女社長殺油地獄変-負債4千万への道 -5ページ目

恥に死するは美徳にあらず、或いはプロの技は無力な人情に勝る故、プロ+人情なら最強

二週間経ったのね、年が明けてから。
もうすっかり日常だな。
私の日常から「完全に安堵する時間」が失せてから、もうすぐ丸四年が来る。

私は今の身の上になってから、昔からの友人と、ほとんど全ての連絡を絶っている。
最初は多分、正しい分別で見れば確実に止められることに手を出そうとしていたから、そして友人の私を思う正しい言葉によって、不安が忍び込むのを避けたかったから、だろう。

そして、うまく行かないことが分かってからは、我が身の馬鹿さ加減が恥ずかしくて、誰にも連絡できなくなった。
「どうしてるの?」と聞かれるのが怖かった。
友人に会う機会があっても、心は重く、本当のことを云わず、なるべく早く別れて帰ることを考えるようになっていた。

昨日、久しぶりに本当の意味で人に「相談」をした。
専門の人。友人ではないけれど、解決策を知っている本業の人です。
私の現状はまだ解決していないし、多くの負担を解消するには長い時間が掛かるというのは確かだけれど、久しぶりに、本当に久しぶりに「人に助けられている」という実感が、暖かくじわじわと湧いてきました。

二年前にも、同じ人に相談をしたことがあった。
その後、私の状況は別口の助けで解決した様に見えた。その人は喜んでくれました。
しかし、助けに見えたものは更なる入り組んだ苦境に私を導くものだったことが後に明らかになっていくのですが、私はそうなってしまった自分を恥じて、前の苦境で助けになってくれた人々に本当の状況を話すことが出来なくなっていました。

私は自分を恥じて、自分の現状を人に言えず一人で解決しようと藻掻いて、そのため狭い浅はかな判断で状況を悪化させるという繰り返しでした。
人情で助けてくれようとしてくれていた人々がいたのに、助かることができなかった自分が申し訳なかった。

でも、昨日専門の人に相談して初めて、私は恥で自分を殺そうとしていたことに気付きました。
私は恥と心中しようとしていたのです。人に見せ得ぬ情人のように抱き込んで隠して…。
心中と云っても、別に自殺しようとしていたと意味ではないので、勘違いして驚かないで欲しい。
実質的な解決を考えることよりも、恥じて隠すことの方を優先し、その結果自分を損ねていた、という意味なのだから。

何を言いたいかというと、恥は人を殺すものなんだな、と。
私は恥に殺され掛かっていたんだな、と。意外に日本的。
自分では結構、裏表のない明け透けな性格だと思っていたから、恥を見せまい必死な自分に気が付いて驚き。

もう恥に我が身は殺させない。とにかくそう決めました、プロの知識と人情に触れて。



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