いま、自分の素直な気持ちを言えない人がとても多いと思う。

 

なんでだろうと、ずっと長いこと考えていた。

 

それが昨日ふっと思いついたのだ。

 

自分の本当の気持ちに気がつかないほど

 

「自分の事を先にする人は自分勝手」

 

「他人の事を優先する人がいい人」

 

と教育されているから、無意識のうちに良い人になりたくて

誰かを優先しているかのように理由付けをしてしまう。

 

そんな人が増えていて、夫婦でも、家族同士でも、自分の本当の気持ちを

奥深く押し込んでいるから、これがいろいろな問題を起こす原因になっていると思う。

 

多くの人が、教育によって教えられた"いい人"を無意識に演じてしまっている。

 

無意識に"自分の為→誰かのため"に変換してしまっていたりする。

というのは、たとえば、

ほんとうは自分が周りから良く見られたいから年寄りに席を譲ったのが本音とする。

しかし、その事に自分ではっきりと気がつかないで、

この人が年を取っていて可哀想だから、という理由を持ってきて

席を譲って、自分ってなんて優しい人間だろうと自己満足するということ。

それは、一つも悪い事ではないのだけれど

問題は、自分のためにやっていることを、可哀想な老人のためにと無意識にすり替えてしまっているところなのだ。

 

なぜそんなめんどくさい思考になってしまっているかというと

 

学校教育でさんざん

 

他の人の事を考えなさい、

誰かのためにすることは良い事だ、

自分の事を優先するべきでない、

 

などなど、教育されているからなのだ。

 

だから、何かをする時に自分のためにすることを

無意識のうちに誰かのために、と変換をするようになってしまっているのだ。

 

これはもう戦後教育のなせる業で、そのころ小さかった子どもたちは既に

その考え方に染まってしまっている。

 

その考え方に染まってしまっている、おじいちゃんおばあちゃんに

育てられた子どもも、そのまた子どもも染まっていってしまう。

 

この悪循環から離れて、なるべく自分に素直に生きて行こうとわたしは思った。