今日は彼の給料日


「今日は外でご飯たべよう。出ておいで」


そんな言葉をもらって、ウキウキしすぎて寝れませんでしたorz

お前は遠足前の小学生か!っといった感じですが。

ご飯だけのためにでかけるとかって、すっごい久々なんです。

いつもスロットいった帰りとかに「松屋」に寄ったりばかりだったので、

デートらしいものをここ半年くらいしたことがない;


今日はご飯デートだーーーーヘ(゚∀゚*)ノアヒョー


ウキウキで眠いながらも仕事終わりの時間に合わせて準備をする。

髪は彼が好きなアップにしていこう♪

スカートはやっぱこれじゃなくて 彼が好きだというロングのスカートにしよう

おっし ばーっちし♪

っとバスに乗って駅前へ

寝てないおかげでバスの中では席に座れたのですが…ダンダン酔いが…

目的地の5こ手前ですでに限界寸前で降りた時はもうぐったりでした。


待ち合わせの時間まで仕事場の近くの植え込みのブロックに座っている事にして

すこしづつ回復♪


彼と合流するころにはほぼ治ってきていました。


「どこいく?なに食べたい?どこ開いてるかなぁ?」


そんな話をしながら、なにを食べようかウロウロしていると…


「ちょっとだけ(*゚▽゚)」


……スロットですかorz

このままじゃ いつものパターンです、でも ちょとだけなら大丈夫かな…











あまかったーーーー Σ(´Д`lll)


最初二人で5千円だけっという話でやった後

彼が一人で少し打っていたので待っていると…


「なか高確っぽいから、ちょっとだけ」


の言葉を最後に待たされること…一時間…

これじゃぁ 普通の飲食店しまっちゃうよ…

おしゃれして、ウキウキしてきたのはなんだったんだろう?

また いつもの松屋の時間ですね…

ウキウキして寝れなかったり、準備ウキウキして来た自分がなんか

惨めに思えてくる時間でした。


自分も打てばよかったんですが、給料は彼がもっているので

お小遣い分をもらわないと打てません…ワタシの財布には300円しか。

まぁ すっかり待っている間にウキウキ感もなくなって

今日のご飯はなしになりました…。

(なんのために…でかけたんだろう)


そして 家に帰ってご飯を食べた後給料の仕分けの時間です。


「はい、これ二人のタバコ代と食費代3万ね、残りお前のお小遣いにしていいから」


「えっ?!だって食費と煙草で3万消えるじゃんΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)」


あの…ワタシのお小遣いは?!

スロットで消えたそうです…il||li _| ̄|○ il||li


「俺も小遣いないんだからいいじゃん」


使ったのはお前さんでしょうがーーーーーーーーーーーーーーー!


三ヶ月もう ふちに残ったファンデーションを使い

チューブに入った化粧下地は歯磨き粉のように必死に押し出してなんとか使い続け

美容室も…半年我慢してるんですが…orz

先々月も 先月も…スロットでお金たりないからって出して買えなかったんですが。

もう 化粧品ないですよ…。

髪も半分黒くて半分茶色ですが…。


しかも…お小遣いいつものようにあると思っていたので

母の日と姉の誕生日をあわせてプレゼントネットでもう申し込んでて

支払いが来るんですが…orz


あぁーーもぉー…どうしよ(´∀`;)


っというか こんなんで結婚できるのか…






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早い人はもうGW突入の今日です。


GWいいなぁ…。

いや、いま仕事に行ってないので毎日休みなんですけどねワタシは。

彼は相変わらずGWなんて、なんのことっというようにバイトの日々です。

ちょとその辺のカップルのように


「GWどうしようかぁ?どこ行く?」


とか…やってみたい気をもするなぁ...( = =)

まぁ、お店でいま人が少なくてやっと新人バイト君をいれたばっかりなので

お休みとれないのは我慢しよう、うん。


さて、昨日実家に姉に用事があって電話をしたら母様がでられました。


「いまから夕食の準備?」


「うん。いまからご飯の準備なのよ。」


「そっかぁ。今日のおかずはなになの?」


「魚とレタスの…」


「いいなぁw 魚おいしいのたべたいねぇ。送ってwww」


「あんたにはじゅうぶんそれくらいのお金つかってるでしょ(゚Д゚ )カッ」


…冗談だよ、冗談でいったんだよ 母様。(´・ω・`)

ワタシが仕事に行けなくなって食費と家賃を母様が出してくれています。

はい…。

実家の貯金食い虫です…。

実家の経済状況を圧迫してるのも重々承知してます。

多大なお金になっているのもよくわかっています。

ワタシもできることなら、早く職について自分で稼ぎたい。

でも、なかなかそこまで状態があがらないのがすごく…辛いです。


『働かなきゃ、自分で稼がなきゃ、このままじゃ駄目なんだよ!

