誰にも愛されないなら
自分を殺して
仮面をつける
一生
道化師でいれば
誰も傷つかない
冗談だといえば
己も傷つかない
笑顔で
聴覚を失えば
笑顔で
視覚を失えば
表だつモノは失わない
自らを引き換えに
血を力に
痛みと共に
自分を殺す
体から流れ出る液体は紅い
何をしてるのは分からない
何をすればいいのかも
周りに侵されないように
全ての罪から逃げるために
全ての事柄から逃げるように
私は今日も刃物を握る
だって、
これしか知らないもの
これしか抑えられない
安定剤であればあるほど
腕ばかりがキリキリと悲鳴を上げる
痛い
痛い
わかってる
けど
やめない
やめたら
存在していることにならない
痕をつける
痕を残す
これでまた
存在することが許されるなら
私はまた傷をつける
キリキリと
骨が見えるまで
抉れば
きっと
救われるのに