マテリアル【第零章〜夜神空〜】
空はいつだって見上げればそこにあって
空は誰にだって平等に光を与える
誰も空の代わりなんてなれない
だから俺は
空である事をやめない
いつまでも空であり続けてやる
「こりゃ初日から遅刻かな…?」
朝、学生ならば既に教室で教師が来るのを待っているくらいの時間
その時間にまだ自宅と学校の間を歩いている学生がいるならば、もれなく遅刻は確定である
しかし、まさに今そんな状況にありながら慌てず焦らず、急ぐ事もせず悠々と歩いている学生がいる
名は【夜神空(やがみそら)】
事故や事件に巻き込まれ、致し方なく遅れたというワケではない
寝坊
正真正銘自己責任である
ついでに付け加えると転校初日、つまり初登校である
なのに何故こうも余裕をもって歩いていられるのか?
理由はただ一つ
そういう人間
それこそが夜神空なのだ
黒髪に大きめの瞳
女性だと言われたら納得してしまいそうな顔立ちをした学生は、時間を確認出来るような物を辺り一周軽く見回し、無いと判断すると一言
「まぁ、いいや…」
アクビ一回、今まで通りの速度で歩いていく
自分のいるべき場所へ
運命に向かって…
空は誰にだって平等に光を与える
誰も空の代わりなんてなれない
だから俺は
空である事をやめない
いつまでも空であり続けてやる
「こりゃ初日から遅刻かな…?」
朝、学生ならば既に教室で教師が来るのを待っているくらいの時間
その時間にまだ自宅と学校の間を歩いている学生がいるならば、もれなく遅刻は確定である
しかし、まさに今そんな状況にありながら慌てず焦らず、急ぐ事もせず悠々と歩いている学生がいる
名は【夜神空(やがみそら)】
事故や事件に巻き込まれ、致し方なく遅れたというワケではない
寝坊
正真正銘自己責任である
ついでに付け加えると転校初日、つまり初登校である
なのに何故こうも余裕をもって歩いていられるのか?
理由はただ一つ
そういう人間
それこそが夜神空なのだ
黒髪に大きめの瞳
女性だと言われたら納得してしまいそうな顔立ちをした学生は、時間を確認出来るような物を辺り一周軽く見回し、無いと判断すると一言
「まぁ、いいや…」
アクビ一回、今まで通りの速度で歩いていく
自分のいるべき場所へ
運命に向かって…