早く働きにいけよ、本当はだらけていたいだけなんじゃないの?!』


そう、思うこともかなり多いです。

そのたび調子を崩して、落ち込みに入り、しばらくそのままっという状態になってしまいます。

「わかってるから、言わないで」そう思っても、人の口に戸はたてられません。



彼もこの間、結婚へ向けて

「俺だけの給料だと暮らして行けないから、お前も働けるとこ見つけて早く働こう」

っといったのですが、いまの状態で働けるところ…。


昔やってた美容室勤務は…無理だなぁ…。

(*゚ロ゚)ハッ!!ワタシ接客業しか経験ない。

人と会うことでストレスになったりするのに…できないよなぁ…。

他になにかできること…(-ω-;)


ネットでいろいろ調べてはみるものの、なかなか見つからないものですね。

二人でできる仕事があれば、一番なんだけれど、そうなるともう。

開業とかそういう次元になってしまうわけで(´∀`;)


調子が悪いとなにもできなくなってしまうワタシが働く事が可能な場所…。

どこかないかなぁ。


世間の人達は「おやすみだー」っと心躍らせているのに、仕事探しに悩むワタシ。

ワタシも早く「お休みだぁー」と 心躍らせたいものです。









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花粉症の彼と同棲して4年…付き合う前はよくお花見に行っていたのに、

花粉症を気にしてお花見にここ4年は全くいっていませんでした(´Д⊂グスン

でも、今年は花粉の量も少ないっということで症状も楽そう?!


なので…お花見に行く事にしていたんですが…

またしてもバイト先のえらーい人に休むの前日に「明日でてくれ」っといわれたもよう…

ほんっとに彼のバイト先は休みが不規則すぎです。

土日にならないと来週の休みもわからないし、休みの前日に出勤に変わるなんて余裕なのです。

週休2日で入ったのにいまでは週1日が普通になってる状態。


さらに、今回は休みの日に出勤になり

『代わりに次の日休んでいいから』

だったのですが…


「その休み以外今週休みないじゃん(´・ω・`)」


そんな感じで予定が急に変わるのが結構ワタシは嫌なので

かなり拗ねました…

ここ半年くらい彼のバイト先は急に休みにしたり、出勤にしたり…

ただでさえ来週のお休みはその週の土日にならないとわからない状態なのに…

そして、休みになった日雨ふるって予報が…

雨はなんとかあがってくれました。


ウキウキで 駅の向こうの公園へテクテク歩きました。

途中お腹が減ったので「ロッテリア」でハンバーガーとドリンクを買って歩き食い。

あんまり人が多いとこで飲み食いが苦手になったワタシに気を使って


「ちょっと裏道に入って、近道していこう」


っと彼がいってくれて、ワタシの知っている大通りからの進路を変えました。

ここまでは、よかったのです。

ここからが、問題です。


彼もワタシも裏道なんてこのへん…さっぱりなのです。


「あの道向こういけるかなぁ?」


そんな彼のつぶやきが何度もでながら、何度も行き止まりに遭遇しながら

遠回りすることになりながらも、なんとか公園に到着。


もう、いつのまにか夜桜に変わっていましたil||li _| ̄|○ il||li


提灯と外灯の明かりでなんとか見える桜の下のベンチに座り、足元は巨大な水溜り(´∀`;)

ビックサイズのフランクフルトを食べると彼がどこかへ行ってしまいました。

ちょっとすると茶色い紙袋を持って帰ってきました。

中身は大判焼?

取り出すとおいしそうに食べながら


「寒い時は これのクリーム味ってきまってるやん!」


そうか…決まってるのか…知らなかったよ。

寒い時は これのクリーム味』をワタシももらって、一緒にたべました。

確かに、雨上がりに強風で体感温度はかなり寒いので暖かい食べ物で少し救われた。

食べ終わると即効彼は…


「さっ、食べたし帰るぞ(*゚▽゚)ノ」


Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)えっ、まだついて10分くらいだよ?

そんなことをいっても、寒さには勝てないようです(´・ω・`)

結局十数分で初めての二人のお花見-----終了-----


その後は…彼のウキウキをとめることができず

大好きなスロットへ直行…結局、お花見よりもそっちのが数倍長くなりました。

まぁ 隣に座って初めて打った機種「南国物語」は6連荘してくれて勝ちましたヽ(´□`。)ノ・゜






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彼の支払いのごたごたも弁護士さんと付き合うこと1年ほどで解決し、

