NO 2576 繁栄の法則 | 社長ブログ

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社長 笹原のちょっとイイ話!

2024年8月2日

 

皆さん、お早う御座います。

 

 

一週間が早いですね。もう金曜日です。

 

 

一日おきにオリンピックの男女のサッカーを

 

観戦しているので、時の立つのが早いです。

 

 

オリンピックの競技では勝つ人も負けた人もいますが、

 

それぞれにドラマがあり、今後の人生に活かしてほしいですね。

 

 

まだまだ、寝不足が続きそうです。

 

 

 

今日のお話は、

 

「一日一話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」から、

 

陶芸家の北側八郎さんの”繁栄の法則”をお伝えします。

 

 

 

繫栄の法則

 

 

物事を肯定的に捉えた上で、物事の繁栄のために

 

まず大切なのは「喜びを与えること」と

 

「感謝する」ことです。

 

 

熊本地方の方言に、「モチ投ぐる(投げる)とゴダ返る」

 

とあります。

 

 

誰かにモチをあげると、あんこの入った団子になって

 

返ってくる、つまり人に善意と好意を与え続けていると、

 

 

それ以上のものになって自分に返ってくる

 

という普遍の法則が働いてきます。

 

 

 

この世界には、このような法則が厳として存在します。

 

繁栄は、まず喜びを与えることから始まるのです。

 

 

決して奪うことや儲けることではありません。

 

 

生きていく上では、お人好しでも多少人より

 

テンポが遅くても、流行のバスに乗り遅れてもいいのです。

 

 

また、人はもらったものを自分の周囲に返そうとします。

 

 

喜びを与えられたら喜びを、

 

憎しみを与えられたら憎しみを、

 

いじめられたら怒りを返そうとします。

 

 

難しい話ではありません。

 

商売の基本も同じです。

 

 

お客さんの心を打つようなもの、

 

生き方を変えさせるようなものを与える

 

奉仕の哲学を大前提として持てばいいのです。

 

 

ところが、これが言葉では簡単なようで、

 

実はとても難しいのです。

 

 

とかく、実社会では利を上げることを

 

中心に社会は動いています。

 

 

 

大事なのは、利益より先に信を選び、品物を

 

売ることや売上を上げることを目指すのではなく、

 

”信”を得ることを身につけることです。

 

 

銀座の真珠会社のナンバーワンの社員は

 

高いものを売りつけず、お客さんの予算の中で

 

 

一番ふさわしいものを探し、値よりも信を

 

買ってもらうことでナンバーワンを

 

保ち続けています。

 

 

大分の自転車屋さんは、修理大好き自転車屋

 

と看板し、人の役立つことに生きがいを感じ、

 

たくさんの人の好感を買っています。

 

 

「利益よりも信を」「拡大よりも充実を」です。

 

 

 

ところが「与える」という発想に

 

私たちは慣れていません。

 

 

ですから、発想を百八十度転換し

 

「与えることが難しい人は、自分が少し

 

損をしながら毎日を生きてみる」と提案しています。

 

 

具体的には自分の思っている十パーセントを

 

目安に「損」をして生きるといいでしょう。

 

 

 

近江商人の信条は「三方良し」だそうです。

 

 

「売り手良し、買い手良し、世間良し」と

 

すべてが満足できるように商売を行うことです。

 

 

よく考えたら誰も損せず、皆な「良し」であれば、

 

会社は絶対潰れません。

 

 

潰れるどころか、危機が来ても、周りが助けてくれます。

 

 

なぜか?

 

その会社が潰れると自社が困るからです。

 

 

個人でも同じです。

 

 

まずは自分より他の人の利を大事にすれば、

 

いい関係が築けて長いお付き合いができます。

 

 

しかし、今日のお話のように「人に与える」ことは

 

難しいですよね。

 

 

そこで自分が少し「損」をするという考え方は

 

素晴らしいですね。

 

 

損=譲る、と考えてみてはどうでしょう。

 

 

エレベーターの出入りは、他の人を先にする。

 

車のすれ違いは、自分が待つ。

 

 

電車やバスでは席を譲るなどなど、

 

些細なことでもいいので「譲る」を

 

実行して生きることでいいですね。

 

 

 

些細な善行の積み重ねが、徳積みとなって

 

いつか自分に戻ってくるんですよね。

 

 

奪うより与えた方が、心が温まるんですよね~!