NO 2596 知らないことは恥ずかしくない 知ろうとしないことが恥ずかしい | 社長ブログ

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社長 笹原のちょっとイイ話!

2024年9月6日

 

皆さん、お早う御座います。

 

 

毎日暑い日が続いていますね。

 

 

私が子どもの頃は、9月に入るとガラッと空気が

 

変わり、コウロギやスズムシが鳴き、

 

暑くても最高気温は30度くらいでした。

 

 

10月に入ると、暑さはまったく感じることは

 

ありませんでしたね。

 

 

まあ、50年以上前の話ですけどね。

 

 

 

 

今日のお話は、「人生の合言葉」(上甲晃著)から、

 

”知らないことは恥ずかしくない 知ろうとしないことが恥ずかい”

 

をお伝えします。

 

 

 

熟成諸君に何かを質問すると、「知りません」と

 

言って恥ずかしそうにうつむく人が多い。

 

 

私は「知らないことは恥ずかしくない。

 

恥ずかしいのは、知らないことを知らないままに

 

ほうっておくことが恥ずかしい」と教える。

 

 

これだけグローバル化して、情報が氾濫してくると、

 

知らないことが多いのは当然である。

 

 

それどころか、知っていることのほうが

 

はるかに少ない。

 

 

だから、知らないことは、見方によれば、

 

当たり前なのだ。

 

 

 

問題は、「知りません」と言った後だ。

 

 

私が観察してきた限りでは、「知りません」

 

と言ったまま、知ろうとしない人がほとんどだ。

 

 

だから、「知らないまま調べようとしないこと、

 

知ろうとしないことの方が恥ずかしい」と教える。

 

 

「知りません」と言った後、ちょっと調べてみよう

 

とする努力が、人を成長させるのである。

 

 

 

まして最近は、スマホやパソコンを利用すれば、

 

すぐに調べられる。

 

 

「この花、何?」と聞いた時に、

 

「さあ、何でしょうね。分かりません」

 

 

と言った後の様子を観察すれば、その人が

 

将来伸びていくかどうかが分る。

 

 

知らないままに通り過ぎていく人はだめだ。

 

 

人によっては、すぐに調べて、花の名前を

 

教えてくれることもある。

 

 

そういう人はやはり成長株だ。

 

 

そんな些細な態度は、人の将来を見抜く

 

一つの方法だ。

 

 

 

人は神様ではなですから、何でも知っている

 

わけではないですよね。

 

 

ですから、今日のお話のように知らない

 

事の方が多いです。

 

 

私は50歳で双和工業所の社長になったんですが、

 

先代社長は「工場内でいい品物を作っていれば、

 

仕事はやってく」という考え方でした。

 

 

ですから、私は鉄鋼業は双和工業所しか

 

知りませんでした。

 

 

いざ社長になってみると、鉄鋼業界について

 

何もしらないことが分かりました。

 

 

営業マンと話をしても、恥ずかしいくらい

 

鉄の基礎知識がありませんでした。

 

 

ですから、名刺交換をすると、

 

「勉強させて頂きたいので、訪問させて下さい」

 

と言って何十社も訪問させて頂きました。

 

 

今でもまだ知らないことが多いのですが、

 

その頃の習慣でこの年齢になっても、

 

 

「勉強させて下さい」と言って訪問させて

 

もらったいます。

 

 

自分のコップにフタをしてしまったら、

 

もう知識は入ってきません。

 

 

従って向上していきませんよね。

 

 

歳を取れば取るほど知らないことが増えて、

 

それを知る楽しみも増しました。

 

 

新しい知識を得ることは、心がワクワクします。

 

 

これからも毎日ワクワクしたいので、

 

勉強に励みたいと思っております。