ご好意で弁護士費用を分割払いし、それも完済をむかえる頃になりました。


彼の愛車は相変わらず、沈黙したまま駐車場にあり毎月駐車料金を支払い続けています。


仕事は…彼がパチンコ店でバイトをはじめ早くも2年継続。

最近は正社員に誘われるも、思うところがあるらしく断っているらしいです。

ワタシはといえば、だいぶ落ち着いてきたとはいえ

ちょっとした大声や、電話、チャイムの音。

ちょっとした言葉に、時々まだ気持ちが乱れてしまい仕事につくっといった状態まではいっていません。

「死にたい!」「消えてしまいたい」っと思うこともよほどのことがない限り、

そこまで気持ちが沈んでしまう事も減りましたが、いつ突発的にまたそういう状態に陥るか…

自分自身とても怖いのです。


そしてワタシと彼もそろそろ「結婚」という話がでる時期になってきました。

どちらの親も結婚は?っといった言葉が出るようになってきました。

私たち二人は結婚する気は前からあったのですが…同棲してしまったことで

結婚と同棲のけじめがなかなか、つけられずにいたので親の介入はある意味…

ちょうどよかったのかもしれません。


今から1年前にうちの実家に彼をつれて「お付き合い」の挨拶はしていましたし、

彼の母親が彼を訪ねてきたときに何度かお会いしていたので、結婚のご挨拶?みたいな

感じで両方の家へ行く事になりました。


彼の家に行くと賑やかに迎えてもらって少しほっとしました。

正直 最寄の駅から歩いている時の心情は…

「どうしよう」こればかりでした。

自分がちゃんと挨拶できるか…へんな行動をとらないだろうか…

失敗することばかり頭をよぎっていました。

お泊りをして、2日目に彼の両親とお話をしましたが…

これからどうするのか、やっていけるのかっとの問いに

今まで見たこともないくらい(失礼)

彼が自分の考えを話していて「あぁ ちゃんと考えてくれていたんだ」と改めて思いました。


ただ、不都合な事、食い下がられると黙ってしまうのがとても辛かったです。

ワタシはまだあまり話したことがなかったですし…

彼が口を開くまでの沈黙がとても重く感じました。


彼の両親の元、結婚式は行わない、写真だけは撮る、両家の顔合わせはする、彼が正社員で仕事に就く、

引越しをして生活を作る、入籍は今年いっぱいか来年初旬にする。

こんなことが、決まりました。


あとは、お盆前にワタシの実家にこのことを報告しに行きお話をしてくることになりました。


嬉しいのだけれど…

いろんなことが決まってしまったので、それについていろいろまた悩みだしそうで少し心配です。


ワタシ的には、お盆前にうちの実家に行くのはいいのですがその後の段取りが

全然決まってないのが心配なのです。


彼に言っても


「行ってからでいいじゃん」


の 繰り返しなので…心配にもなるのです。



入籍をいつくらいにして、正社員で入る仕事もいつぐらいまでには決めて、両家の顔合わせも

いつくらいまでにする予定で、引越しはいつくらいに!


こんな感じでだいたいので目安をつくっていきたいのに…

それが全然ないので本当にちゃんと進んでいくのかはわかりません。


それでも「彼を信じて」頑張ろうと思います。



次回から リアルタイムで書こうかな?









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ワタシの様子をみて、彼が「病院へいこう」と言い出すことが多くなってきました。

