社長一年生 -34ページ目

社長一年生 第五十五話


今、本を読んでいる

正直、あまり楽しく読めない

元々、活字読むのは苦手だから

本を読めれば学校にも行っていただろう

まあ続ける事が大事なので理解できない箇所は飛ばしながら読み続けよう

将来は経営学も学びたい

これは独学は無理なので学校に通う事になるだろう

僕みたいな人間は誰かに質問しながら学ばないと理解できるはずがないから

学がない分、知恵を蓄える事にした

その為には


自制心をつける事

正念を入れる事

そして目標に向かって決して諦めず進む事


これらを肝に銘じながら本を読み続けます



今、本を読んでるのは準備体操に過ぎません


これから先僕が大きく躍動する為の

社長一年生 第五十四話


経費や人件費を差し引き余った利益を何に投資するか決断できない

もちろん弱腰になってるわけじゃないし見当がつかないわけでもない


はっきりした勝算が見えないのだ


かちっとはまるビジョンと人材

事務員なんか雇うなら、そんな雑務は俺がやって技術者を雇いたい


でもまだ事業展開は早い気がする


今は今のインターネット事業部を磐石にするのが先決だ


そこで取締役と意見が食い違う

彼は余り人を増やす事には賛同してくれない


彼には絶対的な信頼をおいているし、大概彼の選択は賢明である


任せる事にしよう


急がば回れだ

社長一年生 第五十三話


最近、暑い

大都会は七月に入るとヒートアイランドだ


俺は今月から書の虫になる

俺の原点は書にある


まだ土方をしてた二十歳の時、
ある女の子に
『私の知り合いはまだ20代なんだけど、会社を経営してて家に行くとビジネス書みたいなのがいっぱいあった』
と、聞いたのをきっかけに俺は本屋に行きある成功哲学書のような本を買った

俺は土方の現場にその本を持って行き仕事もあまりせず読みあさった

その現場では重機を運転していたので誰にもばれないし読む時間もたくさんあった

何週間かその現場は続いたので3、4冊のビジネス書を読んだ

その時の本は作業した汚い手で読んでいたので黒ずんでいる


こう暑いと、現場での仕事を思い出します

俺はその仕事の方が絶対にむいていると思う


現場の仕事は、お前なら大成できると言われ続けたが

ITなんか俺が成功できると思えない


人材も付き合う人間も全く違う


何度も順応しようとした


でもうまくいかなくてイライラばかり

人間関係もそう
営業もそう
実務やシステム関係なんて俺には理解できない事ばかり

本を読みあさり底を深くして行くしかない