たかがワッシャー、されどワッシャー by本店 F | しゃぼん玉PITブログ

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しゃぼん玉各店のメカニック専用ブログです

みなさんこんばんは~\(^o^)/



滋賀生まれ名古屋在住でも福岡ッス~(*^_^*)



今日は愛車を可愛がるサンデーメカニックなオーナー様方々にメン



テナンスの事です。





よくするのが御自身の手を汚してするエンジンオイル交換。



そして何か簡単に取り付け出来るパーツ等々・・・





で、そこでよく登場するのがワッシャー。



まぁワッシャーの役割は座面を大きくして分散し物を留めたり、オイ



ル等の漏れを防ぐシールワッシャーになる訳ですが、そこで注



意して欲しいのがワッシャーの裏表!!



大概のワッシャーは生産工程がプレスで打ち抜かれた商品が多い



です。



その打ち抜かれたワッシャーには裏表が存在するッス(@_@)





 それが画像の通りなんですが、少し見難くてすみませんが違いが



解るでしょうか???



Ncm_0682



右が表で、周りの角が丸いです。左が裏で周りが角ばっています。



プレスで打ち抜くと型の都合で片面が丸みを帯びて、反対の側は少々



バリが出てしまいます。





そこで言いたいのは用途によって裏表を使い分けても



らいたい事ッス!!



オイルドレンのワッシャーはエンジン側に表が来るが良いと思います。



理由いくつかありますが、バリが出ている方向だと密閉性が悪くなるか



らです。



そしてエンジンはアルミ製のオイルパンが多くエンジン側に傷を与えない



様にするということ。勿論傷が入ると隙間が多くなり密閉性も悪くなるから



ということです。



ブレーキのバンジョウもバンジョウワッシャーで挟み込みますが、バンジョ



ウ側に表が来るようにします。上記の通り密閉性を上げる為です。





あとは、見栄えや結合するパーツの素材で使い分けると良いと思います。



プラスチック等の柔らかい物にバリの出ている裏面を接触面にすると、パ



ーツに傷が入りやすいですし、その辺も注意ですね(>_<)



しかし、逆にバリを対象物にして食い込ませ、表の方にボルトやナットを付け



ると摩擦抵抗が減り軸トルクが上がる事もあります。



 



 気になさるオーナー様もいらっしゃるでしょうし、目的や結合する物の材質



で色々こだわってみるのが良いと思います(*^_^*)





 おまけの画像です。



Ncm_0685



某ワークス系のチタンワッシャー!!!!



両面とも当然ながら加工されているのでバリはありません\(◎o◎)/



すげーこんな物までチタンですか・・・・





まぁ、チタンとまではいきませんが愛車を色々こだわって可愛がって



みるのもいかかでしょうか(*^_^*)



乗って楽しい、触って楽しい、観て楽しいバイクライフを提供したい福



岡でした(@^^)/~~~