病院…。

確かに、回りの人達も

・今の現代人は精神的に病んでる人が多いから、行くことは変じゃないよ

・何人かに一人は気付かないけど精神病なんだって

などと、ワタシが行きやすいように促してはくれるのですが…

なかなか、行く気にはなれないでいました。


季節もお盆の時期になり、ワタシが二十歳の時に亡くなった父のお墓参りも兼ねて

帰省するのがいつもの決まりで、この時も気持ちの調子が悪いながらも実家に帰りました。


実家の家族には、こういう状態であるっとはハッキリ伝えていません。

気分が沈む日が多いとか、情緒不安定であることしか言っていませんでした。

心配をかける人を増やしたくなかったからです。

なので、家族の前では一生懸命明るい自分を演じていました。

それでも、キツイ言葉などを聞き続けるうちにワタシの頑張るという思考は悲鳴をあげてしまい。

ちょっとした出来事で、泣き出して…あげく叫びだし…止まらなくなってしまいました。

母が何事かとワタシの様子を見に部屋へきて、泣いているワタシをなだめるのですが

どうしてもどうやっても、それは止まることがなく、嘔吐しながら泣き続けてしまいました。


『尋常じゃない…』


母がワタシの異変を強く感じたのがこのときだと思います。

それまでは、「病は気から」という言葉が普通に通っていた家だったので、

ワタシが「気分が沈む日が多いとか、情緒不安定」といっても気持ちの問題だ!っと

たいして気にもしなかった家族…。

まのあたりにしたことで、確実にこの頃から母と兄が変わりました。

姉は外で働いているので今もなお「病は気から」体質ですが…。


兄はいろいろワタシの症状などを考えて、自分で出来る範囲で調べてくれたようで

次にワタシが実家に帰ると、こうなんだろ?っと理解をしめしてくれました。

母は近所に同じような感じになる人がいてその人が『鬱』で入院していたことや

その人から話を聞いて感じたことなどを話してきてくれました。

そして家族からも「病院へいってみたほうがいい」と促されました。


病院…いったほうが自分の為にも周囲の人のためにもいいとは頭では思っていても

なかなか踏み出せないでいました。

自分でなんとか落ち着く事が出来れば!そのほうがいいっと思い込んでいました。


彼にも「少し自分で様子をみたい」といい

彼は「もうだめだと思ったら医者に連れて行くからな」っと言われ少し医者にいかないでみることに…。

ネットで症状をしらべたり…回りの声を聞くとやはり行った方がいいというのが多かったのですが。

自分がまさか…っという思いと大事にしたくないという気持ちのほうが強かったのかもしれません。


ワタシがまた気分が落ち込んだり不安定になると 彼が抱っこしてくれたり、

頭をなでてくれたりするようになり、そうしてもらうと落ち着くのが早くなった気がしました。








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しばらくして、彼は一人の弁護士さんと会い相談をしました。


弁護士さんの見解では自力返済は極めて難しいとのことで弁護士さんにお任せることとなり、

地元の弁護士さんだったので行き来も思うようにできず電話と郵便でのやり取りをしばらく続けた。

書類関係を彼はワタシに見せる事を拒んだので、あまり詳しい事は知らないまま…

手続きは進んでいったようでした。


「もう 弁護士さんが手続きしたから、終わってないけど電話もかけてこないと思うから。」


彼が安心するようにワタシに言いました。

その頃彼の書類がだしっぱなしで、ひっかかって崩してしまい起きなおそうとした時、

書類の一部が見えてしまい…そこは人間ですもの…見えた部分だけ読んでしまいました。


『同棲中の婚約者はノイローゼになってしまい仕事につくことは不可能。』


正式には婚約はしていなかったけれど、口約束で「結婚しようか」という話はでていたので

婚約者といわれても嘘ではないのですが…。

なんでワタシの事まで書いているの??

しかも、ノイローゼって…そうかワタシはノイローゼで最近おかしかったのか…。

自分でも正直わかっていました。

前の自分と今の自分は全然違う人間になってしまったことを。


他人の目がなんだ?不幸?笑ってしまえ!


そんな自分がいまでは、他人の目を気にしてこの状況を笑うなんてこともできず、

怒ったり、泣いたり、感情がセーブできないでいるのですから…。


調子のいい時に 久々にあった友達の一人に最近の自分の話をしたら、

「ばっかじゃねー?『すげ!あたしいま、やばくね?』とか思っても、あんたが悩む事じゃないじゃん」

そういわれた事もありました。

あぁ 前は考え方似てて居心地のいい友達だったのが、いまでは全然タイプが違ってしまった自分を

自覚した一瞬でした。




そして、彼が弁護士さんとまだやり取りをしていた時期、ワタシは一人の友人を失いました。

沈み込んだり、回復したりを続けていましたが、気分がよくもわるくもない日にそれは突然でした。


こういう状態になる前によく遊んでいた友人からメールが突然届いたのです。

彼女はワタシがいまこういう状態であることも、メールや電話の音が怖いということも…了承済みでした。

なのにメールを送ってくるという事は…なんだろうっと携帯を開くと。


『ちょっといつまでそうしてる気ですか。借りたものを返さないのは本当に非常識ですよ!!

