NO 2378 生存しているからこその生活 | 社長ブログ

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社長 笹原のちょっとイイ話!

2024年1月19日

 

皆さん、お早う御座います。

 

 

今朝親友から嬉しい連絡がありました。

 

 

彼は、3年前に大病を患い、長く闘病していたのですが、

 

本人の頑張りで、体調が良くなり来週の同窓会に

 

出席できると連絡がありました。

 

 

高校の同窓会は4年ぶりで、みんなそれぞれ

 

大変な時期を乗り越えてきたことでしょう。

 

 

友人の中にはすでに亡くなってしまった人もいます。

 

今、生きていられることは、奇跡かもしれません。

 

 

命があることに感謝して、一日一日を大切に

 

生きたいと思います。

 

 

 

今日のお話は、中村天風さんの「ほんとうの心の力」から、

 

”生存しているからこその生活”をお伝えします。

 

 

 

生存しているからこその生活

 

 

あなた方は、生きてることは、死んでいない以上は

 

よくご承知になっています。

 

 

どんなとぼけた奴でも、

 

「いやあ、俺はひょっとすると死んでやしねえか」

 

と思うなんて人はいない。

 

 

しかし、生きているという現実の中に、

 

「生存」と「生活」の二つの部面があることに

 

気がついていますか。

 

 

 

人間が人間らしく生きるのには

 

何をおいてもまず第一に我々は

 

 

「生命の生存」を確保する「生き方」を

 

考えなければならないのです。

 

 

その次に「生命の生活」という「活かし方」を考える。

 

 

ところが、多くの人たちは生命生存という

 

大事なことをあまり留意しない傾向があるんです。

 

 

生活に対する方法ばかり、

 

どうすれば健全にいきられるだろう、

 

 

食い物かしらん、薬かしらん、あるいは

 

空気のいいところかしらん。

 

 

つまり肉体本位に生活することばっかりを、

 

健康獲得の唯一の手段だと考えて、

 

 

まあ何年も無駄な努力を繰り返したことでしょう。

 

 

で、肝心要の生存の方面に対しては、

 

生存しているから何も研究する必要は

 

ないと思っている。

 

 

しかし、ここはひとつ考えてみてください。

 

命があるから、言い換えれば、

 

 

生命が生存しているからこそ

 

生活ができるんでしょう。

 

 

 

生きていくことは大変ですね。

 

 

中学高校大学と受験戦争に悩まされ、

 

やっと就職できても、今度は仕事の

 

ノルマに追い回されます。

 

 

結婚し家族ができ、一生懸命働いてきました。

 

 

まあ、誰にでもあることなんですが、

 

それにしても生きていくことは大変ですね。

 

 

しかし、その大変な中にも安らぎや

 

楽しみ生きがいを見つけて生きています。

 

 

 

長く生きているといろんなことが起こります。

 

 

親の死だったり、病気や事故など、

 

できれば避けて通りたいのですが、

 

そうもいかないことも起こります。

 

 

生まれてから死ぬまで、順風満帆な人生は

 

絶対ありません。

 

 

ならば、いっそ病気や不幸はやってきて

 

当たり前と割り切って生きてみてはどうでしょう。

 

 

今、病で苦しんでいるとしたら、

 

当たり前のことが一つやってきた。

 

 

これが過ぎれば、良い当たり前がやって来る

 

と割り切っちゃえばどうですか。

 

 

どうせいつかは誰でも死ぬんです。

 

 

それまではしぶとくしたたかに、

 

病気やけが不運に立ち向かい、

 

やり過ごしましょう。

 

 

生きているうちは、

 

止まない雨はありません。

 

陽はまた必ず昇ります!