1月27日、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ『嵐』が、2020年12月31日で活動休止することが明らかになり、ファンや関係各所にさまざまな影響を与えている。
「ジャニーズのトップグループである嵐があと2年で活動休止するということで、早くも“ポスト嵐”がどのグループになるか、マスコミやジャニーズファンがそれぞれの思いをめぐらせているんです」(アイドル誌ライター) 2月5日発売の『FLASH』(光文社)は、<次世代を担う「滝沢ジャニーズ」と「キンプリ」>と題して、ポスト嵐の最右翼は、キンプリこと『King&Prince』だと報じている。
キンプリは19歳から23歳までの若手メンバーで構成される6人組。昨年5月発売のデビューシングル『シンデレラガール』は、発売初週で57万7000枚を売り上げ、世間から早くも“ポスト嵐”と目される存在となった。昨年の大みそかには、5人のメンバーで『NHK紅白歌合戦』に初出場するなど、異例のスピードでスター街道を歩んでいる。
「『FLASH』は、歌やパフォーマンスはすでに評価されているものの、嵐級の人気を獲得するには、まずメンバー個人の活躍が必須だと報じていました。平野紫耀(22)や岸優太(23)など俳優としてドラマや映画の主演を張るメンバーもいますが、バラエティのトークやMC能力はまだこれから。嵐ほどのグループになるには、一人ひとりに高い総合力が求められます。ジャニーズの関係者もキンプリには相当力が入っており、一部では“嵐の活動休止までの2年間でキンプリはスターになれるだろう”というような声も聞こえてきますが、はっきりいってそれは絶対に無理ですね。多くのテレビ関係者、芸能関係者が“2年じゃ間に合わない”と声をそろえていますよ」(テレビ局関係者)
CD売上や、通称「ティアラ」と呼ばれるキンプリファンの熱も、他のジャニーズグループに比べても申し分ないように思われるが、「無理」というのはどういうことなのか……。テレビ局関係者が続ける。
「あの嵐ですら、1999年のデビューからしばらくは下積みのような経験を積んできているんです。2002年に始まった嵐の冠番組『Cの嵐!』(日本テレビ系)は、水曜日深夜1時からという時間帯の放送でした。この番組では役所や企業のクレーム処理を嵐メンバーが代行するというもので、その後『Dの嵐!』『Gの嵐!』と続いていきましたが、それでも視聴率もなかなか振るわず、グループとしての嵐もなかなかブレイクできませんでした。転機になったのは2006年に始まった『嵐の宿題くん』(日本テレビ系)という番組。番組内の『視聴者から嵐への宿題』というコーナーで、視聴者から送られてきた疑問を実験で検証する企画が、嵐の頑張りもありますが、何より企画の面白さから人気を呼び、2007年頃から視聴率も上昇し、嵐のブレイクにつながっていくんです。嵐ですらこれほど時間がかかっているんですから、たった2年で、嵐並みの人気グループを育て上げることは不可能でしょうね」
さらに嵐がここまでの国民的グループに成長した背景には別の要素もある、とテレビ局関係者は話す。
「大きな要因は、2016年のSMAP解散です。かつての国民的グループのSMAPがいなくなったからこそ、嵐が“ポストSMAP”として国民的なグループになれたんです。その理由は、SMAPのファンの一部が、SMAP解散後に嵐のファンになったからです。もちろん、SMAP解散とともに、中居正広や木村拓哉のそれぞれのファンになった人、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の『新しい地図』のファンとなった人もいますが、一定数は、現役ジャニーズグループである『嵐』に乗り換えた人もいるといいます。だけど、それはSMAPがいなくなったことで起きたこと。
嵐の場合、これから2年間は全力で駆け抜けることが分かっていますのでキンプリに乗り換えるファンはゼロでしょう。そのことも、キンプリが2年で“嵐”にはなれないゆえんです」(同)(日刊大衆より)
「ジャニーズのトップグループである嵐があと2年で活動休止するということで、早くも“ポスト嵐”がどのグループになるか、マスコミやジャニーズファンがそれぞれの思いをめぐらせているんです」(アイドル誌ライター) 2月5日発売の『FLASH』(光文社)は、<次世代を担う「滝沢ジャニーズ」と「キンプリ」>と題して、ポスト嵐の最右翼は、キンプリこと『King&Prince』だと報じている。
キンプリは19歳から23歳までの若手メンバーで構成される6人組。昨年5月発売のデビューシングル『シンデレラガール』は、発売初週で57万7000枚を売り上げ、世間から早くも“ポスト嵐”と目される存在となった。昨年の大みそかには、5人のメンバーで『NHK紅白歌合戦』に初出場するなど、異例のスピードでスター街道を歩んでいる。
「『FLASH』は、歌やパフォーマンスはすでに評価されているものの、嵐級の人気を獲得するには、まずメンバー個人の活躍が必須だと報じていました。平野紫耀(22)や岸優太(23)など俳優としてドラマや映画の主演を張るメンバーもいますが、バラエティのトークやMC能力はまだこれから。嵐ほどのグループになるには、一人ひとりに高い総合力が求められます。ジャニーズの関係者もキンプリには相当力が入っており、一部では“嵐の活動休止までの2年間でキンプリはスターになれるだろう”というような声も聞こえてきますが、はっきりいってそれは絶対に無理ですね。多くのテレビ関係者、芸能関係者が“2年じゃ間に合わない”と声をそろえていますよ」(テレビ局関係者)
CD売上や、通称「ティアラ」と呼ばれるキンプリファンの熱も、他のジャニーズグループに比べても申し分ないように思われるが、「無理」というのはどういうことなのか……。テレビ局関係者が続ける。
「あの嵐ですら、1999年のデビューからしばらくは下積みのような経験を積んできているんです。2002年に始まった嵐の冠番組『Cの嵐!』(日本テレビ系)は、水曜日深夜1時からという時間帯の放送でした。この番組では役所や企業のクレーム処理を嵐メンバーが代行するというもので、その後『Dの嵐!』『Gの嵐!』と続いていきましたが、それでも視聴率もなかなか振るわず、グループとしての嵐もなかなかブレイクできませんでした。転機になったのは2006年に始まった『嵐の宿題くん』(日本テレビ系)という番組。番組内の『視聴者から嵐への宿題』というコーナーで、視聴者から送られてきた疑問を実験で検証する企画が、嵐の頑張りもありますが、何より企画の面白さから人気を呼び、2007年頃から視聴率も上昇し、嵐のブレイクにつながっていくんです。嵐ですらこれほど時間がかかっているんですから、たった2年で、嵐並みの人気グループを育て上げることは不可能でしょうね」
さらに嵐がここまでの国民的グループに成長した背景には別の要素もある、とテレビ局関係者は話す。
「大きな要因は、2016年のSMAP解散です。かつての国民的グループのSMAPがいなくなったからこそ、嵐が“ポストSMAP”として国民的なグループになれたんです。その理由は、SMAPのファンの一部が、SMAP解散後に嵐のファンになったからです。もちろん、SMAP解散とともに、中居正広や木村拓哉のそれぞれのファンになった人、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の『新しい地図』のファンとなった人もいますが、一定数は、現役ジャニーズグループである『嵐』に乗り換えた人もいるといいます。だけど、それはSMAPがいなくなったことで起きたこと。
嵐の場合、これから2年間は全力で駆け抜けることが分かっていますのでキンプリに乗り換えるファンはゼロでしょう。そのことも、キンプリが2年で“嵐”にはなれないゆえんです」(同)(日刊大衆より)