早く返してください。もう待てません。私もいまいろいろと大変なんで3日以内に返してください!!』


こんな感じのメールの内容だったのです。

ワタシがメールも電話も怖いと話したとき「!」マークさえ、ついているのをみると

急に恐怖感に襲われるとも伝えていました。

そして、いつもこんな話し方も書き方もしない友人だったのでなおさら

「えっ?!…」っと思わずにいられませんでした。

しかも「借りたものを返さないのは本当に非常識ですよ!!」

ワタシは覚えがないのです…。


『なにかワタシ借りてましたか?』と 恐る恐る返信してみました。


『はい?!忘れてるとか本当に人間として最低ですね。借りたものはちゃんと返してください。

前、5000円貸しましたのでちゃんと返してください。』


すぐにこの返信が返ってきました。

ワタシは確かに彼女から、給料前にお金が必要になり借りた事はあります。

でも、給料が入ってから返していたはずなのです…。

動揺とわけもわからない恐怖心で、ワタシの体は振るえ心臓はものすごい勢いで鳴っていたのを

いまも忘れることは出来ません。

そんななか、貸したものは忘れても、借りたものは絶対に返すというのが信条のワタシは

借りたものは日時と借りたものをメモをして、返したら何日に返したという事を手帳に記入する癖が

あったので、手帳を震えながら開き確認をしました。


やっぱり、半年前に返したと書いている…。


『ワタシの手帳に、○月○日に△△で返したと書いてるんだけど…。』

っとメールを送ってみる。


『は?返してもらってませんけど?私の手帳には返してもらったとか書いてないですし、

私も返してもらった記憶はありません。三日以内に返してもらえますか?』


このあと何度かやりとりをしましたが…返してもらっていないの繰り返しで…。

正直かなり精神的にこのメールのやり取りで、ワタシはまた精神不安定になりかけていました。

体の震えもとまらず…とめることもできずに。

早くこのメールをやめなければ

自己防衛にも似た気持ちでした。

早くこのメールから開放されないと…また外へでるのも怖くなってしまう。

せっかく 外へ一人ででかけられる日が多くなってきたのに。


『手帳にも書いてるし、払った記憶もあるけれど…払った方がよさそうですね?』


『当然です。今からじゃ取りに行くのでどこで会いますか?それとも家まで取りに行きましょうか?』


ぞくっと悪寒が走ったような気がしました。

もう、ワタシの中で彼女は友人ではなく…敵のように思ってしまっていまいた。

怖い、怖い、怖い。

この人に会いたくない…怖い。


『いまは誰にも会える状態じゃないので家に来られても会えません。』


ワタシのここ1年ほどの状態を知っている彼女ならわかってくれるかもしれないっと

救いをかけてメールを送りました。


『なにも会わなくても、ドア叩くので少し開けてそこから渡してくれればいいじゃないですか?

それとも銀行から振込みでもしてくれます?』


そんなメールが届き…。

彼女がワタシの知っている彼女とはまるで別人のように思えました。

やっぱり怖い…。

ワタシの知っている彼女は、優しくて、ワタシがまいっていると「だいじょうぶだよ。」「ちょっとやすもう」

そんな言葉をかけてくれる人でした。

豹変?ぶりにさらに体も心も…ガクガクと震え いつの間にか泣きながらメールを送っていました。

何度かこのメールのあと銀行から振り込むことにしてメールを終える事になります。


翌日、彼にお願いをして振り込みをしてもらいました。

次の日彼女からメールが届き。

携帯の画面に彼女からのメールだと表示されているのをみて…また体が震えだした。

そして、この頃の彼とワタシが約束した、症状が悪化しないための約束。

我慢しない、無理はしない、頑張らない、嫌な事はしない、嫌な事は避ける。

彼女のメールの最後には、またメールするっと書いてあり…

もう、彼女からのメールが怖くて仕方がないワタシは

もう メールしないでっと意を決して送ってみました。

いまワタシは、あなたにも以前話したように、人に会ったり電話の音やチャイムの音が

ものすごく怖い状態がまだつづいているので、送らないでほしい。

そして 今回のメールであなたのことも怖いと思うようになってしまった事。

このままだと また死にたいと衝動を起こしていた頃に戻ってしまう事。

だから そっとしておいてほしいとメールを送ってしまった。


彼女からの返信は、

簡単に死ぬとか言わないでください。脅しですか?死ぬとか言われても困ります。

私が嫌ならもうメールしません。


このメールの後、彼女とは2年連絡を取っていません。

いま思えば、自分の事で精一杯だった事を悔やみます…。

でも、残念ながら…いま、だいぶ落ち着いてきたワタシですが、

こうやって彼女の事を思い出して書いているだけで、動悸が激しくなってきて

震えそうになるのを我慢するのが精一杯なのです。


今日はここで…。






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招かざる訪問者が来てからも相変わらず、電話と封書やハガキは届いていました。

いつ鳴るかわからない電話の音から逃げるように外へも出かけるのですが…

他人の視線が異常に気になるようになりました。

見られているかもしれない…そんな事を思ってしまって苦痛で仕方ありませんでした。


そのうち友人と会うのも苦痛になっていき、遊びの誘いも断ることが多くなってしまい。

家では電話や外の物音に敏感に反応していました。


彼は「なんとかしよう」とは思っているようですが、なかなか一歩を動かせないようでした。

そんな中、彼のお母さんがアパートを訪ねてきたのです…

新幹線で約2時間かけてやってきたのです…。

彼はワタシに話を聞かせたくないらしく、二人で近くのファミレスにでかけていきました。


親が尋ねてくるなんて…きっと実家にも、なにかしらのアプローチがあったのかもしれない。

あー…ワタシがもっとしっかりしていたら、彼はこんなことにならなかったかもしれない。

そう思ってしまうこともしばしば。

数時間後、彼は一人で帰宅し、親のとこにも電話いったらしくなんとかしなさいっという

話をされたっと言ってくれました。

これは、いよいよ…やばいのでは…。


それからも日々電話は間隔を狭めながらかかってくるのです。

彼がこっちに来た時に免許証や保険証のこともあり、住所を変更したのですが。

そのとき電話番号をどうするか悩み、もし万が一があったとき連絡先電話番号になるのかも?

っという話合いから私のアパートの電話番号を書いていました。

彼の親が連絡先を教えるにしても彼の携帯を教えるだろうっという個とから

そのへんが電話が鳴る原因ではないかっという話もでましたっが…。

今思えば、かかなければよかったっと思わずにいられません。


そして、今起きている事これからどうしたらいいのか、それを考えていくうちに…

ワタシの思考は止まってしまう事が増えていきました。

まさに…パニック状態とでもいうのでしょうか?

