NO 2384 「一歩譲る」ことの大切さを覚えよう | 社長ブログ

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社長 笹原のちょっとイイ話!

2024年1月29日

 

皆さん、お早う御座います。

 

 

今日の北名古屋市は、雲一つない快晴となりました。

 

寒くてもきれいな青空は気持ちがいいですね。

 

 

 

先週の土曜日に、内海高校有志の同窓会が行われました。

 

コロナで開催できなかったので、4年ぶりの開催でした。

 

 

参加者は19人、でもこの写真には18人しか

 

写ってませんね。

 

 

当然なんですが、私が撮ってるんで18名なんですがね。

 

 

今回は高校を卒業して50年目だったんです。

 

半世紀も昔のことなんですが、みんな顔を見れば、

 

一瞬に当時にタイムスリップします。

 

 

 

 

 

 

この年齢の4年のブランクは大きく、

 

大病をしたり奥さんが亡くなられたりで、

 

参加できない人もいました。

 

 

しかし、これからもしぶとく生きて、

 

命が続くかぎり続けたいと思います。

 

 

 

今日のお話は、「渡辺和子の80の言葉」(桑原晃弥著)から、

 

”「一歩譲る」ことの大切さを覚えよう”をお伝えします。

 

 

 

「一歩譲る」ことの大切さを覚えよう

 

 

何年か前にある人が「江戸しぐさ」の一つ

 

「傘かしげ」について触れていました。

 

 

狭い道や歩道などで、すれ違う相手に

 

傘のしずくがかからないように、

 

 

相手の反対側に自分の傘を少し傾けることを指し、

 

こうすることで傘同士がぶつからずに

 

 

スムーズに行きかうことができ、

 

見知らぬ人同士でもそこに相手を思いやる

 

空気が生まれてくるというものです。

 

 

 

真偽はともかく、こうした行為が注目される

 

背景には、今の時代、時間に追われ忙しなく

 

 

働く人が増えたことで、「譲る人」が

 

少なくなったことも影響しているかもしれません。

 

 

 

学長時代、廊下の曲がり角で学生と

 

ぶつかりそうにかった時、

 

 

渡辺和子がごく自然に身を引いて、

 

ニコニコしながら「おはようございます」

 

 

と言ったことを、大学生活の思い出として

 

話す学生がいました。

 

 

その学生は進学校の出身で、

 

高校までは「人をかき分けて前に出る」ことを

 

 

教えられたのに対し、渡辺のような

 

「一歩退く」ことを心がけるように

 

なったというのです。

 

 

 

どちらでも良いときは、一歩譲ります。

 

 

そんな当たり前のことが「譲る心」「詫びる心」

 

を育て、ギスギスした世の中を少し生きやすい

 

ものに変えていくのです。

 

 

 

 

私も若い頃はどちらかというと、

 

人より先にかき分けて進むタイプでした。

 

 

今思うとかき分けられた人は

 

さぞ嫌な思いをしたことでしょうね。

 

 

どんな時も自分が一番中心になれるように

 

いい場所を取ることが、癖になっていました。

 

 

今思うと恥ずかしい限りですね。

 

 

こうやってブログを書くために、

 

今日のようにいろいろな本を読んだことで、

 

譲り合いの大切さが分ってきました。

 

 

 

というより自分を控えて、譲ることが

 

とても心地よくなっています。

 

 

車のすれ違いで、自分が止まり相手に

 

先にいってもらうと、お相手はとてもいい顔で

 

「ありがとう!」とい表情をしてくれます。

 

 

これがとっても心地がいいんです。

 

 

エレベーターの出入りや、お店の出入りなど、

 

「譲ること」を心掛けるのと、

 

 

かき分けて自分が先を取るのでは、

 

大きな違いがありますね。

 

 

先を奪えば、相手は不快になります。

 

場合によっては争いになります。

 

 

反対に譲れば、お相手も譲ってくれることもあります。

 

これが「譲り合い」で、とても心地がいいんですよね。

 

 

 

いつもお伝えしていますが、

 

相田みつをさんの言葉

 

「奪い合えばたりぬ、分け合えばあまる」

 

 

これが人付き合いの極意だと思っています。