I'm Your Puppet | 本家 めれんげの酒と音楽な日々

本家 めれんげの酒と音楽な日々

色んな所を渡り歩いて辿り着いたアメブロで、
再び酒と音楽についてダラダラと語ります。
何の為にも誰の為にもならないひとり言。

先日のマモルさんLIVEの日、ギターのシモちゃんにCDをもらった。
DAN PENNの「THE fame RECORDINGS」というCDアルバム。

初めて聴いたダンペンの曲はたぶんこの曲。
当時は彼が作った曲だなんて事は知らなかった。大学生の頃の事。

「The Dark End Of The Street」 by James Carr


その後しばらくして、ハッキリとダンペンの存在を意識したのは
僕がインチキな生活をしてた1996年頃の事だったと思う。
自分の頭で考える事を放棄して流されるままに生きてた30代前半。
何も仕事しないのも何なのでちょっとしたツテを頼って、
イカサマな日々を過ごしてた頃。思い出すのも辛い時代。

浴びるように毎日酒を飲んで薄ら笑いを浮かべながら
まさしく階段から滑り落ちるように雪だるまになってた。
そんなストレスの日々に出会ったアメリカ音楽の良心のような音。
聴く度に心のどこかが刺激された。なのでいつでも一人で聴いてた。
それがこのアルバム。「Do Right Man」だった。

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白人ながらいくつものサザンソウルの名曲を作り上げたダンペン。
その名前を知らなくても音楽好きなら必ずどこかで出会ってる彼の作品。

たとえばアレサフランクリンの「Do Right Woman,Do Right Man」や、
ソロモンバークの「Uptight Good Woman」
パーシースレッジの「It Tears Me Up」
オーティスの「You Left The Water Running」


それから彼のことを意識しない日々が長く続きました。
その間、自分を取り巻く状況は信じられないほど変わり、
ようやく地味ながらも実体のある毎日を過ごせるようになりました。

毎日笑ってる。それは幸せなことだ。
笑い合える時間の為なら睡眠時間なんて削っても平気。

で、そんな経緯で突然手に入った彼のニューアルバム、
イイに決まってるよね。まだ聴いてないけど。
次の休日の楽しみにとっておこう。
こんなにワクワクするアルバムは久しぶり。
サンキュ、シモちゃん。そしてHappy Birthday。


。。。。。


僕的フェイバリッとのダンペンのナンバー。
いつ聴いても切ないな。今の季節は特に、かも。

「I'm Your Puppet」 by James & Bobby Purify


寒さに縮こまった心にストレスがいっぱい溜まりそうな季節。
ストレスから解放されるにはこんな音楽がいいんじゃないかな。