自分で自分の感情が抑えられなくなったり…ひどく気持ちが滅入ってしまい、

朝ベットから起き上がるのも辛い状態になったり…

ご飯を食べる気力ももてず、食べなければっと食べても、すぐにトイレに嘔吐しに走ったりと

自分の状態もなんなのか…悩んでいました。

彼は、このとき具合が悪い事が多いなっと思っていたようです。


そんな時彼とこれからどうするかっという話になり、喧嘩に発展してしまったのです。

喧嘩事態はしょっちゅうしていたので、珍しくもなかったのですが。

この問題のことから普段の不満に発展し…収集がつかなくなり

喧嘩しているうちに、ワタシは自分がしっかりしていれば、気付いていれば…

こんなことにはならなかったのに…この喧嘩もすることがなかったのにっと

自分を責めてしまい、涙がとまらなくなり


「ごめんなさい」


っとばかり口からこぼれていました…。



この喧嘩の後から、ワタシは自分の存在がとても嫌なものに思えてしまい…。

なにかしら、小さなきっかけがあると「消えてしまいたい」と思いつめてしまい、

たびたび騒動を起こしてしまうことになってしまいました。


彼はその騒動をまのあたりにしたとき…


「あぁ、こいつ本当にまいってしまってる。精神的にどこか変になってる」


こう 思ったようでした。


そう 意識してから彼は、親の勧めで弁護士さんに相談することを決断し、

やっとこの事柄に向き合う気持ちを動かした気がしました。








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3ヶ月がたった…相変わらず電話と封書やハガキは数が減る事はありませんでした。

もう、いっそのこと電話の線を抜いてしまおうかと何度思ったかわかりません。

電話が鳴るたびワタシの心臓はドッドッドッドっと大きく音をたてていました。

彼に幾度となく聞いていたワタシ。

しばらくして彼が、ワタシにうちあけてくれたのは…


「仕事で使っていた車をいじったり…そういうのでローン組んでたっていったやん…」


確かに付き合い始めた頃そんな話を聞いた気がします。

そう…同棲を始めてから彼の収入は激減し、月15万という金額に設定していた支払いが

滞っていたのでした…。

いますぐ払って!心の中でつぶやきました。

しかし、彼はまだアルバイトさえ決まっていない…。

月々の生活をなんとかスロットで支えている私達に月15万という金額は厳しい現実でした。

でもいつまでも、支払わずにいたらワタシの携帯の時 と同じになってしまう…

しかも、今回は彼の事情…彼に任せるしかない。

ワタシはなにもできないのだから…。


-そんな告白から数週間後-

ピンポーーン


玄関のチャイムが鳴り「宅急便か郵便かな」っとドアを開けないで応答をすることに。


「はーい。どちら様ですか?」


「あっ、いらっしゃいますね。ちょっとドア開けてもらえますか?」


「どちらさまですか??」


「わたくし、△△の方からきましたAと申しますが○さんの事で」


はっ…借り入れ先の人だっきっと…。

ドア開けなかったら 声おっきくなったらやだなぁ…。


念のためドアチェーンをつけたまま、少しだけドアを開く。

黒めのスーツを着た二人の男性が立っていた。


「○さんいらっしゃいます?」


「いま、でかけていていませんが?」


「いつ帰るか教えてください。会わずに帰るわけにもいかないので。

あっ あなたは一緒に暮らしている えーっと表札の方ですね」


「はぁ…」


-中略-


「っで、いつ帰るんです?」


言葉は優しいけれど 少し強引に話を進めていく人でした。

ながながと彼の事情をワタシに言いながらなにか探ろうとさえしてきていた。


「わかりません。携帯ももっていないので出て行ったら帰ってくるまで連絡もつかないですし。」


「ほんとにわからないの?わかってるんでしょ?

…まぁ うちが裁判起こしたらあなたには証人で来てもらうことになると思いますからね」


そう言い残してその二人は帰っていった…。

どっと疲れが体に溜まった気がしました。

裁判…証人…もう頭が混乱しそう…。

ワタシができること…ワタシになにができるだろう…。

働いて少しのお金をつくってあげることなら、できなくもないけれど。

ワタシがなんとかしたのでは、彼のためにもよくない気がした。


そして数日後 ワタシの姉が泊りがけで遊びに来ました。

心配をかけたくないので黙っていようと思っていたけれど…

電話がなったら 全てわかってしまうので事の事情を話した。

姉は家族にはだまっていてくれるといってくれたのですが…

電話が鳴るたびに挙動不審になるワタシをみて心配だと言った。


ピンポーン

玄関のチャイムが鳴った。

前の招かざる訪問者以降ワタシは玄関のチャイムの音にさえ、ビクっとするようになっていました。

そして、極力前もって連絡があったとき以外はチャイムが鳴っても出ないようになっていました。


ところが姉とでかけるために準備していた時に鳴ったので、姉が玄関にでてしまったのです。

姉はドアを開けてしまった…。(以下会話は覚えている範囲です)


