学生デモの陰に | My Layover In Seattle

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現在アメリカワシントン州シアトル郊外に住んでいます。
アメリカでの生活、生きた英語をお届けしたいと思います。アメリカでの生活に興味のあるかた、大歓迎です!


本日も訪問ありがとうございます

ただいまシアトル午前7:4


いま、アメリカ各地の大学で学生デモが盛んに行われています。



それはもちろん




パレスチナへの熱い擁護



のはずなのだがこの学生デモの裏で大変な迷惑を被っている学生もいる。



コロンビア大学やプリンストンなどのいわゆる名門私立アイビーリーグの大学の年間授業料は1000万から1500万をゆうに超える。それを4年間通うのだから普通の家庭では多額の出費となる。




先日ニュースを観ていたらあるコロンビア大学の4年生の女子生徒が街頭インタビューでこう話していた。



「パレスチナ、イスラエルのこのデモで私は未だ就職が決まっていません。」」



それは、過激なデモの大学の生徒を雇うわけには行かない。



という企業側の理由のためらしい。。。



両親は共働きで一般家庭より収入は多いもののその4年間の授業料は半端ではなかったと言うのだ。せっかく有名な大学に通わせてもらって挙句は就職先がない。。。



彼女はコロナ禍で高校の卒業式もなく、今回このデモで授業や様々な行事はキャンセル。学校の授業の多くもリモートとなってしまった。



もちろん彼女はこのデモに参加していない。だが、コロンビア大学と言うことで、過激派扱いをされてしまったらしい。



なんということか???ちゃんと就職して親孝行する予定がこのデモのせいで彼女の人生はめちゃくちゃになったと言うのだ。



しかも皆さんご存知かわからないが、このデモに参加している多くは学生ではないというではないか???



はあ??



しかも過激派のほとんどはイスラム教徒ではないという。。中には何のためのデモかもわからないで参加している人がいっぱいいるらしい。。。



バイデンは「言論の自由」とまるでこの過激なデモを奨励しているかのよう。。ホントここ数日前にやっと反対声明を行った始末。



このデモで多くの人が迷惑を被っているこの事実。。。。



このデモで得るものって。。。。何なんだろう。。。