NO 2505 自分の非 | 社長ブログ

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社長 笹原のちょっとイイ話!

2024年5月31日

 

皆さん、お早う御座います。

 

 

5月も今日でおしまいですね。

 

朝から雨がしとしとと降っています。

 

 

まだ梅雨には入っていないんですが、

 

梅雨のような湿気があり、ジメジメとしています。

 

 

 

明日は南知多の地元の同級会があるんです。

 

 

羊歳と猿歳で羊猿会というんですが、

 

小学校の同級生の男子の会なんです。

 

 

コロナで4年ぶりの開催なんですが、

 

当時の男子の人数は35人くらいだったと思うんですが、

 

この年齢になっても20~25人くらい集まります。

 

 

4年ぶりの再会が楽しみです。

 

 

 

今日のお話は、松下幸之助さんの「道をひらく」から、

 

”自分の非”をお伝えします。

 

 

 

自分の非

 

 

人間は神様ではないのだから、

 

一点の非のうちどころのない振舞など

 

 

とうてい望めないことで、にきにあやまち、

 

ときに失敗する。

 

 

それはそれでいいのだが、大切なことは、

 

いついかなるときでも、

 

 

その自分の非を素直に自覚し、

 

これにいつでも殉ずるだけの、強い覚悟を

 

持っているということである。

 

 

 

昔の武士がいさぎよかったというのも、

 

自分の非をいたずらに抗弁することなく、

 

 

非を非として認め、素直にわが身の

 

出処進退をはかったからで、ここに、

 

 

修行のできた一人前の人間としての

 

立派さが、うかがえるのである。

 

 

 

むつかしいといえばむつかしいことかもしれないが、

 

それにしても、近ごろの人間はあまりにも脆(もろ)すぎる。

 

 

修行が足りないというのか、

 

躾ができていないというのか、

 

 

素直に自分の非を認めないどころか、

 

逆になにかと抗弁をしたがる。

 

 

そして出処進退を誤り、身のおきどころを失う。

 

 

とどのつまりが自暴自棄になって、

 

自分の傷つき他人も傷つけることになる。

 

 

 

これでは繁栄も平和も幸福も望めるはずがない。

 

 

自分の非を素直に認め、いつでもこれに殉ずる、

 

この心がまえを、つねひごろからおたがいに

 

充分に養っておきたいものである。

 

 

 

 

人はなかなか自分の非を認めたがりませんね。

 

 

自分は正しいと最初に強く言ってしまうと、

 

引っ込みがつかなくなります。

 

 

それどころか、自分は正しいとごり押しして

 

しまうこともあります。

 

 

これでは良い人間関係はできません。

 

 

友人や職場の同僚、夫婦関係も同じです。

 

自分に非があれば、まずは素直に謝ることが大切です。

 

 

 

生きていく上でプライドを持つことは

 

大切ですが、プライドの押しつけは

 

自慢から傲慢に変わります。

 

 

たとえ本当に自分が正しくても、

 

とりあえず相手の話をよく聞くことが大切です。

 

 

場合によっては、「そういう考え方もあるな」と

 

受け入れたり、受け入れて流すことも必要です。

 

 

 

周りから声を掛けてもらえるうちが花なんです。

 

自慢が過ぎると誰も近寄ってこなくなります。

 

 

常に自分を省みて、謙虚に素直に生きたいものです!