NO 2494 言葉は力と怖さを知ったうえで巧みに使おう | 社長ブログ

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社長 笹原のちょっとイイ話!

2024年5月14日

 

皆さん、お早う御座います。

 

 

昨日の雨もあがり、今日は五月晴れとなりました。

 

 

今日はこの後、顧問税理士さんがみえて、

 

3月の決算報告をしてくれます。

 

 

1年間頑張ってきた結果なんですが、

 

私の代では5期連続赤字の時期もあり、

 

決算報告は毎回緊張します。

 

 

 

今日のお話は、「樹木希林80の言葉」(桑原晃弥著)から、

 

”言葉は力と怖さを知ったうえで使おう”を

 

お伝えします。

 

 

 

言葉は力と怖さを知ったうえで使おう

 

 

樹木希林が2009年に、ある雑誌で

 

「なんか言葉って面白いな」と感じた

 

エピソードを紹介していました。

 

 

100歳近くになる樹木のおばは、

 

夫を60になるかならないかで亡くしていますが、

 

 

夫は死ぬときに「お前には苦労かけたな」

 

と言ったといいます。

 

 

樹木によると、その夫はものすごい女道楽で、

 

おばは子どもを背負って身投げしようと

 

 

するほどの苦労をしましたが、その一言で

 

すっかり許すことができたというのです。

 

 

 

その話を聞いた樹木は、

 

長い夫婦生活でいろいろなことがあったとしても、

 

 

時に夫が優しくなれるような言葉、

 

妻の心がほどけるような言葉を互いに

 

 

一言でもかけることができれば、

 

それだけでずっと生きていけると

 

感じたといいます。

 

 

 

「言葉ってものは傷つけもするし、幸せにもする」

 

と感じた樹木は、がんになって以来、

 

 

夫も内田裕也を呼び出して、正座をして

 

 

「今日までいろいろとご不満もおありでしょう。

 

すみませんでした」と謝罪したり、

 

 

仕事で会う人ごとに、昔の言葉を謝って

 

歩いたりしたといいます。

 

 

 

言葉は人を傷つけることもあれば、

 

幸せにもします。

 

 

だからこそ言葉は巧みに使わなければならいと

 

いうのが樹木の気付きでした。

 

 

 

言葉って難しいですよね。

 

 

私も若い頃はついつい感情的になって

 

思ってもいない言葉を吐いてしまったことがあります。

 

 

一旦、そういう言葉を使うと、

 

感情が抑えられなくなり、次から次へと

 

悪い事が出てきます。

 

 

怖いのは「吐いたツバは飲めない」ということです。

 

 

又、「天に向けて吐いた言葉は必ず自分にかかる」

 

といいます。

 

 

ですから言葉はよく考えて使わなければいけません。

 

特に社長や上司はパワハラとなる可能性があります。

 

 

 

仏教で無罪の七布施というものがあり、

 

言辞施というものがあります。

 

 

優しい言葉を掛けることがお布施となります。

 

言葉は「言霊」と言います。

 

 

言葉には魂が宿ります。

 

 

相手を思いやり、常に優しい言葉を使うよう

 

心がけましょう。