5月も最後となりました。
ここでこのコメントしなくても良いかとも
思うのですが、
5月の内に書いておこうと思いました
今月早々にターファイトクラブの
オルフェーヴルっ子、ベネボレンスちゃんが
引退となりました。
5月1日
美浦・勢司和浩厩舎で調整されています。
この中間、関係者でベネボレンスの
今後について協議を行いました。
その結果、現状からは、
未勝利戦が終了する迄にゲートが改善して
レースに臨める態勢が整う可能性は低く、
また、気性面を考えると、
これ以上競走馬として歩ませるのも厳しい
という判断に達し、
誠に残念ながらこのまま競走馬登録を抹消して、
ファンドを解散することが決まりました。
今後は、千葉県白井のJRA競馬学校に
練習馬として寄贈する予定です。
ベネちゃんは早々に出資し、
何度もナカノファームさんに見学に
行かせてもらった思い入れのある子でした。
昨年10月にデビューして4戦。
全て12着と言うある意味面白い記録を残し
引退となりましたが、
特に最後の一戦、今年1月のレースでは
ゲート入りを拒否し、
目隠しして入れられる状態に
当然ゲート再試験。
そして4月にはゲート試験も不合格でした
コメントの通り気性難と言われていますがねぇ。
ナカノファームさんでは
タイセイキスミーちゃんといつも2頭で
放牧されてました。
生産牧場さんでは
とても穏やかな良い子でしたよ
ただちょっと気になっていたのは
1歳時の放牧はやはり多頭数で広大な放牧地
が一番
とどうしても思ってしまいます。
こちらでは、
もしかしたら見学の時だけ対応しやすいように
この放牧地に移していた可能性もありますが、
もし通常ここで放牧されていたら
牝馬2頭でさほど広くない放牧地で過ごすのは
運動量のことを考えてもどうでしょうか・・・
正直当初から気にはなっていました
ちなみにタイセイキスミーちゃんも
船橋競馬所属ですが11戦0勝です。
キスミーちゃんももちろん応援してますが
さらに
勢司厩舎さんの指示かどうかはわかりませんが
22年10月に北海道から直接
シンボリ牧場内ブラスト・ホースステーブル
(千葉県成田市)へ移動になりました。
生産牧場さんにいた時期が通常より
長くなってますし、行き先も成田市…
どう考えても相当に暑い場所です
(暑いから10月に移動だったのでしょうが)
そして23年5月には勢司厩舎に入厩し
ゲート試験にもすんなり合格しました
いったんブラストさんへ戻り
8月には再び厩舎へ
(期待高まる頃です
）
ここからなのですが、
この後４戦、ず～っと厩舎在厩のままでした。
23年8月から24年1月までず～っとです。
当初は
12着と次のレースもどこに入れられるか
分からないのに、
在厩でみてもらえるなんてありがたい・・・
と思いましたが、
結局、
放牧にも出されず厩舎にずっといたことが
気性難を激しくしたのではないか・・・
とどうしても考えたくなってしまいます
それもベネちゃんは
生産牧場、ブラストさん、勢司厩舎さん
のみで過ごしただけで、一般的な競走馬とは
かなり異なる調教過程を経た感じですね。
通常は、生産牧場さん→
北海道の育成場→
厩舎近郊の育成場→
所属の厩舎→
厩舎近郊の育成場(同じ育成場とは限らない)
ほとんどの馬は厩舎と育成場を行ったり来たりで
様々な環境におかれます。
環境が変わらないのは良いことだと
正直思っていましたが、
やはりベネちゃんに関しては
もっと違う育成過程の方がよかったのでは
と素人ながらどうしても感じてしまいます
ナカノファームさんのお話では
もちろん繁殖として戻す予定とのことでしたが
この気性難のためか、競走馬能力不足のせいか
JRA競馬学校へ行くことになってしまいました。
競走馬能力としては、
真面目に走っていないということもあって
実力は未知数だと思いますがねぇ
気性難な馬の研究でもするなら
ベネちゃんもお役に立つかもしれませんが、
競馬学校は乗りやすい馬が活躍する場所。
行き先として名前はあげられているけど
あっという間にどこかに出されてしまうものです
牝馬に出資するのは
ほとんどの子が戦績に関わらず故郷の牧場へ
戻れるから、行き先があって安心なためなのです。
元出資馬のティノちゃんや
ウートゥルメ―ルちゃんも
競馬では未勝利ですがお子さんは活躍してます
本当に、なんだかな～、どういうことかな～
というモヤモヤ感ばかり残る結果と
なってしまいました
正直、
競走馬は育成過程が最重要ですので
ここで失敗があってはどうにもなりません
出資者が(もちろん馬主様も)
現場を見ることもありませんからね～
在厩期間があまりにも長かったのにも
表に出ない理由があったのかと思いますが、
う～ん、
少なくとも今後はベネちゃんのような
育成過程になる予定の馬には出資したくない
と強く思いました
募集時の写真
オルフェーヴル産駒感満々
1歳時
とても穏やかな子だったのですがねぇ
オルフェーヴルパパにも外見は似てますよ。
競馬場にも応援に行きました。
本気で走ったら速かったと思うのですが、
本当に残念です
－＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊－
というお話とは全く別で
佐藤牧場さんの2歳の先陣を切って
本日テンノサクラコっ子の
アヤメロディーちゃんが名古屋で
デビュー戦を迎えますよ
5月31日(金)名古屋
2歳新馬 ダート900ｍ
アヤメロディー
2歳新馬 出馬表 | 2024年5月31日 名古屋5R 地方競馬レース情報 - netkeiba
まずは元気よく走ってくださいね
アヤメロディーちゃん、頑張って
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