―山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい―。俗世から離れようと旅をする画家は、山中の温泉宿で那美という美しい女に出会う。シリーズ百万部超のベストセラー『神様のカルテ』に大きな影響を与えた名作中の名作を、新版としてフルリニューアル。分かりやすい新注釈付き、文字が大きくて読みやすい新しい『草枕』の誕生。
「BOOK」データベースより
宮﨑あおい→神様のカルテ→草枕と連想ゲームの様に購入したのですが・・・ふむ便乗商法に載せられてしまった感が否めないですね、新書って事で文字が大きくなっただとか、注釈が入る事で理解し易くなっているだとかの理由はあれど、他社出版社420円のところを500円もぼったく・・・なんて下世話な話は辞めましょうね♪ 純粋に作品について話していきましょう。ったく人気イラストレーターに金を払った分上乗せっt・・・・てまだ言うか!!
さて、夏目漱石氏の作品はですね~「こころ」を読もうとして2度ばかし挫折して本棚に飾ってある程に馴染が無い(いや、私の読書力が足りない)んですが、まぁこれも縁って事で読書しました。
あとがきの、夏川氏(神様のカルテ著者)の「読書は縁」って言葉は共感できて、これだけでも金額upの意味はあったのかなぁなんて(ってまだ言う?普通・・・)思ったり思わなかったり。しかし「草枕」で勉強になったのは夏目漱石氏の作品の読み方です!日本文学の最高峰と呼ばれ高い漱石氏の作品は、漢検1級の試験でも受けているかのような難解な漢字・用語が連打されます!それに加えて時の海外文学や芸術にも精通されており引用や隠喩が連発!果ては俳句や漢詩と言う古典的芸術まで披露される始末!とてもじゃないが、手を出せるレベルの代物では無い。
「近所の山で毎週登山してますよ~って人をエベレストに登らせる!」それ程に熾烈極める作品!とてもじゃないですが、作品の内容をまとめたり感想を書いたりする事が出来るレベルでは無いのが、今作を読んでも感じた夏目漱石作品の印象です、ではどうやって読むのか?
無音の部屋に籠もって読書にのみ神経を尖らせて読む!もうこれに尽きます、否こうでもしなければ1行たりとも理解出来ない・・・読書をするためにのみ専念せねば出来ぬ作品、それが漱石作品。邪念なんて振り払って読むべき作品です♪・・・ったくなんで500円・・・邪念が生まれたw