NO 1631 「いい加減」を心得る | 社長ブログ

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社長 笹原のちょっとイイ話!

2020年 9月29日

 

皆さん、お早う御座います。

 

 

私の携帯は相変わらずなおっていませんので、

 

今朝も私の代わりに、過去のだんご君の写真をアップします。

 

 

昨日、ショップに行ってきたのですが、

 

購入してから2年、一度もアップデートしてなかったので、

 

そのせいかもしれないということで、

 

パソコンからアップデートしたのですが、

 

 

ラインはつながるんですが、

 

相変わらず圏外の表示は消えずです。

 

 

あきらめて、午後からショップにいって

 

買い換えることにしました。

 

 

いつも当たり前にあるものが使えないと、

 

何かと不便で、不安になります。

 

 

おかしなものです。

 

昔は携帯なんかなかったし、

 

不便も感じませんでした。

 

 

人間はわがままですね。

 

 

 

 

今日のお話は、「心配事の9割は起こらない」(枡野俊明著)から、

 

”「いい加減」を心得る”をお伝えします。

 

 

 

「いい加減」を心得る

 

 

みなさんは、「いい加減」という言葉を

 

どんなイメージでとらえていますか?

 

 

おそらく、いいイメージを持っている人は

 

少ないのではないでしょうか。

 

 

実際に、「あいつはいい加減だ」

 

「こんないい加減な仕事しかできない」

 

といった使われ方をすることがほとんど。

 

 

「中途半端」「手抜き」などどほぼ

 

同じ意味だと受け取られています。

 

 

 

しかし、その一方でこんな使い方をする

 

ことも思い出してください。

 

 

絶妙な(塩)加減の料理、ちょうどいい(湯)加減・・・・。

 

こちらはずいぶんニュアンスが違います。

 

 

このように、いい意味にも、悪い意味にも、

 

とらえられる言葉ですが、

 

私は「いい加減」を肯定的に考えています。

 

 

 

たとえば、仕事をするうえで自分の「力量」を

 

知っておくということはきわめて大切です。

 

 

しかし、案外、それがわかっていない人が多い

 

というのが実情でしょう。

 

 

仕事のオファーがあれば、自分の力量と相談することなく、

 

なんでも引き受けてしまったりするものです。

 

 

しかし、人間は力量に見合ったことしかできないのですから、

 

仕事がそれを超えるものだった場合、

 

 

対応しきれずに、あるいは結果を出せず、

 

相手に多大な迷惑をかけることにもなります。

 

 

 

自分自身も「できない」ことへのあせりや

 

苛立ち、悔しさや情けなさにさいなまれる、

 

ということにもなるはずです。

 

 

もう、おわかりでしょう。

 

「いい加減」とは自分の持っている「力量」のこと、

 

 

そして、「いい加減」を知るとは、つまりは、

 

自分の力量を的確に把握している、ということなのです。

 

 

 

「いい加減」を知る人は、仕事はもちろん、

 

すべてのものごとを堅実にこなします。

 

これが信頼につながるのです。

 

 

意識する、しないにかかわらず、

 

「大ボラ」を吹いたり、「大風呂敷」を

 

広げたりすることがありませんから、

 

周囲から信頼を得られます。

 

 

 

「いい加減」、とても難しいですね。

 

「ほどよいところ」というのは、ごくわずかですね。

 

 

私たちはどうしてもやり過ぎてしまいます。

 

会社は高いノルマをもうけて、社員を引っぱります。

 

 

もちろんそれは悪いことではありません。

 

そうすることで、各人の実力を引き延ばすこともできます。

 

 

また、低い目標では、会社も個人も成長するのは難しいですね。

 

 

この「いい加減」とは、自分の心の持ち方だと思うのです。

 

 

頑張ったが、それほどうまくいかなかったとき、

 

「まあ、いいか。 よくがんばった!」と、

 

心の中で折り合いをつけて、次に進むことが大切です。

 

 

仕事も人生も、一発勝負ではありません。

 

マラソンのように長く走り続けなければいけません。

 

 

そこに、この「いい(よい)加減」が必要だと思うのです。

 

頑張っている皆さん、「いい加減」で仕事をしていきましょう!