「○さんいらっしゃいます?」


「いませんが?」


「あなたは××さんですよね?」

(××ワタシの名前)


「いえ?違いますけど?」


「おかしいなー大家さんに行ってきたんですよいま。

××さんの特徴も聞いてきたんだけど、あなたとそっくりなんだけどなー。××さんでしょ?」


「ちがいますけど?」

姉とワタシは5才年が離れているし、ワタシは身長が低く姉は身長が高い…。


「認めちゃったほうが楽になるよー?嘘ついちゃだめだよ。こっちはわかってんだから。」


「認めるも本人じゃないので…」


「じゃーさ、本人じゃない証明できるのもってきてよ。名前書いてるのとか」


姉が部屋へ戻ってきて、口に人差し指をあてて黙っているようにうながしてきた。

小さく頷くと 財布から自分の名前の入った会員証を持って玄関へもどっていく。

ワタシの体は、ガクガクと振るえ、表現できないほど不安と恐怖でごちゃごちゃになっていました。


「へー□□さん?ふーん」

そんな声が玄関から聞こえてきました。


「××じゃないですよ。本人留守なんですけど帰ってもらっていいです?私も出かけるところですし。」


「あー。そういえば大家さんから聞いたんだけど、ここの家賃も滞納してたことがあったってしってる?

大家さんから聞いてきたんだよねー。」


「へー、そうなんですか。大変ですねぇ」


「もうさ、本人だっていっちゃえば?楽になるからさ」

そんな、やりとりがこの後も続いたあと帰っていった。

一時間ほどの時間だった。


確かに一時的に職を失った時、滞納してしまったことがあったが…

それは彼と出会うずっと前の事だ…。

しかも、彼ではなくワタシの事であって…ワタシのプライバシーは全くないようでした。

本人ではないっと証明までした人に、そんなことも話してしまうのです。

もしかして、いろいろな人にいろいろな事をいっているのかもしれない…。

そう思うと急に怖くなってきてしまいました。

この後出かける前に、姉が外をみてきて「まだ車がとまっている」といいこの日のお出かけは中止に。


怖い…ものすごい不安…どうしたらいいのか…

電話が鳴る…玄関のチャイムがなる…外では見張られている…

そんな夢さえ見るようになり、落ち着ける場所もなくなってしまいました。

この頃から情緒が不安定になり、ちょっとしたことでパニックになるようになっていました。

ちょっとしたきっかけで、どっと不安が押し寄せてきて涙が止まらなくなったり。

体が震えて止まらなくなったり。

外へ出ることや電話さえも恐怖の対象になってしまっていました。


ワタシは一体どうなってしまったんだろう…それさえも考える余裕さえなくなっていたのでした。






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同棲生活も1年を無事乗り越えた頃、彼宛に封書や中身の見れないハガキが届くようになりました。

自分宛じゃないので開けてみるわけもなく、届くたび彼に渡していました。

だんだん、届く回数が増えて…

「これって一体なんなだんだろう?」

そう、疑問に思うことが多くなってきたのと同時にワタシは軽く不安を覚えました。

なにか、やばいことになっているのではないだろうか?

彼に封書やハガキのことを聞いても歯切れの悪い返事しか返ってこないのだから。

でも、開けてしまうのはさすがに…まずいと思い、気になってもどうすることもできませんでした。


そのうち、家の電話がよく鳴るようになってきたのです。

知らない電話からは大抵セールスや勧誘の電話が多いので出ないのですが…

(用事のある人は、その旨留守電に入れるので折り返すから大丈夫)


