廃墟マニアの気持ちがわからなくもない。

ちょっと回路が開くかも?!



そんな場所に連れて行ってもらった。

パナム・ノゴルというゴーストタウン。

ダッカから東南へ30キロ。


英国統治時代の建物?

ではなくて


ヒンドウ教徒の豪華な邸宅。


1895〜1905年に建った50軒余り。

東パキスタンとして独立し(1947年)

イスラムが主流になりつつある事に

住人は不安を感じインドに移住してしまい

廃棄された。








こちらは領主さんの邸宅だったらしい。


ヘザーフォー(全身黒装束)かぶって


写真撮影もされていて正直


「どーなんだろう?

写真も何もあったもんじゃないのでは?」


って思ったけど


唯一の露出部分の目で


人物の特定できるのね!


文化の違いだな。


これをかぶるのが、上流のいい家庭の女性


というのもあるし、


被る事により、守られるというのもあるけど、


夫が言うには


自分は隠して、他人は見るって、


自分勝手じゃない?


それは、、、私も思います。


ここだけでしか言わないけど。



このパナム・ノゴルは


ショナルガオ(黄金の都)という街にあって


ショナルガオはかつて東ベンガルの中心都市。



ムガル朝(1526〜1858年)に


都はダッカに移ったようです。(1608年)






義理の父の友人にヒンドウ教徒で


インドに移住された方がいて


その方に会いにインドに


行ったことがありますが(22年前)


その友人はバングラデシュにいた頃は


イスラムの子供からも


生意気な差別的態度をされて


インドに移住を決意されたそうです。


宗教観の対立は根深いですね。


学生の頃は親友ゆえに


イスラムへの弾圧があった時に


義理の父をかくまってくれたりして


宗教を超えた命の恩人とも言えるそうです。


死ぬまでに一度再会したい!と言っていて


それも50年ぶりにインドに出向いて


果たせました。


だから同じ様な住みにくさ又は不安を感じて


当時のここ(パナム・ノゴル)の住人も


インドに移住されたんだろうな。




それとは逆に


バングラデシュ住人のヒンドウの人が


インドに移住して最上階級の


バラモンカーストに扮して


しばらくやってましたが


バレちゃって、ダッカに戻ってきた!!


って言う人も。





それ以前の


仏教が盛んだった頃のバングラデシュは


今で言うNYの様な立ち位置だったとも


聞きます。


三蔵法師もコックスバザール(海辺)まで


回ってきたそうです。


現代のバングラデシュ人はイスラム主流なので


関係ない話でしょう。


夫も興味ないみたい。




私も子供の頃スーパーモンキー孫悟空で


人形劇見てたくらいだし。





ドラマもあったっけ!堺正章!







廃墟とかゴーストタウンって


なんか惹かれるかも。


(ここは、誰かの手に渡る前に

国が管理しちゃったそうです)