NO 2389 人のせいにせず、すべて自分が引き受ける | 社長ブログ

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社長 笹原のちょっとイイ話!

2024年2月5日

 

皆さん、お早う御座います。

 

 

昨日はとっても暖かくて気温は14度まで上がりましたが、

 

今日の最高気温予想が6度だそうで、真冬の寒さとなりそうです。

 

 

これだけ気温差があると、身体がついていきませんね。

 

 

私は前立腺がんを手術してから、

 

トイレが近くなって、この寒さでよけいに

 

近くなってしまいます。

 

 

まあ、命の代償ですから、しかたないんですけどね。(笑)

 

 

 

今日のお話は、昨日購入してきたた本で

 

「樹木希林80の言葉」(桑原晃弥著)から、

 

”人のせいにせず、すべて自分が引き受ける”をお伝えします。

 

 

 

 

人のせいにせず、全て自分で引き受ける

 

 

対人関係も含め、世の中というものは

 

思い通りにならないものです。

 

 

結果、「もうちょっと景気がよくなればなあ」

 

「夫の稼ぎがもうちょっとよければ」

 

 

「子どもの出来がもうちょっとよければ」

 

などど愚痴をこぼしながら生きていくことにまります。

 

 

 

しかし、樹木希林の娘・内田也哉子によると、

 

「お母さんって愚痴っていうのを言ったことがない」

 

といいます。

 

 

 

樹木の人生は傍からみると決して順風満帆とは

 

いえません。

 

 

夫の歌手・内田裕也は時に問題を起こすこともあり、

 

別居していたとはいえ気苦労の多い結婚生活、

 

 

夫婦生活を送っていますし、

 

子育ても1人で担っています。

 

 

さらに後半生は病との闘いでもありました。

 

 

これではたいていの人なら愚痴を言いたくなる

 

ものですが、樹木は也哉子が言うように、

 

愚痴をいうことはまずありませんでした。

 

 

 

「原因は全部自分にあると思っていればね、

 

愚痴は出ないのよ」

 

 

 

樹木によると、

 

「人のせいにしていると(人間として)

 

なかなか成熟しない」といいます。

 

 

それより、何があっても、どんな結末でも

 

「すべては自分が引き受ける」

 

 

という覚悟があれば、愚痴など出ないし、

 

考えるべきは「ここからどうするか」

 

だけなのです。

 

 

 

 

言葉は言霊と言います。

 

愚痴や言い訳を言うとすべて自分にはね返ってきます。

 

 

何かトラブルがあって、つい、

 

「今日はなんてついてないんだ!」と言ったとします。

 

 

この言葉は自分の脳にきざみこまれて、

 

その後、いつも通りの生活でもつまらなく感じます。

 

 

美味しいものを食べても、まずく感じますし、

 

本来なら楽しいはずのこともそう感じられなくなります。

 

 

 

実を言うと私もそういう苦い経験があります。

 

 

還暦になり子どもたちがサプライズで

 

お祝いをしてくれたんです。

 

 

しかし、その前日に会社へ労働基準監督署が入り、

 

給与の支払い明細を、休み明けに持って説明に

 

行かなければならなかったのでした。

 

 

還暦のお祝いですから、孫やお嫁さんもみんな

 

勢ぞろいで祝ってくれたのですが、

 

 

心の中では、「俺ってなんてついてないんだ。

 

還暦のお祝いなのに」なんて思ってしまいましたから、

 

心は沈んでいました。

 

 

同じ事柄でも、たとえばこう考えていたら、

 

「労働基準監督署が不備を指摘してくれて、

 

会社にとってありがたいなあ」と。

 

 

不運と思うのか、ありがたいと思うのかでは、

 

大きな違いがありますね。

 

 

ありがたいと思っていたら、

 

還暦のお祝い最高に楽しめたことでしょう。

 

 

このように、人生にはいろんなことが起こります。

 

 

でもすべてプラス思考に考えられれば、

 

きっと楽しい毎日が過ごせるのではないでしょうか。