ぷるるるぅ ぷるるるぅ ぷるるるぅ ぷるるるぅ ぷるるるぅ ぷるるるぅ

「ただいま 留守にしています。ピーっとなったら…」

ガチャン ツーツーツー


こんな感じに留守電になると、切れてしまうのです。

着信履歴を確認していくと、同じ電話番号から何度もかかってきてるのがよくわかりました。

ほぼ4日おきくらいでかかってきていた電話もとうとう…

ほぼ毎日数回に変わってきて、電話の音でワタシは少し疲れてしまいました。

でも、思い切って出るのも怖いのです。

だって 何度もかけてきてる=用事がある

でも、用件は絶対入れない…相手が全くわからないのですから…。


そんな状態が2ヶ月ほど続き、電話の音がいやで外出し帰宅すると、着信7件。

そんな日も増えていきました。

彼へ届く封書も…ハガキも相変わらず届いていました。


そんなある日部屋にいると、いつものように電話が鳴り出し びくっとすると…

留守電に変わったのに切れなかったのです。


「○○さん ○○会社ですが、連絡とりたいのでお願いします。」


○○さん…彼宛です。

少し低めのしゃがれた声の伝言でした。着信した番号をみると

これまで 何度もかかってきた電話番号の中の一つでした。


えっ、どういうことだろう。

しかも、○○会社っていうのもよく封書が届いていた会社で見覚えがありました。

彼がなにかワタシに隠している?そう思えてしかたがありませんでした。

その日、彼に問いただしてみたものの…


「あー… 大丈夫だってなんでもないから」


本当になんでもないのだろうか…だったら連絡をとってほしい…

最初に留守電を残した会社以外にも、伝言を残すところがでてきた。

留守電から聞こえる「しゃがれた少し低めの声」が同じ言葉を繰り返す。

正直もう電話が鳴る音に軽く、恐怖心を覚えてしまっていて、落ち着かないのです。

ワタシの心配性が大きく動き出したような気がしました。

何事も なければいいのに…。

早くこの電話が鳴らないようになればいいのに…。







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同棲してからちょっと遠くへ出かけられるようになりました。

今までワタシになかったもの…そう車、彼の車です。

ちょっと遠くのシネコンへ出かけたり、夜ドライブしたり、郊外のペットショップにいったり。

駅周辺しか、遊び場がなかったのにいきなり範囲が広がりました。

なにより、ドライブが楽しくてしかたありませんでした。

いろいろなものを発見したり、ちょっと寄り道したり、運転している姿が好きになったり。

「ドライブ行くか?」っといわれれば「いく!!」っと喜んでついていっていました。


あの日も普通に車でおでかけのハズだったのです。

日曜の昼下がり…彼の車で買い物ついでにドライブをしていると…


「前の○○ナンバーの車停車してください!」


○○ナンバーなんて他県のナンバーはそうそう走っているわけがありません。

パトカーは私たちの斜め横…これは間違いなく『この車に言っている!』

パトカーに叫ばれたのは2度目なので「どうしたんだろ…」心臓がドキドキ。

彼はため息とともに交差点を抜けてから車を止めました。


パトカーも後ろをついてきて、助手席のドアが開きおじさんが走ってくる…

窓を軽くコンコンっと叩かれて、窓を開ける彼。


「んっとねー…(助手席の私をチラリと見る)彼ちょっと外いいかな?」


軽くうなずいて「心配しなくていいから」っと言い残して外へ出る彼。

なにやら車の後ろにまわって何か言われた後パトカーに連行される姿が、見えました。

なんだろ…車の車高が低すぎるよっていわれてるのかなぁ。

それとも、フィルムはりすぎとか言われてるのかなぁ。

いや、後ろってことは あのマフラーかもしれない…。

そんなことを考えていると、彼が戻ってきてパトカーもどこかへ行ってしまった。


「マフラー出すぎっていわれてお金払わないといけなくなったw ( ;¬_¬) 」


この日は どこかへ遊びにいく気にもなれず、そのままアパートへ帰ることになりました。


また別の日、ファミレスに行った帰りでした。

ファンファン…「あっなんか、嫌な予感…」

その頃のワタシは交番やパトカーを見ただけでかなりドキっとしていました。


「前の青い車止まりなさい!」


またしても…前と同じ理由で止められ、点数減点と罰金をいただいてしまいました。

こんなことが このあと数回あり…車で出かけるのはなるべく控えようという事に。

せっかく車あるのにでかけられないなんて…宝の持ち腐れ…。

運転好きな彼も我慢できるわけがなく、彼なりの苦肉の策が生まれました。

そうだ!マフラーをはずしてしまえば大丈夫かもしれない。

おお、そうかもしれないっと一瞬思ったけれど安直です…。

思い立った彼は、すぐハズス作業に入り…取り外した大きな物体が部屋のトイレの前に居座りました。

それから、数日後車ででかけないと行けなくなり久々に車を動かしました。

案の定…


「はい。前の○○ナンバー停車してください」


この間までは「出すぎ」で罰金減点。今日は「つけてない」で罰金減点。

彼はこの日を境に免許証の点数も少なくなり車を動かす事がなくなりました。

そのうちバッテリーもあがり、車検も切れ彼の愛車は完全に沈黙してしまいました。



車高が低くて音も大きくてクーラーはちょっと壊れめの青い車。

ワタシはほんの半年から1年くらいしか乗ってないけれど、思い出はいっぱいです。

彼と初めて会った時にのった車。

彼と初めて海を見に行ったのもあの車。

映画館に初めて行ったのもあの車。

最初で最後かもしれない外でのキスもあの車。

ちょっと音が大きくて声を大きくして話ていた車内。

乗り物酔いをしやすいワタシが唯一、一度も酔わなかった車。

二人で買いに行った車の芳香剤…どの匂いがいいか真剣に選んだなぁ。


きっとこれから新しく車を買えるようようになっても、あの青い車は思い出と一緒に

ずっと忘れることはないと思います。

できるなら、廃車にする前にもう一度あの車で最後のドライブがしたい。

できないのはよく知ってるわかっているけれど、そう思わずにいられないのでした。







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