マテリアル・ログ -64ページ目

マテリアル【第一話〜風に吹かれて〜[第一節]】

「で、遅刻の理由は?」
教室へ向かう廊下で、横に並んで歩いている割と若くて眼鏡をした女教師が聞いてくる
案の定、遅刻した
「寝坊です」
「呆れた」
呆れられた。まぁ普通そうか
「アンタ、こういう時は嘘でも言い訳するもんでしょ」
「初対面の人に嘘つくほど失礼じゃないつもりですよ」
「遅刻する方がよっぽど失礼だよ」
「…ですね」
当たり障りのない会話が続く
会ったばかりの生徒と教師じゃこんなもんかな
「夜神空ねぇ。随分洒落た名前じゃない」
名簿らしき物を見ながら会話が途切れないように聞いてくる
「よく言われます」
「こんな名前でそんな顔じゃ色々勘違いとかされたんじゃない?」
「おかげで退屈しない人生でしたよ」
顔と名前の事を言われるのは慣れてる、というか言われなかった事がない
だから返す言葉も慣れたもんだ
「一人暮らしなんだって?両親は?」
「え…?」
言葉に詰まる
「書類とか見てないんですか?」
「そんなの見るより本人に会って話した方が手っ取り早いからね」
なるほどね。随分サバサバした人間だ。生徒にもウケが良いだろうな。教師として正しいかは疑問だけど
「ま、その年で一人暮らしするくらいだから何かあるんでしょ?深く詮索はしないよ」
「…ありがとうございます」
理解の早い人で助かる。こればっかりは何度聞かれてもどう説明すればいいかわからない
家族の事も
自分の過去も…
「おーい」
「え?あっ、ハイ何スか?」
「何って、教室着いたよ」
「あ、ハイわかりました」
プレートを見ると2-Bと書いてある
「今日からここがアンタのクラスになるワケだけど、一つ言っとくよ」
さっきまでとは違い、真剣な眼差しで語りかけてくる
「今までどんな人生だったか知らないし聞くつもりもない。けどアンタまだ若いんだ。思い詰めないで気軽に笑って生きなさいな。じゃないと人生損だよ?」
言い終わると同時にニカッと笑う。ホントに気持ちいいくらいサッパリした人だ
「…先生が言うと説得力ありますね」
苦笑しながら思ったままを口にする
「生意気。あ、そういや自己紹介まだだったね。アタシ能登瀬麻美っての。アンタの担任。何はともあれこれからよろしく!!」
悩みなど欠片も無いような笑顔で同意を求められた。だから
「お手柔らかにお願いします」
敬意と皮肉を込めたコメントを返しておいた
「ウチのクラスはやかましいの多いからね。恰好の餌食になるんじゃない?」
ドアに手をかけ、開こうとする前におどけたように言われた
「あぁ、多分その心配は無いと思いますよ」
「なんでさ?」
「見てればわかります」「ふーん、まぁわかるんならいいけど。そんじゃ、入るよ」
こうして勢いよくドアは開かれた

ニノ・バッサーズ

20080615121420.jpg
何かの落書き

元々はグレイテストのキャラとして描いていたが、色々イジってる内にイメージがズレてきてこんなんになった
これはこれで良いのだが、何か違うんだよなぁ

まぁ多分無理矢理設定作って何かしらの作品にねじ込むと思う

元は弱気で引っ込み思案なキャラで、戦いになると別人格が出る二重人格だったのさ

ま、いっか!!



あ、小説載せました
続きはまたいずれ載せます
しばし休憩

那野本姫乃

20080615121354.jpg
《ヒメの名のもと!!》登場人物

天真爛漫破天荒な女子高生
人生楽しけりゃいいじゃん!!がモットー