私の日々の練習メニューは、どの楽器でもそうでしたが、複数の曲を同時進行で練習していく「多曲練習型」です。もちろん小学生時代は、曲を自由に選ぶ権限なんかなかったから、無限宿題地獄型とでも言うべきか(笑)。エレクトーン教室時代も、実はまだ1曲集中型だったのですが、たまたまコンクールでブロック大会の代表になった時に、たった1曲を1日最長6時間練習して発狂しそうになったので(笑)、それ以降、常に複数の曲を用意することにしました。吹奏楽部の顧問になってから、コンクール前でも常に別の曲も練習させるのは、この時の経験があるからです。でも最近は、どっちがいい方法だか、よくわからないと思うようになりました。

 

 ここ最近の日々の練習メニューを書き出そう。

★バイオリン60分

バッハ無伴奏BWV1004のGiga ←レッスン中の曲

バッハ2本の協奏曲 ←校内で余興演奏予定

2月にオケの演奏会で弾く3曲

 ↑オケの曲は膨大だから、難しい箇所を日ごとにチョイス。

 

★ピアノ朝練30分夜練90分の計120分

カプースチンのプレリュード ←発表会用

シベリウスのモミの木 ←レッスン中の曲

ショパンエチュード「別れの曲」「革命」「10の1」

ショパン幻想即興曲

3月のソロアンサンブル大会で伴奏する6曲

ツェルニー100番の中の1~2曲

 

 いや~、いくらなんでも手を広げ過ぎだ。こんなに盛り沢山じゃ、1曲を1回、よくて2回弾ければおしまいだけど、まあ少しずつやっていくと、ある日いつの間にか弾けるようになってるって経験も多いので、まったくダメとも言えない。・・・でもやっぱり多すぎ。

伴奏する予定の6曲中、2曲は過去に本番で弾いたことがある。1曲はまあまあ易しい。あとの3曲が手ごわくて、特にプーランクのクラリネットソナタは、譜面を見た瞬間にギブアップだった(笑)。

でも本番日程が決まってるから、もうこれはやり切るしかない。じゃあ、優先順位が低いのはどれかというと、それはもちろんツェルニー(笑)。一昨日のレッスンでは、なんと「今日はツェルニーお休みで~す」と宣言したぜ(笑)。

 

 話は変わるけど、うちの高校の吹奏楽部は、コンクール前はほぼ2曲のみを延々と練習していて、私はそれを本番で4回聴きました。8月の予選、9月の都大会、文化祭、10月末の管楽合奏コンテストで、どんどん内容が深まっていくんだよな。特に最後に聴いた管楽は圧倒的に良くて、松戸からの帰り道はちょっと興奮状態。16時頃には立川に戻ってきて、18時からオケの初練習だから、この待ち時間を利用して立川のピアノスタジオに入る。私もちょっくら1曲集中練習を試してみたくなったので、90分耐久カプースチンのプレリュード大会を決行しました(笑)。

 

 この曲、10の1と違って、手に負担がかかるタイプの曲ではないので、90分耐久は物理的には十分可能です。最初のレッスンでBPM54で弾いたのを、2ずつ上げながら、つっかえた箇所を抜き出し特訓。これを延々繰り返す。ううう、60分経過した頃には、別のことを考えながらカプースチン弾いてた(笑)。やっぱり、ある程度集中的にやる時間も必要だな~と実感。今、この曲はBPM80で無事故達成。90だと縁石擦り20、クラッシュ5くらい(笑)。

 

 一昨日のレッスンで、思わず先生に質問。

「練習は、何曲かを並行して毎日少しずつやるのと、1曲を長時間やるのと、どちらが良いと思われますか?」

先生「少しずつですね~。1曲だけをず~っとって、辛いと思います」

・・・やっぱ、そうだよね~。日常的には多曲並行で、時々「今日はこの曲を中心に」みたいにやっていけばいいのだろう。

 

 ・・・で、せっかく集中練習したカプースチンだけど、これはまだまだ弾くだけで精一杯な状況だから、レッスンでは1回弾いて進捗状況の確認程度。シベリウスの「モミの木」がレッスンの中心になってます。いや~この曲、奥が深い。譜読みはあっという間だったのに、どう弾くかで悩みに悩んで、毎回先生から新たな視点が提示されて目からウロコなので、レッスン楽し過ぎる。この曲も、どこかで発表したくなったので、まずは所沢マラソンの帰りに駅ピアノで弾いてきます。

 

【本日の手口】日経平均爆騰で、久しぶりに証券会社から電話が来た(笑)。でもまだ私の保有全銘柄が含み損なんだよな。利益出るまでは何が何でも動きません。