フィギュアスケート | ポツネンがポツネンと呼ばれるのにはそれなりの理由があったのだ。

先日、フィギュアの採点方式に問題はないと会長か責任者から発表がありましたね。




何をもって問題無しとしているかが分かりません。





個人的な考えですが、トリプルアクセルや4回転などのジャンプに高得点をつけてしまうと、勝者が固定されてしまう恐れがあるので今回のような採点方式になってしまったのではないでしょうか。





トリプルも4回転もできる選手は、ごくわずか。





だから努力で、まだ何とかなる演技力と構成に高得点をつけるようにすれば、まだ平等だと考えたのでしょう。





これって本当にオカシイ。





キムヨナの演技に対して



「パーフェクト」



「こんな素晴らしい演技をみたことがない」




「完璧で美しい演技だった」



というようなコメントが国内外で上がっています。





そんな人たちはお忘れではないでしょうか?





フィギュアスケートはいつから「ショウ」になったのですか?





スポーツなんですよ。間違いなく




演技の構成や演技力を重視するのであれば「アイスショウ」で十分。





スポーツとして開催する意味がない。




スポーツは自分の限界に挑戦し、自分の殻を破ることが大事だと思います。




浅田真央が「鐘」を選んだ時、「合っていない」と批判の声が出ていました。




見ていて辛くなるとも。





浅田真央の判断は、個人的には素晴らしいものだと思います。





浅田はフィギュアを「スポーツ」と考えているのです。





恐らく今回の採点方式になった時、浅田自身は金が取れると思っていなかったのではないでしょうか。





ジャンプの採点が低い。




それは、自分の最大の武器が過小評価されると最初から分かっていたのだから。





それでも彼女はジャンプを選び、3回も成功させた。




自分の決めたノルマを見事に成功させたのです。オリンピックという舞台で。




結果銀でしたが、彼女に対し「よく頑張った」という言葉で済ませてはいけないと思います。




女子で初のトリプル3回成功は、はっきり言って歴史に残る瞬間でした。




僕個人の意見としては、キムヨナの演技を素晴らしいと言っている方は




フィギュアをスポーツとして見ていません。「ショウ」として見ています。




スポーツとして見ていれば、彼女の演技は素晴らしいものではない。





一つ一つの技術は非常に高いですが、彼女の演技を見て思うのは




無難



です。



フィギュアはもっと根本を考え直す必要があります。



ジャンプを過小評価するのであれば、技に難易度なんてつけるべきではない。



難易度が高い = 高得点


は常識だと思う。






今回は非常に残念でしたが、4年後大人の女性になった浅田真央に勝てる選手はいないと思うのは僕だけでしょうかね。