3日前の熊谷さくらマラソンに参加するために、熊谷さくら運動公園に行くべきところ、熊谷スポーツ文化公園に向かってしまったという、恥ずかしい報告をしました。

「だいたいねえ、一つの市内に陸上競技場が2つもあるから、こういう間違いが起こるんだよ!責任者を出せ!」って熊谷市役所に怒鳴り込む老害とか、いそうだな(笑)

 

似たような事例が他にもあります。いずれも私がやらかしたものですが(笑)。まずは一昨年の6月、ピアノ発表会の会場が三鷹市の「光のホール」なのに、私が着いた場所には「星のホール」と「風のホール」しかない。館内をグルグル回ったり案内板を見たり、悪戦苦闘の末ようやくパンフレットを確認したところ、正しい会場は「三鷹市公会堂の光のホール」で、私がいた場所は「三鷹市芸術文化センター」。この2つは徒歩で15分くらい離れた別の施設です。これはどう見ても紛らわしすぎるから、三鷹市に文句言ってもバチは当たらない気がしますが、それってやっぱり老害か。気づくのが遅れた原因が、間違えた方のホールでも、悪いことにピアノ発表会をやっていたのだ。ただ、小学生がやたら多い感じだったから、やっぱりそこで気づくべきだよな。ほんと思い込みって恐ろしい。

 

もう一つは、やっぱりマラソン大会で、2020年8月に初めて参加した「こりゃ多摩RUN」というイベント時の話。正しい集合場所は、京王多摩川駅のそばの河川敷ですが、私は上の2文字をよく見ないで、脳内で和泉多摩川だと思い込んでしまいました。何度か多摩川をジョギングした時、ちょうどこの和泉多摩川あたりで、どこかのランニングクラブだと思うけど、何十人かが集まってるのに遭遇したことがあったのです。それで、「ああ、あそこか」という早合点が起きたわけだ。異変はすぐに察知しました。登戸駅でトイレに寄ったらガラガラだ。私が常日頃から強調している通り、マラソンはう〇ことの戦いなので、登戸駅のトイレに当然出来ているはずのランナー行列が全く無い!我ながら鋭い洞察力だと感心したけど、そもそも案内文をちゃんと読んどけって話だよな(泣)。

 ただ、真面目に自画自賛すると、こうしたトラブルに3回も遭遇しながら、結局集合時刻には間に合っています。これは、日頃から早めの余裕ある行動を心がけているからだよな。皆さん、見習いましょう(笑)。

 

さて、間違いやすい集合場所の最たるもの、それは羽田空港です。第1ターミナルと第2ターミナルは、モノレールだと下車駅からして違うし、京急でも降りた後は真逆の方向に進むので、集合時刻ギリギリに間違えると遅刻確定。修学旅行の事前指導で一番強調するのがこれだと言ってもいいくらい。「いいか、絶対に間違えるなよ。君たちは第2。第2に集まるんだよ。第1に行くなよ。第2だ、第2」

ううう、しつこい(笑)。でも当日の朝に間違えられちゃうと、我々もひと駅分の距離を駆け回って捜索することになるので、それだけは絶対に避けたい。だから京急の改札付近にも誘導の先生に立ってもらって、違う側に出てきた子を捕獲したりします。まあこれだけやれば間違えないはずなんだけどな。普通は・・・。

 ある年の沖縄修学旅行。集合時刻に全員が揃って一安心。ところが担当責任者の先生と添乗員さんが慌てているようす。え?どうしたの?誰か来てないの?

添乗員さん「生徒さんは全員揃っていらっしゃるのですが、校長先生がまだでございます」

ええ~っ!どうしたんだろ?一瞬心配しましたが、校長とはすぐに連絡が取れました。

添乗員さん「校長先生、第1ターミナルの方にいらっしゃったそうです」って、何じゃそりゃぁぁぁぁぁっ!

その校長さん、修学旅行のしおりや教員用マニュアルもろくに読んでおらず、3泊4日の全行程を通して戦力外となってました。役に立たないゼロならまだいいけど、幼児を1人余計に連れてってるようなもんだから、むしろマイナスだ。全国の管理職の先生方におかれましては、お荷物にならぬよう、格段のご配慮をお願いしたいところだ(笑)。

 

羽田の第1第2なら、まあ15分程度でリカバーできる間違いなんだけど、私の前任校では、数年前に伝説の間違いが発生したそうです。なんと羽田じゃなく成田に行っちゃった!

これ、羽田で検索すれば間違えるはずがないと思うんだけど、東京国際空港と新東京国際空港の間違いなんだろうか?

「ああ、それうちでもあったわ」なんていう他の学校の先生もいたので、あり得ない話ではなく、起こり得るミスとして注意喚起しなくちゃならん。

 

通常ならあり得ない、ウソのようなホントの集合場所間違い。数年前ですが、私がハイキング部を奥多摩方面に引率した時のことです。集合場所は青梅線の御岳駅。御岳山から日の出山を通って五日市に下りようという計画です。集合時刻になっても3名が到着していません。すると、そのうちの1名から電話。「先生どこにいますか?」「もう駅にいるけど、君たちこそどこにいるんだ?」「僕らも駅にいます」

・・・謎・・・

しばらくやり取りするうちに、彼ら3名の方が違う場所に行ってしまったことが判明。彼らがいたのは御嶽山(おんたけさん)駅。私は一瞬、あの噴火した御嶽山かと思ったけど、どうも話がかみ合わず。ようやくそれが東急池上線の御嶽山駅(東京都大田区)と解った時は「なぜだぁぁぁっ!」と絶叫したかったですが(笑)、非常に冷静に問いかけました。

私「君、今いる場所から山が見えるかい?」

生徒「いえ、見えません」

私「そうだよな。うん、そこは違うんだよ」

この後、何をどう説明したらよいのか難し過ぎたので(笑)、とりあえず3名は本体への合流を諦め、飛行機の離着陸でも見て解散せよ、と指示しました。

不思議なのは、この3名は前日のミーティングにも参加していて、私が作ったプリントを受け取り、説明も聞いています。しかも過去のイベント参加経験もある3年生。なのになぜこのような初歩的ミスが起きたのか。この一件から得られる教訓は、スマホ検索を過信するなってことかも。

 実際、ZEPP東京の最寄り駅の青海(あおみ)と間違えて青梅(おうめ)に来ちゃう人が後を絶たないそうだ。さんずいと木へんを間違えるのがそもそもダメだが(笑)、それにしてもZEPPがこんな西のはずれの田舎にあるはずがないよな。

 

大事なイベントの集合場所は、しっかり確認しましょう!自戒を込めて締めくくる。