
1997年の映画
『グッド・ウィル・ハンティング』の
オリジナル・サウンド・トラックです。
映画のテーマや淡々と流れていく感じのストーリーも好きですが、
何よりもエリオット・スミスの繊細で内省的なサウンドは、
映画、そして主人公の描写にぴったりだったと思います。
彼が奏でるメロディは、15曲中、6曲ながら、
『グッド・ウィル・ハンティング』と言えば、
ギターの繊細な響きとナイーブな歌声を
思い起こさせるほど、
そのサウンドは、私の脳裏に焼きついています。
エンドロール・バックで流れる『MISS MISERY』。
何度聴いても、じんわりと心に響く名曲だと思います。
残念ながら、
彼は2003年に不可解な死によって他界していますが、
彼が残した作品は、
いずれも素晴らしい内容で、
繊細かつ美しいメロディが紡ぎだされています。