『ツレがうつになりまして。』 細川 貂々 | ほんとなかよし

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「ツレがうつになりまして。」


スーパーサラリーマンだったツレがある日、突然「死にたい」とつぶやいた。会社の激務とストレスでうつ病になってしまったのだ。明るくがんばりやだったツレが、後ろ向きのがんばれない人間になった。もう元気だったツレは戻ってこないの?病気と闘う夫を愛とユーモアで支える日々を描き、大ベストセラーとなった感動の純愛コミックエッセイ。


「その後のツレがうつになりまして。」


仕事のストレスでうつ病にかかったツレは、明るい前向きな人間から、暗いがんばれない人間になった。でも、三年間の闘病生活を妻とともに乗り越え、回復したのだ。ツレの性格は以前と違うし、あきらめたこともたくさんあるけれど、ふたりは少しずつ変化を受け入れていく―。うつ病後の日々を描く大ベストセラーの純愛コミックエッセイ第二弾。


内容 「BOOK」データベースより


どんだけ宮﨑あおい好きやねんって罵声は甘んじて受けよう。宮﨑あおいと堺雅人の篤姫夫婦が再臨する映画の原作って事で購入してみました。僕は篤姫を見ていないのですが、篤姫夫婦人気に肖ったと言うよりもむしろ「ツレうつ」の夫婦イメージにぴったりな二人が配役されているのでは?と思う。失礼な事を承知で言うが境雅人さんのイメージって・・・なんか「うつ」っぽいw偏見ですよ!あくまで個人的にそう思うだけで!でもって「ツレうつ」の、てんさんに宮﨑あおいさんは最適かもしれない!夫を支える妻役は神様のカルテを見れば抜群だったし天衣無縫ぶりは少年メリケンサックなどで証明されている。・・・と、作品自体より映画化を語ってはいけないな。「ツレうつ」はうつ病になった旦那とそれを支える妻の2視点から描かれた闘病の記録。ユーモア溢れる絵と台詞で本来不幸な筈の闘病が軽快に描かれている点が度肝を抜く!うつや精神を扱う作品の多くはどこか学術的で観察眼や実戦理論に満ち溢れ、その作品自体が人の心を重くする。しかし「ツレうつ」は読めば心が軽くなる。僕は大嫌いなジャンルだが癒し系やスピリチュアル系が好きな人が読むと良いのかもしれない・・・では何故この軽快さが生まれるのか?と問われれば一重に作者てんさんの夫への愛。実の所それだけが処方箋だったかの如く描かれている、うつ病に関して~しなさい。だとか~した方が良い等の事は二の次に、私たちはこうしました!でも実は逆効果のこともやっていた!と赤裸々に書かれている所が面白い。頭ごなしにうつ病を広めるのではなく闘病生活をあるがままに描いて人々にうつ病そのものを伝播している、そしてそこにあったのは献身的で愛情に満ちた妻の姿と新しい自分を受け入れる為に努力した夫の夫婦の姿だけなのである。うつ病を学ぶ為に読むも良し!夫婦のあり方を学ぶ為に読むも良し!オススメできる一冊。さて、核家族化と少子化が進み少数精鋭で家族を築かねばならぬ現代社会で、闘病は地獄である。本当に頼るべきは家族である事を実感するのは闘病生活を送ったものでないと解らないだろう、私自身も真の闘病には程遠い経験しか積んだ事はないが、本当に家族の大切さや社会や周囲の冷たさを実感するには十分な出来事があったばかりである。本当に家族を大切にしましょうね。