<健康道は、自己変革の道>
一年の計は、元旦にありで、今年こそはと、いろんな抱負を画いておられる事と思いますが、何事でもその基になるのは健康です。
健康管理の上手下手で、コトの成否が占われるのは当然と言えますが、さて健康とは病気がないことだ、病気になりさえしなければ健康であると思っている向きがまだまだ多く、病気になったら医者に行って薬を飲めば治るものだと、しごく簡単に考えて、日ごろの心掛け=心身の養生をさほど重視しないのは困ったことです。
心の持ち方だと分かっていても、さてどこをどうしたらよいかを一歩ふみこんで理解する事がなかなか難しい、というわけで、そこはさておいて、健康食品や健康機器の方が手早くて分かりやすく、しかも簡単に健康になれそうなので、そちらの方を選ぶ事になります。
物や方法は早くて便利ですが、それだけでたしかに健康が手に入るという保証はなにもありません。
やはり三原則の実践、①体力の維持 ②正しい生活リズム ③心の持ち方という地道な時間のかかる難事業をやり続けていくほかには道はありません。
精神活動の活発さという特異性を持つ人間だけが、健康管理を必要とし、理解する事ができます。
精神活動が低ければ、脳や神経に強い緊張が起こらず、負担が軽いわけですから、体に本来備わっている自然治癒機構にまかせておくだけで、体調は維持されます。
精神活動が激しいということは、強い精神的緊張の持続によって脳の電圧が高くなり、神経系の過負荷をきたしますから、動物とは比べものにならないくらい神経疲労が著しいわけです。
神経疲労の持続と蓄積は、自律機能を狂わせ、生理機構に悪影響をあたえて血液を濁らせ、さまざまな疾病を誘発します。
そこで精神をただしく活動させること、つまり、知性の向上に務め、感情の調教を学びながら、いつの間にか身についてしまっている悪習慣を見出し、改善することによってしか、うっ積した疲労を解消することはできません。
しかし、この学習と訓練には、簡単な方法なんてあり得ませんし、ちょっと耳で聞いたり一夜づけで覚えられるような知識でもありません。
経験に基づく正しい知識と、日常の生活を通し、長い訓練によって体得できるもので、しかも繰り返し自己点検し、修正を加え、研究を重ねて始めて成功といえる困難な道のりを歩む覚悟がなければなりません。
言い換えれば、真の健康人は、精神の進化、向上の結果としてもたらせれるということと、そしてこの健康道は、今までの生き方、考え方を変えようとする人々の歩む自己変革の道であり、この道を歩むことによって向上した人格、熟成した知性、優れた感性が与えられ、人類として大いなる一歩を進めることになります。
年々歳々、花相似たり
歳々年々、人同時からず
ドクター 木村 裕昭 著 「続健康塾」より
ちょっと長い文章になってしまいました~
何事も気長に、進化成長の為の自己変革の訓練訓練と思えば、前向きになれてワクワクしてきますよ~
わたしも実践者の一人で~す
とらわれず・・・ とらわれず・・・ とらわれず・・・
ラン、ラン、ラン、
ルン、ルン、ルン
ケセラセラ