彼女の病気として考えられることのまとめ
※日本イーライリリー株式会社
「大人の発達障害ご存知ですか」PDFより引用
広汎性発達障害とは
広汎性発達障害とは、自閉症やアスペルガー症候群などを含む総称である。
社会性、コミュニケーション、想像力の領域に特性があるほか、
聴覚、嗅覚の過敏さが認められることも。
発達障害のひとつであり、育てられ方などが原因となることはない。
広汎性発達障害の症状
●社会性への問題
・他人への関心が乏しい
・人の気持ちを理解するのが苦手
・人から関わられることをいやがる
・人への関わり方が一方的
・表情が乏しい など
●コミュニケーションの問題
・冗談や比喩が理解できず言葉通りに受け取ってしまう
・自分の興味のあることばかり一方的に喋ってしまい、会話が成立しにくい
・指示が理解できない
・人の表情や場を読むことが苦手
・台詞口調や、気持ちのこもらない話し方 など
●想像力の問題
・目の前にないもの、実際にない事柄を想像、空想するのが苦手であり、
概念や抽象的な事柄の理解が困難
・会話などで省略される部分を推測することが苦手であり、
常識や基本ルールがわからない人と思われがちである
●その他の特有の症状
・音や痛みなどの感覚が敏感、あるいは鈍感
・計算力や記憶力など特異な能力が突出、知的機能がアンバランスである
広汎性発達障害の人は、生活に困難を抱えながらも外からはそれがわかりにくい。
よって、気づかれにくい。気づかれにくいので「わがままで自分勝手」であるとか
「空気を読まない」などと勘違いされる。
こうした特徴は、性格の特徴ともいえるが、著しく社会生活を営む上で、
本人、家族、周りの人が困ってるのであれば対処、支援が必要である。
ADHDとは
注意欠陥、多動性障害。不注意や多動性、衝動性を特徴とする発達障害で、
生活に様々な困難をきたす。
●不注意
・集中して話が聞けない
・金銭管理ができない
・忘れっぽい など
●多動性
・よくしゃべる
・身体の一部を動かす など
●衝動性
・思いつきをすぐ言動にうつす など
このうち、全ての症状が認められる場合もあるが、
3つの症状のうち、一部が強く認められる場合もある。
大人のADHDは、子どもの頃にくらべ多動性が弱まり、不注意が目立つようになる。
ADHDの症状は、個人・環境によってもあらわれ方が異なる。
日常生活の場面ごとによる症状は以下のようなものがある。
多動性が原因で起こりやすいこと
(学校や職場で)
・会議中あるいは仕事中に落ち着かず、そわそわしてしまう
・貧乏揺すりや、机を指で叩く、など
(家庭で)
・家事をしている時、別のことに気を取られる
・おしゃべりに夢中になり、家事を忘れる
(人間関係)
・おしゃべりをはじめると止まらない
・自分のことばかりしゃべる
衝動性が原因で起こりやすいこと
(学校や職場で)
・会議中に不用意な発言
・周りに相談せず、独断で重要なことを決めてしまう
(家庭で)
・衝動買いしてしまう
・言いたいことを我慢してイライラする。
(人間関係)
・衝動的に人を傷つけるような発言をする
・ささいなことでも叱責してしまう
不注意が原因で起こりやすいこと
(学校や職場で)
・仕事に集中できない
・仕事で必要なものを忘れてしまう
・仕事を最後まで追える事が難しい
・ケアレスミスがよくある
(家庭で)
・部屋が片付けられない
・外出の準備が間に合わない
・効率よく家事をこなせない
・金銭管理が苦手
(人間関係)
・約束の時間にいつも間に合わない
・約束を忘れてしまう
・人の話を集中して聞けない
ADHDを診断される人は、こうした症状に子どもの頃からずっと悩まされている。
多くの人は自分なりの工夫や対策を考えているが、状況の改善は難しい。
そのため、自分自身を責めたり、本人が怠けている、悪気があってやっている、
あるいは親の育て方のせいといった非難や誤解にさらされ、辛い状況になる。
しかしADHDは努力不足でも、家族のせいでもない。
自分の特性を正しく把握し、適切に対応することで生活を改善していくことができる。
まずは環境調整などの心理社会的治療からはじめる。必要であれば薬を組み合わせる。
環境調整の例
用件を先送りにしがちな人
・作業を小分けにし、1つずつこなすようにする。作業内容だけでなく、作業スペースを区切る事も大事。
忘れ物が多い人
・必要なものを玄関やドアの前などの通り道に置くようにすると、ある程度忘れ物を防ぐ事ができる。
約束、納期が守れない人
・スケジュールをわかりやすい表にし、人目につく所にはる。
さらに、アラームをかけて予定の時間を忘れないようにする。
治療経過の確認 チェック表
3ヶ月毎にチェック。
●朝の支度
□朝、すぐ起きられますか?
□時間通りに外出の準備ができますか?
□忘れ物無く外出できますか?
●職場
□注意を持続して一つの仕事にあたれますか?
□順序立てて仕事を片付ける事ができますか?
□仕事の〆切を守れますか?
□仕事の内容は正確ですか?
□上司、同僚、得意先の話を最後まで聞く事ができますか?
□指示に従って作業をやり遂げることができますか?
□会議中などに、落ち着いて座ってることができますか?
●余暇活動
□待ち合わせ等、約束の時間を守れますか?
□映画鑑賞や読書などに長時間集中できますか?
□映画館やレストランなどで落ち着いて座ってることができますか?
●夜間
□家族と言い争う事無く過ごせますか?
□夜中に目覚める事無く熟睡できますか?
●生活全体
□周囲に受け入れられ、情緒が安定していますか?
□周囲と言い争いなく過ごせてますか?
□周囲と安心して一緒に行動できますか?
先日の、この記事にあげたラインのスクリンショットは衝動性であると思う。
http://ameblo.jp/shadowwork/entry-11492293784.html