好きなのか?と。PCや色々そろえたら十万とか掛かるでしょ(極論)
清春氏「そうそうそう。
サンダー「勿論、例えばの話だから、仕事や調べ物とかでインターネット必要だし色々便利だけど、数千円でLIVEやCDを買って楽しむ事って安いし素直な喜びがあると思うんです。
清春氏「いい事いいますね。


TALK④

サンダー「世の中の仕組みがチョットおかしくなってますよね。
清春氏「CD1枚作るにも、写真や印刷、プレス工場etc…色んな人が関わってるよね。CD1枚売ってもアーティストには数%しか入って来ないの。それを更にダウンロードされると割合は更にへっちゃう(汗)
サンダー「考え方の問題だけど、(勿論、自分も含めて)今の消費者って頭良いとは言えないのかもしれませんね。
清春氏「騙されてる訳じゃないけど、気づかないというか…考えないというか。
サンダー「音楽だって、無料っていっても何もしないで湧いてきた訳じゃないし、農家と一緒で、黙っててダイコンが生えてきた訳じゃないから、種をまいて肥料をまくから生えるのであって、それをタダでくれ!って言ってるようなもんじゃない?
清春氏「あとは、所有する喜びを持って欲しいなと。そーいう意味ではオタクの方々ってすごいなと。
サンダー「そうですよね。本当に欲しい物にお金を投下する。頭良いんだと思います。

清春氏「頭良いですよねー。大体、起業して成功する方ってオタクだった人も多いすからね。この先、もっともっと凄い事になるかもしれませんよ。売る側もアッサリと値段下げちゃうからね。
サンダー「ダウンロードも1曲500円とかにして、10曲入ったCD買った方が安い!って思ってもらわないと困りますよね。そーいう発想にしていかないと。
清春氏「CDで償却が終わってて、その後にダウンロードで安くしましょう~って考えから始まってて、それが逆転しちゃってる。CD出したら損する時代に突入しちゃう。で、それでアーティストが生き残る為には、クオリティを下げて経費を抑えないといけない。で、クオリティを保ちたいアーティストは、そんなレコーディングなんて、やる必要あるのか??ってなっちゃう。突き詰めた物が作れなくなる絶望感って…。僕なんか、ファンのブログとかに、自分が活動に困らない程度で売れてくれたら良いと思う~とか書いちゃうけど、それってどーなのかなー?っても思うし。
角哲「そーですねー。アーティストは人形じゃないですからね。

※来週に続く


以上!

今回は、清春氏のヤル気が上がって来たので(笑)トークが長めになり、来週も続きをオンエアします!


近々また収録ありますので今のうちに清春氏への質問、メッセージを送っておいてくださいね~。

日常の出来事、相談、そして久々に写メやセクシーネタなども大募集中!

宛先はsb@datefm.co.jpまで!

それじゃまた来週!